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シェアハウスで子育てをするという選択

こんにちは。ゆりです。
シェアハウスで子育てをして1年とちょっと。
シェアハウスでの子育てってどうよ?と思う方もいると思うので暮らしを綴ってみます。

結論から言うと、はじめての子育て環境をシェアハウスにしてよかった。
皆さんの「子育て」の選択肢が増えたら嬉しいです。

臨月で引っ越した先はシェアハウス

臨月で愛知県岡崎市に引っ越し。
いろんな物件を見たけど夫婦共々全然ピンとこず、近くの宿のオーナーと話てしてシェアハウスにする物件に入居するという選択になった。
文にするとちょっとややこしいので、細かいインタビュー記事はこちら↓


不安は案外なく、楽しい暮らしになればいいなーくらいに思ってたな。

いよいよ出産。産後1ヶ月は実家にいたので、シェアハウスは夫がほぼ1人暮らしで、途中から旅人の若者が2ヶ月だけジョインした。

住みびらき

産後1ヶ月後から本格的なシェアハウス暮らしがスタート。
そのタイミングで、オープンデイを企画して住みびらきをした。
入れ替わり立ち替わりで、地域の方や地元の同級生が30人くらい来てくれたんじゃないかな。

住みびらきでのひとコマ

人を家に呼ぶことや、ホームパーティーな雰囲気に抵抗のない夫と私は、すでにこの雰囲気に満足。

そして何より、我が子に会いにきてくれて愛でてくれるのが嬉しかった。

シェアハウス子育てのメリット

ここで、約1年半住んで経験したメリットデメリットを。

その1:幼い子を連れて外出しなくても、人に会える

前述のとおり、うちは家に人を呼ぶのに抵抗がないタイプ。
シェアハウスのリビングに住人じゃない人たちも「ただいま〜」と言いながら帰ってくる。

小さな子を連れて外に出るのって億劫だけど、外に出なくても
皆が来てくれるのがとてもありがたかった。
夜に飲みに行けなくても、家だったら子どもが寝た後もリビングでだらだら皆で話せたり。

”育児が孤独”という人もたくさんいるけれど、ありがたいことに私は一切孤独を感じていない。現在進行形で。

産後1ヶ月半くらいの写真。家にみんなが集まってきて楽しい時間。

その2:「ちょっと見てて」を言える人が家に増える

リビングとキッチンが離れている我が家。
ちょっと目を離したい…けど心配….ってときに、シェアメイトがリビングにいると「ごめん、ちょっとみてて…!!!」ができた。

「ちょっと見てて」と気軽に言える大人が夫以外に家にいるのはとても大きな存在だなと思う。

「ちょっと見てて」の結果、かわいいお昼寝タイムに。

その3:娘の信頼できる大人・好きな大人の幅が広がる

シェアハウスに入居してから、シェアメイトは数人代わったのだけど、みんなとーっても娘のことを可愛がってくれるし、一緒に遊んでくれる。

今まで赤ちゃんと触れ合ったことないという20代前半の子たちが、一生懸命関わってくれる姿が嬉しくて嬉しくて。

生後6ヶ月過ぎた頃から一緒に住んでいるシェアメイトのことは認識していて、娘の中では「好きな人」。朝キッチンに来ると、見に行ったり大きく手を振ってみたり、とにかく会えると笑顔。嬉しさが伝わってくる。

この月齢で親や親戚以外に”好きな大人”ができるのって、なんかいいよね。

盛大におこなった娘の1歳の誕生日。まちの皆さんはもはや親戚。

その4:夫婦以外の「だれか」の存在の大きさ

はじめての子育て、我が子を想ってした行動が夫婦間で違うことだってある。ぶつかりあうことだってある。言葉にできなくて、ぎすぎすすることだってある。
そんなときに、夫婦以外の「だれか」がいてくれるだけで会話が生まれたり、いつの間にかぎすぎすが溶けてたり。潤滑油になってくれていることも。

もちろん、シェアメイトにとって居ずらい空気感は出してないけど、こっそり助けられることがある。


夫婦だもの、いろいろあるよね

シェアハウス子育てのデメリット

デメリットがあまり浮かばないのが正直なところではあるけど、きっと読んでいる方はデメリットも知りたいと思うので絞り出してみる。

その1:掃除の頻度

私たちは自室よりもリビングなどの共有部で過ごすことが多い。ましては赤ちゃんがいるので、掃除はそれなりの頻度で行う。シェアメイトは朝から晩まで働いていることも多く、掃除頻度はそれぞれ偏りがちかな。

自分たちが掃除したいタイミングで掃除しているので、億劫ではないのだけれど。

共有部掃除の担当も決めていないので、シェアハウスや住む人によってルールは決めていけばいいと思う。

その2:子育て方針がある場合、周知しなければならない

こう育てたい!これはNG!など、子育て方針はご家庭の数だけあると思うんだけど、シェアハウスの場合、みんなに周知していないと知らない間に食べたことないお菓子あげてた、とかなりそうだなーってなったり。(これは想像)

そもそも、うちはいろんな大人に触れて育ってほしいと思ってるので
このデメリットは感じてないのだけれど。

おわりに

「シェアハウスに住む」ことが子育ての選択肢のひとつになったら嬉しいなと思って書きました。

少なくとも、私たち家族はこの選択によって楽しい暮らしをしています。
改めて、まちの皆さんありがとう。

※シェアメイトも募集してるので、ぴんと来た方はぜひ!

ぐっと冬が近づいてきた頃、自宅にて執筆。

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