会社員からフリーランス保育士に【京都編】
ゆりです。
京都で過ごした約3年間で会社員→フリーランス保育士になったので、その軌跡を綴っておきたくてPCに向かっています。
働き方に悩んでいる方、保育士の仕事で行き詰まってる方に少しでも光を届けられたらいいな。
インバウンド向けの旅行会社に入社
京都生活が始まったのは2019年9月。
今まで公立こども園や小規模保育施設で働いてきたけど、「他のことにチャレンジしたい!」という気持ちで、英語がちょいと喋れたこともあり、ご縁があったインバウンド向けの旅行会社に入社した。
京都という歴史古い土地で、保育士をするってことも恐れていたのも大きな要因のひとつ…
▼詳しくはコチラ
お仕事内容
京都は外国人観光客がたーっくさん。
入社して、いろんなことを覚えてやっと慣れたのにコロナで外国人観光客が来なくなって…とたくさんの試練があった。ここで経験させてもらったお仕事内容をざっと箇条書きに。
カスタマーサービス(外国人のお客さまとのメールやりとり)
予約スケジュール管理
ツアーガイドさんへの打診、アサイン
ツアーガイド(錦市場案内しまくった)
SNS運用(主にTwitter)
オウンドメディア記事作成、SEO対策
オンラインツアー企画、集客、運営
コミュニティ運営
ベンチャー企業だったこともあり、いろんなことにチャレンジさせてもらった。働いてるときは、目まぐるしさ>楽しさだったけどこうして振り返ると感謝でいっぱいです。
やっぱり諦めきれない保育のお仕事
旅行会社に勤めつつも、やっぱり保育のお仕事が好きだったんだな〜と気づかされる日々。
行事に四季を感じたり、子どもたちと笑いあったりケンカしたり、”保育に触れていたい!"という思いがふつふつ湧き上がり、副業OKだったので平日は旅行会社、土日はベビーシッターのお仕事をすることを決意。
ベビーシッター需要の多さに気づかされる
土日のみご依頼を受けていたけど、平日のお問い合わせもたくさんくるように。こんなに必要としているご家庭はあるのに、手を差し伸べられないもどかしさとの葛藤が始まった。
平日夕方〜夜のご依頼がとても多いベビーシッターのお仕事。
旅行会社は18:00までの勤務だったのでどう頑張ってもお引き受けず心苦しくお断りメールばかり打ってたな。
そんな矢先、コロナもどんどん拡大してインバウンド旅行客が減少していった。
徐々にフリーランス保育士へ
「会社辞めてフリーランス保育士になります!!!」っていきなり覚悟を決めたわけではなく、一旦旅行会社を週3勤務にしてもらい、あいた時間でシッターのお仕事をするようになった。
そして、2021年5月末に退職。私は完全フリーランスとなった。
いただいたご依頼は基本断らずに全部受けてた日々。
ベビーシッターとしての収入の限界を知りたくて1日3件はしごして、休みなく13連勤とかしてた。(もう無理)
そんな中、PCひとつで旅しながら仕事してる友だちたちがすんごい楽しそうにしてる姿に憧れをもった。
旅好きフリーランスのコミュニティの存在
友だちがはじめたコミュニティ「@world」が単に楽しそうだったし旅好きだし、週3会社員のときから参加していた。
▼@world の詳細はこちら
「ノマドワーカー」「ワーケーション」…現場重視の保育士には縁もゆかりもない言葉たち。でも、私もPC持ってワーケーションしたい!そんな一心で何ができるか模索。
ベビーシッターだけだと、自分の体が動かなくなったときに収入がなくなるのもリアルな悩みだった…
SNS運用のお仕事
旅行会社で培ったSNS運用の技
(100人フォロワーのTwitterアカウントを1年で7,500人に成長。)
が使えることに気づき、知り合いのお店のSNS運用を担当することに。そして、気付いたら3社のTwitter運用のお仕事が増えた。
広報としてSNS以外のお仕事依頼もいただき、念願のPCだけでお仕事ができるようにもなった。
広報としてのお仕事内容
京都のお茶屋さんの広報を担当させてもらったときのお仕事内容もざっくり箇条書きに。かなり自由度高くSNS運用させてもらって、企業同士の繋がりもできてとても楽しく働かせてもらった。
SNS全般運用(Twitter,Instagram ,LINE)
オウンドメディア更新
プレスリリース執筆
メルマガ作成
他企業との交流会企画
店頭販売
生産
保育士としてのワーケーション
その後、「親子ワーケーション」のシッターとして1週間来てくれないかというご依頼もあり、福島で1週間子どもたちと過ごすお仕事にも参画。
保育士でワーケーションは不可能と思ってたけど、不可能なんてことは自分が決めつけてただけなんだなと反省。とても有意義な時間を過ごせた。
さいごに
これが会社員からフリーランス保育士になった私のざっくりとした流れ。
「これは無理」「これはできないでしょ…」なんて思ってたら本当にできないし、どうしたらそこに辿り着けるのか?を模索して小さくトライしていった感覚。
京都生活は、人としても保育士としてもかなり成長できた時間だったなぁと改めて感じる。
そして、2023年5月8日に合同会社わたげ を設立。
この話はまた今度。