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32歳 レスってだけで離婚した話② 自信喪失編
こんばんは。misatoです。
今日は、レスになったことで
女性としての自信を喪失した時について書きたいと思います。
わたしは27歳で結婚して
2年後に完全レスになりました。
2人とも遠出がすきで、旅行に行くことが多かったのですが
旅行に行っても何もなくて
私だけが悲しい思いをする日々でした。
私から誘ってみたり
ジムに1年間通って痩せてみたり
軽いスキンシップをおねだりしてみたり
色んなことをしましたが何も響かず
ただめんどくさそうに対応されて
そのたびに惨めな気持ちになって
求めすぎた私が悪いのかな?と思っていました。
あまりに断られるので
自分でも気づかないうちに
わたしが本当に醜い存在であって
セックスなんておこがましいんだ
と思うようになりました。
わたしなんて可愛いわけがないし
綺麗でもないし
かと言って夫より稼ぎがあるわけでも
仕事ができるわけでもない。
自分ってなんで生まれてきたんだろ?
親はなんでわたしをこの世に生んだんだろう。
そこまで考えるようになりました。
あるとき、
わたしが人生でやりたい事にあげていた
「北海道でスノーボードをする」
という目標を叶えるため、
元夫が北海道旅行を企画してくれたんです。
嬉々として北海道まで行って
楽しくスノーボードをしたのですが
もちろんいちゃいちゃタイムなんて皆無で
ただ仲良しの友達との旅行みたいになりました。
とはいえ、夢をひとつ叶えたはずなんですが
無事家に帰ってからふと、
何も楽しくなかった事に気がついたんです。
それは明らかに、
夫婦として初めての地に旅行に行ったのに、
手を繋ぐことも、2人で写真をとることも
もちろんハグやセックスもなく
淡々とスノーボードをして終わったからでした。
これなら、友達と北海道に行った方が楽しかったかもしれない。
むしろ、1人で北海道に行った方が楽しかったのではないか。
変わり映えのない日々をこなしていく延長線上の旅行になってしまって
何も楽しくなかった。
でも原因は
わたしに女性としての魅力がないからで
夫はせっかくわたしのために北海道旅行を計画してくれたから
悪いのはわたしだし、期待なんてしてはいけなかったんだ。
そう思っていました。
そう思いながらも心の奥底で
まだわたしのことを女としてみてくれているはず、と
期待してしまう気持ちがあったんです。
ただ、ちょっと自信がなくて
念のため確認してみるんだ、という気持ちで
北海道から帰った次の日に夫に
わたしとセックスはしたくないみたいだけど
わたしのことをどう思ってるの?
と聞いてみました。
その答えは
「性的対象ではなくて、
妹みたいな感じなんだよね」
でした。
その時にはっきりと
あ、もうわたしは
1人の女性として見てもらえないんだ
ということを悟りました。
わたしはまだ夫のことが好きだったので
とても惨めで悲しくて
寂しかった。
でももう
そんな気持ちになりたくないから
期待しないと心に決めました。
今思えばあの日、
すべてが壊れた気がします。
わたしはこのまま一生
このひとの家族として生きて
女性としてみられることはないんだと
自覚した瞬間でした。