≪わたしごと28≫無いところにあるもの
あるけど無いとか、無いけどあるとか、たまに言ってしまう。いやどういう事って苦笑されるけど、そういうときってたまにある。
日本人の曖昧さとか、微妙さってもしかしたら本質なのかなって、そこの周辺を巡ってみたりする。言わずに表している事、空洞に封じ込めているもの、余白に暗示するもの。ダイレクトだと消えてしまう、何か。本質というものが漂うように纏っているものを剥がしても、そこに何もないような。
書家が白紙に向かうとき、書くもので無くて余白をどう生かすかを考えるだとか、茶碗の中に宇