最近推し始めたVTuberの愛が重すぎて知恵熱を出した話
(R4.3.17 元々スマホで書いた当記事を見やすいように編集しました)
雛見沢くるみさんというVTuberをご存知ですか?
知らない人は今日ここで知っていってください。
パーフェクトリーでファビュラスなバーチャルアイドルの雛見沢くるみさんです。
学院経営をしつつ我々ペットを飼ってくださっています。わん。
と言っても僕も5月に入ってから推し始めた新入りのペット(ファンの総称)(人では無いので新人ではない)(最重要)なのですが、その御主人様からの愛が重すぎて知恵熱を出したお話をしていこうと思います。
僕の身に起きたことをありのまま書いているので、後から知ったことは省いていたり間違っている部分があるかもしれませんがご容赦ください。
かなり長くなっているため、めんどくさい人は下の方にあるまとめまで飛ばすことを推奨します。
なお、御主人様のことを我々は学院長とお呼びするので、以降は学院長と表記します。
まずはなぜ学院長を推そうと思ったのか、いくつかのターニングポイントを通過しながら過去を振り返っていきます。
出会い自体はかなり前のことでいつだったかは覚えていないのですが、恐らくclusellerさんというイラストレーターの方が学院長のイラストを上げていたのがきっかけだと思います。
最初は「かわいい」「口元のほくろがチャーミング」なんて思いながらなんとなくフォローした程度でした。
よくある動機ですね。
出会いは些細。その後しばらく特に何も無く。
時は一気に飛び、つい先日の4月中頃になります。
あるとき学院長がリプを送っているアカウントが大体同じだということに何となく気付きました。
「マメにエゴサしてるなぁ」「古参が強いのかな」程度ですが。
この辺りから少し学院長が気になりだしたんですね。
4月28日。ターニングポイント①
1つ目の大きなターニングポイントとなったのが4月28日のとあるツイートです。
学院長が7つにまとめたご自身の活動方針なんですが、ここで大きな衝撃を受けます。
手書きのお礼?
個別にボイス??
手作りミッション型ゲーム???
そして余りに潔いファンの取捨選別。
ちゃんと愛してあげるというアイドルらしからぬ思想。
このツイートで一気に興味が湧いたんですね。
普通は推しから手書きのメッセージが郵送されてくるのなんてイベントで鬼課金したファンへのお礼だったりとか、FCでもせいぜい誕生日とかを含めた年1‐2回がいいところ(だと思う)ですよ?
ファンに対しては来る者拒まず去るもの追わずが一般的。
挙句の果てにVTuberとかアイドルなんてものはファンからの一方的な愛が当たり前で、お礼はせいぜい配信で名前の読み上げだとかメン限配信だとか、、、
FCだと限定コンテンツがありますが個人に宛てた物はあまり聞いたことがなかったんです。
考えてみればオタクとVTuberの関係性において
「グッズを出す=推しからの供給=推しからの愛」
みたいな等式ができそうですが、これって普通に考えたら追い課金して推しのグッズを買っているだけで推しからの感情は一切含まれていない(製作の段階で込められてはいるのでしょうが)わけですよね。
もちろんこれも応援の形であることは間違いないので僕もオタクとして活用していますが、推しからの愛ではないと思うのです。
特定のアカウントへのリプが多かった理由もここで理解しました。
この方々が先輩ペットだったのです。
ファンならば日常的にリプが来る、それだけでとても嬉しいのは言うまでもありません。
5月1日。ターニングポイント②
それはファンボックスを更新しましたというよくあるツイートでした。
しかしツイートの最後には、
「誰でもわたくしとお話しできるファンサーバーはこちらから」
という文章と共にFANBOXのURLが貼ってありました。
学院長とお話し!?
いやいやいやいや、推しとお話する機会なんて普通は一生訪れませんよ?
