【アート展感想】ブランクーシ展
東京・京橋のアーティゾン美術館で開かれているブランクーシ展へ。ルーマニア出身の彫刻家、日本初の個展。
Naota_tさんのnote記事を見て気になり、閉幕前に駆け込み。
1.見どころ
①シンプルで力強いブロンズの彫刻達。
ブロンズ作品が特に、ヴィーナスや鳥など、抽象化されることで力強さを感じた。照明の影響も加わって、様々な角度から見ても表情が異なり印象深かった。
②収蔵品の多彩さ
見慣れないタイプのピカソ(絵画・彫刻)やモネの睡蓮、ジャコメッティ…など石橋コレクションの多さに感嘆。新たに収蔵した作品も展示されていた。
③美術館そのものの空間
都市型として6フロアに積層されているものの、真鍮やタイルなど素材にこだわった全体的にスタイリッシュな空間で、展示室に向かうにつれ高揚感があった。サインやトイレにも美学が貫かれている。
展示室間も下の階との繋がりを感じられるような抜けがあって、鑑賞体験を楽しくさせている。
2.雑感
閉幕前にしては混み過ぎておらず、コンパクトで見やすかった。全体的に文字情報も少なくて鑑賞しやすかった。
3.グッズ
グッズはさほど多くの種類は展開されてない。接吻のキーホルダーは完売。個人的にはコーヒーは珍しかった。ポストカードとポストカードフレームを購入。
4.終わりに
アーティゾン美術館へ初めて行ったので、空間体験が楽しかった。
暑い日の余暇の過ごし方の一つとして、天候に左右されない美術館鑑賞はおすすめ。サイトなどで比較的混んでいない展示や時間帯を調べて行くと鑑賞や待ち時間のストレスが少ない。
ちなみに、アーティゾン美術館は、東京駅で降りてヤエチカから行くのが1番涼しく行けそう。