気がついたら「ご飯作りがしんどくなくなっていた」
こんにちは。
4歳の息子、夫と3人暮らしの30代主婦です。
今日はご飯作りのお話しをしようと思います。
●毎日のご飯作りが大変
●手作りしたいけどできない
●頑張ってるけど報われない
そう思っていたちょっと前の私。
今は気づいたら、ご飯作りがしんどい。って思わなくなっていました。
毎日、何作ろうかな〜
(何食べようかな〜)
と考えている食いしん坊です。
そして、疲れたな〜と思ったら無理はしません。買ってきたり、残り物でちくはぐな献立を作ったり(キッシュとごはんと納豆とか!笑)
気楽にやれています。
今日は、「料理しんどい」から、「楽しい」
そこに至るまでの経緯を書き留めておこうと思います。
作ったのに感謝されていない気がする
すべてはここだったかもしれません。
もともとお料理するのは好きです。
でも、1日3食を毎日続けるのは大変なこと。
そうして作ったお料理を当たり前のように思われているのではないか…と思っていました。
その時は自粛生活も始まったり、息子もまだ小さかったり…と、自分の気持ちにも余裕がなかったのかもしれません。
毎日だすごはんに「ありがとう」の一言を、私は待っていました。
もちろん夫やむすこは、ありがとうと思ってくれていたと思うのです。
でも、その時の私はいっぱいいっぱいでなんだか言葉を貰えないことがとても悲しく思えたのです。
お料理教室をオンラインではじめた。
そんなこんなで不完全燃焼な気持ちを持ちつつ暮らしていた日々。
料理研究家のしおりさんがやっているateliershiorionline という、オンラインの料理教室にはいりました。
まず、自分のためにお金を払って習い事をする。ということが何より嬉しかった。
そして、そこでは定番のお料理から世界の人気料理まで、動画で丁寧に教えてくれて。
純粋に「お料理って楽しい!」の気持ちを取り戻しました。
そしてもう一つ、この料理教室で私が得たものは、しおりさんと愛にあふれる家族です。
辛いことも沢山あるだろうに、レッスンではいつもニコニコしているしおりさん。
自分も強く生きなきゃ。と感じたのを思い出します。
このレッスンを始めて、お料理だけでなく自分のマインドもいい方向へ向かっていったのは確かです。
そして美味しいごはんをたべる。
ということが、生活を豊かにする。
ということは、今も継続して実感しています。
明日は何作ろう。お料理にワクワクしている自分がいた。
そんなこんなでレッスンをはじめて、様々なお料理を作って。自分のレパートリーも増えました。
その日ある食材から、その日の気分にあわせて、習ったお料理を作ったりしています。
あとは、この季節になったから、あれを作ろう…と、ワクワクしながら食材を買いにいったり。
レッスン生さんとの交流が楽しいのはもちろんです。オンラインとは思えない、愛に溢れたコミュニティです。
ふと読んでいた本で「料理が大変」という文章をみる
その本を読んだ時、衝撃でした。
「毎日のご飯作りが大変。嫌だ」という事が書いてありました。
以前だったら、「わかるわかる。どうしたら、その大変さはなくなるかな。」という視点で読んでいたと思います。
でも、その時の私の心の中にあったのは、
「あれ…私最近料理がしんどいと思ってない。自然に楽しめてる」でした。
この心境の変化には自分でもびっくり。
そしてなにより、
大好きなお料理を楽しめている、今の毎日が大好きです。
自分で作れるものが増えて、
選択肢が広がりました。
疲れたな。ってときは自分なりの息抜き方法を考えます。
私の場合は、完全に外食や買ってきたものに頼りきりになると逆に自分が辛くなります。
なので、「映えなくても、ちぐはぐでもなんでもいいからちょっとだけ作る」としています。
例えば、肉じゃがの残りがほんの少し残っていたら、その肉じゃがと、ご飯と納豆。あとお味噌汁。そんな感じです。納豆は冷蔵庫から出すだけ。
お味噌汁は豆腐とカットわかめで簡単に。
あれば、作り置きしていた副菜なども。
もちろん、買ってくることもあります。
買ってくるご飯はやっぱり美味しいです。
いつもの自分の味とはちがうごはん、美味しいな〜と、ありがたく食べます。
自分が楽しい。と思える程度の余白を大事に、これからもごはん作りを楽しんでいけたらなぁ。と、思います。
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