推しと会話できる世界があるなんて考えた事も無かったので気になって気になって、、、
よし、興味が湧いたら今度は実際の配信に行ってみたい。
初めてはアーカイブではなくリアルタイムがいい。
先に訪れた機会は学院長が開いたTwitterのスペースでした。
スペースはログが残らないので定かではありませんが、確か5月4日前後に2回ほど聞きに行きました。
配信と違ってコメントはできないけれどバックグラウンドで聞けるからいいや、などと軽い気持ちで入ったが最後。
長い。
そこはもう学院長の独壇場でした。雛見沢ールドですよ。
勘違いしないでほしいのですが、長いって悪口じゃないです。むしろ凄いんです。ずっと喋っていられるんです。
話題の提供、転換、相手の発言を促す問いかけ方、時折やや強引な誘導をするけども相手を不快にさせないやり方、そして絶対に自分を主軸から外さない、それは学院長というキャラだけで成り立つものではありませんでした。
話し上手ってこういうことなんだな、と実感しましたね。口論したら絶対勝てないやつです。
頭の良さが滲み出ていました。
それでいて欲への忠実さを感じました。
でも決して盲目的ではない。
マシンガントークを繰り広げたかと思えば、急に普通の対話が始まる。
自分の意見に対する相手の意見を聞く、その上で新たな疑問点を投げかける、しかし主旨はブレない。
学院長は恐らく何も意識していないのでしょうが、相手の意見を聞き入れつつ左右されない意志を持つことって実は難しい事なんですよね。
どんな相手にも媚びないへりくだらない態度も素晴らしいです。
対談相手にいわゆる神絵師と呼ばれる部類のイラストレーターさんがいらしたのですが、初対面にも関わらず他の人と接する姿勢が変わらない。
なんか普通はちょっと丁寧になったり、さりげなく自分のイラストを描いてもらえるようにアピールしたりしそうなもんですよね。
一切ありませんでした。
雛見沢ールド健在です。何なら神絵師さんの「うるさいなあ」「あ、とりあえず最後まで聞きます」なんていう発言に対しても大阪のおばちゃんみたいなノリであしらって普通に会話していました。
(うるさいとあしらう神絵師さんをあしらう学院長の図なので、怒っている訳ではありませんでした。誤解なきよう。)
後になって冷静に分析するとこう感じていたわけですが、聞いていた当時はただただ耳に入ってくる会話に圧倒されていました。
気付いたら平気で2-3時間経っているんですよ。
ちなみに学院長はお風呂に入っていました。
よく分かりませんね。
ペットからしたらこんな長時間に渡って推しの会話が聞けるんですから幸せなのでは。
少なくとも今の僕ならそう思います。
5月9日。深夜。ターニングポイント③
ゲリラ歌配信に初めてお邪魔することができました。
ご挨拶です。
この時点で既にかなり気になっていたので、この配信を見て推すかどうかが決まると言っても過言ではありませんでした。
大事なターニングポイントですね。
認知してもらう1番の近道はスパチャですので、初めましてと共に投げました。
するとどうでしょうか。
画面上に
「癒鈴さんは〇〇円無駄にしました」
というテロップが。
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スパチャ機能を使ったのはこれが初めてではありませんが、無駄と言われたのは初めてでした。
あまりの衝撃です!
ちょっとした上納金のつもりが!!
お前は金を無駄にしたのだと!!!
言われてしまいました!!!!
配信内でも仰っていたのですが、スパチャはお金を投げるだけで見返りがないから無駄(要約)とのこと。
ましてや学院長は元々配信系アプリが主体のご出身だそうなので、当時からのペットの皆さんは課金に抵抗の無い方が多いのだとか。
これもきっと例のツイートにあった③の「搾取しすぎない」ということなのでしょうね。
そんな衝撃も束の間、お話し上手の学院長がペットを弄ります。しかも割かしプライベートっぽい部分にまで突っ込んで。
おやおや???????
配信者が特定のファンを弄るなんて御法度なのでは?
他の一般的ファンから不平不満が出て炎上とかしちゃうやつでは?
