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イマジネーション・ログ✨第6話『アナ雪と世界遺産』

✨ディズニーと世界遺産は、世界を繋ぐ物語✨


【プロローグ】はじめに

みなさんこんにちは👋
世界遺産アカデミー認定講師のゆうりです🦇

イマジネーション・ログ第6話でございます✨お久しぶりです👋なかなか更新できませんでしたが、いかがお過ごしだったでしょうか?😊

私は世界遺産検定準1級の試験が終わり、ディズニー映画を観賞しまくっていました!😆あれ?やってることがいつもと変わらないような…?🙃

さて今回は、ディズニー映画の中でも絶大な人気を誇る『アナと雪の女王』で世界遺産や国を巡って参ります❄⛄

東京ディズニーシーⓇに新たに誕生したテーマポート、「ファンタジースプリング」の一部にも組み込まれ、大変注目を集めていますね🤗

それではさっそく、
物語を巡る冒険を始めましょう✨

【第1章】姉妹と真実の愛

まずはいつものように、物語の世界を覗いてみましょう🤭🎶昔むかし、アレンデールという輝く王国に、美しい姉妹が住んでいました。

姉のエルサは、触れたものを凍らせたり、雪を作り出したりする魔法の力を持っていました❄妹のアナとは大の仲良しで、幸せに暮らしていたのです︎🤗💕︎

ところがある日の夜、誤ってエルサの魔法がアナの頭に当たってしまい、氷のように冷たくなってしまいました😰💦

何とか一命は取り留めたアナでしたが、エルサの魔法は益々強くなっていく一方でした。王と王妃は、力を抑えられるようになるまで、城の門を全て閉ざすことに決めたのです。

エルサは自分の部屋に閉じこもり、アナは寂しさを覚え、二人は疎遠気味になります。そんな姉妹に更なる悲劇が襲います。両親が帰らぬ人となったのです…😓

エルサは恐怖に支配され続ける一方で、アナは独り寂しく過ごす日々…。二人の凍りついた関係が変化することはありません😢

お城の門が全て開く戴冠式までは…。

この続きは、Disney+で独占配信中ですので、ぜひご覧ください😊また同時に、予告映像も併せて覗いてみてくださいね🎶


【第2章】姉妹と物語の原作

それでは次に物語の裏設定と舞台を一緒に見ていきましょう!😊🎶物語の原作は、アンデルセンが書いた名作『雪の女王』❄物語の内容は以下のとおりです🤭

作者「ルドルフ・コイヴ」Wikipediaより

【物語内容】
カイとゲルダは仲良しの少年と少女。カイは悪魔の鏡の破片が刺さり冷たくなり、雪の女王にさらわれてしまう。ゲルダはカイを探し、魔女や山賊の娘などに助けられながら旅を続け、ついに雪の女王の宮殿でカイを見つける。ゲルダの涙でカイは元の優しい心を取り戻し、二人は故郷に帰っていく。

Wikipedia内容を要約

原作の内容を見てもらったように、物語が違うことがよく分かりますね🤔原作に登場した雪の女王は悪者でしたが、エルサはヴィランズではありません😄

実は構想段階でエルサはヴィランズになる予定でしたが、劇中歌『Let It Go』を聴いたプロデューサー達が、曲のイメージと合わせるために設定を変更させたんです!😊

しかしながら作品の所々で、原作からインスピレーションを得ていることが分かります!例えば、ゲルダとカイの名前は、『アナ雪』ではお城の使用人として登場していますし、ゲルダがカイを探しに行ったように、アナはエルサを探しに冒険に出ます!😊

共通点や相違点を探すのも、この物語を深く楽しむコツになるので、ぜひ原作にも注目してみてくださいね!😆🎶

【第3章】姉妹と世界遺産

次はモデルとなった世界遺産や国を見ていきましょう!ご紹介するのは『ベルゲンのブリッゲン地区』ノルウェー🇳🇴にある文化遺産です🎶

ディエゴ・デルソ • CC BY-SA 4.0
Wikipediaより

ノルウェー第2の都市として知られる港町で、ハンザ同盟時代のドイツ人街だった地区にカラフルな木造倉庫が並んでいるのが特徴です⚓

現在はカフェやショップなどで賑わいをみせており、新鮮なシーフードを楽しめることで有名です😊💕

そんなベルゲンが見せる三角屋根の建物と、すぐ後ろに山々が広がる風景が、製作チームのインスピレーションを刺激し、その結果作品で表現されました🤗

さらにベルゲンは、ソグネフィヨルド観光の拠点としても知られており、その真ん中の町「バレストランド」にあるのが「聖オラフ教会」

エルサが戴冠式を行った教会のモデルとされていて、名前の通り、雪だるま⛄の「オラフ」と同じですね!😆

ちなみに、ヴェストラン県まで足を伸ばせば、お城のモデルとなった文化遺産『ウルネスの木造教会』を見ることができます😆

Hesse1309 • CC BY-SA 3.0
Wikipediaより

支柱と梁で構成された樽板教会で、現存最古とされる木造教会。最盛期には1000棟以上あったとされていますが、現在は28棟のみ残ります😄

このように、ノルウェーには国中の至る所に物語の世界が広がっており、多くのファンに愛され続けています💕

【第4章】姉妹とアートの世界

さあそれでは最後に、アートに焦点を当てて物語を紹介していこうと思います😊前回の『リトル・マーメイド』では、マグダラのマリアをご紹介しましたが、本作でも実在する絵画があります!

それがこちらの作品、フランスのロココ期を代表するジャン・オノレ・フラゴナールが描いた『ブランコ』😊劇中歌『生まれてはじめて』で登場しました!🤗

ジャン・オノレ・フラゴナール • Public domain
Wikipediaより

本作はサン・ジュリアン男爵から依頼を受けて製作されたもので、ロンドンにあるウォレス・コレクションに収められています!😊

アナがブランコをこぐ場面のベースになった作品であり、他作品では『塔の上のラプンツェル』のビジュアルイメージのベースに選ばれるほどの、素晴らしい作品です🤗🎶

また物語ではノルウェーの「民族絵画」にもインスピレーションを受けており、それがこちらの「ローズマリング」🌹✨

エリック A. ドラブロス • CC BY-SA 2.5
Wikipediaより

1700年代から1800年代にかけて栄えた、スカンジナビアの装飾的民族絵画で、教会の壁で使用された後、食器棚や椅子などの木製アイテムにも描かれるようになりました!

作中ではお城の壁画として描かれていたり、アナのドレスにも、ローズマリング特有の空想上の花や幾何学模様が含まれています😊🎶

このローズマリングは、19世紀頃に一度衰退してしまいましたが、『アナと雪の女王』が世界中に公開されると、絶大な人気を集めることになりました!😆

【エピローグ】おわりに

今回は、「アナと雪の女王」で世界遺産と国を紹介いたしました🎶今後も恐らく月1回ペースで投稿していきますので、気長にお待ちくださいませ☺️

それではみなさん、Buon Viaggio!🌏✨
ありがとうございました😊🎶

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