でもそれが成り立っていたんです。
流石に配信中にファン同士で会話をしないという暗黙のルールは守られているようでしたが、それにしても異様な光景です。
課金勢に手厚く、ファンの取捨選別をするという学院長の方針が垣間見えた瞬間でした。
これはもう完敗です。
刺さらない人にはまるで刺さらない話なのでしょうが、僕にとってはあまりにインパクトのある出来事の連続だったのです。
落ちました。
いえ、堕とされました。
僕は学院長という存在の異質さに惹かれ、学院長とペットの世界に憧れてしまったのです。
もうここまで来たらほぼゴールインですよね。
結婚です。
ごめんなさい、調子に乗りました。
首輪を授かりに行くのです。
結婚式ではなく、どちらかというと戴冠式です。
何故ペットの方々がここまで学院長にゾッコンで、且つプライベートが割れているのか。
まだ見ぬ学院長とペットの世界をもっと知りたいと思ってしまったんですね。
「そこのあなた、FANBOXに加入しませんこと?」
はい ←
いいえ
TrueEnd 〜fin~
満を持して5月15日。ターニングポイント④
ファンボックスに加入します。
そしてここからがタイトルの解説になります。
"本題はここから"
前置きがまあ長いこと。
学院長のお話しと違って面白くもない手前の話をつらつらとよくもこんなに書けたものです。
ちなみにこのギャルゲ、プレイするユーザーによって結末が変わるシステムなので「いいえ」がTrueEndの場合もあります。
いわゆる適性があるかないかということなんだそうですが、僕には適性があったようです。わん。
1番気になっていたディスコードのファンサーバーへ入ったのは5月21日のこと。
ディスコードのログインに手間取り、ログインできても新参ゆえに初めましてが怖くて入ることを戸惑い。
うだうだしていたら約1週間の時が流れていたわけです。
このオタクめんどくせぇ、、、
日は変わって5月23日になったばかりの深夜。
とあるやらかしをして物凄く凹んでいたところにディスコードの通知。
ボイスチャットが開いていました。
正直ボイスチャットに参加するのはめちゃくちゃ緊張しましたよ。
そりゃもう悩みに悩んで(15分くらい)、でも精神的にキていたのと与えられた権利は行使すべきだと思い切って初めてのボイスチャットへ。
そこはもう地獄絵図。
確かに目の前には地獄が見えました。
速攻で捕捉され自己紹介もままならぬ状態でいきなり童貞かどうかを問われ、Twitterの過去ツイを遡られ晒され話のネタにされ。
勇気を振り絞って入った先で僕は学院長とペットの皆さんに蹂躙されてしまいました、、、もうお嫁にいけません。
学院長に飼われるしかないようです。
本当に濃密な時間でした。
推しがボイスチャットにいて普通に話してるだけでも心臓が飛び出てしまいそうなのに、ペットの皆さん同士はめちゃくちゃ仲が良いし、嬉し恥ずかし質問攻めには遭うし、、、
何が起きているのか理解する暇もなく時間は過ぎていきました。
囲い込みなんて甘っちょろいものではありませんでしたが、それが妙に居心地良かったからいけないんですね。
するとまあどうでしょう。
次の日も当たり前のようにボイスチャットが開かれているではありませんか。
どうやらここではこれが日常のようでした。
もう癒鈴は大混乱です。
毎日配信とかそういうのじゃないんですよ。
推しが日常生活を送りながら普通に我々ペットとボイスチャットをしているのです。
そんなの楽しすぎるのでは?
なにか好きな人を目の前にした時に動悸がする、、、みたいな例えがありますけど、まさにそんな感じでした。
ドキドキはしているけども恋とかっていうよりはむしろ愛されていて、今まで別次元の存在だった人が自分達と同じ時間を普通に過ごしていることに対して得も言われぬ感情が湧きあがってきて戸惑っていたのです。
37.4℃
そんな怒涛の週末に圧倒されるがまま週は変わって休み明けの月曜日。
ついに熱が出ました。
このご時世に発熱はハラハラしますが、物凄く元気だし食欲もあって味覚や嗅覚も問題無し。
ただ、何故かまったく寝付けなくておかしいと思い体温を測ったらこの有様。
幸いにも解熱剤と冷えピタで熱は下がりましたが、内心ではかなり焦りましたよ。
この歳になってこんな衝撃的な出会いをするとは思わなかったですし、翻弄されすぎて知恵熱を出してしまうとは、、、
情けないというか耐性が無さすぎるというか、、、
まあおかげさまで嫌でも自覚しましたね。
もう既に学院長に魅了され虜になってしまっているのだと。
ただ、これが本来あるべきVTuberの姿かと言われれば違うでしょうし、だからこそこの特殊すぎる学院長という存在に惹かれるのでしょう。
故に。
前から気になっていた例の
「学院長から郵送物が送られてくる」
という非常食プランにランクアップするのも時間の問題でした。
5月29日。
6月からにしようかとも思いましたが、なんか初月から非常食プランだった方がいいかなと。
なんとなく。
学院長に無理をしていないか心配されてしまいましたが、大丈夫です。
推し事のためのお仕事であり、お仕事ありきの推し事なので。
癒鈴さんが沼に落ちましたわ。
この時点で既に5月28日の出来事からちょうど1ヶ月。
もう5月も月末だと言うのに、僕の5月はこれだけでは終わりませんでした。
5月30日。
気付けば僕は名古屋にいました。
ナゴヤVTuber展というイベントのアンバサダーを務めていることを知ったのも学院長を推し始めてからのことでしたので。
行くか行かないか悩むよりも先に動いたのは僕の手足でした。
学院長の等身大パネルや自己紹介、ウィザードは気恥ずかしくて出来なかったけど、ガチャではグッズが手に入るし。
ラテアート綺麗だったなぁ。
まさか衝動的に弾丸遠征をするなんて自分でも思いませんでしたが、推しを嗜んだあとは名古屋も満喫できたので大変充実した1泊2日でした。
そうこうしている間にも学院長は声優デビューしたり、可愛いペーパークラフトが公開されたり、毎日のように新しい事が起きるので話題に事欠かないと言いますか、あまりの供給量にまた頭がパンクしてしまいそうです。
でも学院長はペットのことをよく見ていてくれますし、めちゃくちゃ構ってくれるので寂しがり屋のペットは嬉しくて嬉しくて幸せで揺れたしっぽが止まりません。
日に日に学院長の事が好きになり、気付けばこんな事を呟いてしまうほどに。
これかなりキモいですね。
もう逃げられそうにない(逃げる気もない)ので、僕は学院長に連れ添って生きていきます。
連れ添わせてください。わん。
これは単推し、最推しが圧倒的に多いはずですよ、、、
そもそも学院長との時間が濃密すぎて他を推す必要がないですもん。
ーそんなオタクのお話でしたー
ここまでグダグダとお付き合いいただきましてありがとうございました。
最後になりますが、
「結局のところ学院長ってどういう人?」
というのを僕なりにまとめて終わりにしたいと思います。
・可愛い
・芯が強い、強すぎる
・めちゃくちゃ真面目
・コミュ力オバケ
・かわいい
・天才肌
・努力家
・常にポジティブ
いわゆるカリスマというやつですね。
自己評価が恐ろしく高く、それに見合った才能をお持ちでいらっしゃいます。
だからと言ってかまけることもなく、むしろ大変に努力をされていて主軸は一貫としています。
そのカリスマ性が故にかなり癖が強いのでペットには"適性"が求められるのだと思うのですが、逆に言えば学院長のような活動方針でやっていけるのは学院長が学院長であるからなのでしょう。
でもあまりに完璧すぎて実は内面に負担がかかっているんじゃないかと心配になってしまうこともあったり。
これらの片鱗はYouTube配信などからも感じられますが、実際に推してみるとよく分かります。
ですから、今日ここで学院長を知った皆さんはとりあえずTwitterのフォローとYouTubeチャンネルの登録をして軽く推してみましょう。
ハマる人はハマるはずです。
幸せな日々が待っています。
僕と同じ目に遭ってしまえ。
※この記事を書きながら見つけたツイートで知ったのですが、口元のチャーミングなアレって根性焼きなんだとか、、、
いえ、それ以外にも気になることは沢山あるのですが。
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学院長へ
好きです。
間違えました。別に告白しようだとかガチ恋だとかそういうことではないのでした。
単推しではない僕ですが、他のペットの皆さん同様に愛してくださってありがとうございます。
本当に毎日が充実していて、嬉しい告知が沢山で、学院長のペットになって本当に良かったです。
僕は推しマークを付ける際に2つほど決め事をしていて、
「推し事とは物理的(主に金銭的)に活動の支援をしてからが始まり」
「推しマを付ける以上はその人が自分の活動に自分で終止符を打つまで応援する」
ことにしています。
推し事の取捨選択権は我々ファンにあったとしても、僕は中途半端な形で推したくないのです。
ですから、今付いている推しマークの方々が活動を辞めない限り単推しにはなれないのですが、既に学院長が最推しであることは間違いないですし、今後は推しマが増えることは無いと学院長に誓います。
どうかどうか、学院長がペットの飼育に飽きて檻から解き放つその時までご一緒させてください。
(色々ありまして編集時点(R4.3.18)では推しマが減っています)
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後書き
本当は5月中に公開しようと思っていたのですが、色々とありすぎて書き足しに書き足し続けて気付けば6月に入ってしまいました。
4月末から始まった学院長への興味がいつの間にか溢れかえってペットになってしまうまで1ヶ月掛かりませんでしたね、、、
今はもうすっかり従順なペットです🐕🍀
最後までお読みいただきありがとうございました。