Rivianが今年最大のIPOとしてウォールストリートに登場

crunchbase newsよりお届けします。
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電気自動車メーカーのRivianは大型IPO後、初値を29%上回る価格で初日の取引を終えました。
事前に提示していた一株当たり72ドルから74ドルのレンジを上回り、一株当たり78ドルにてIPOを通じて120億ドルを調達しました。

RivianのIPOは今年最大規模となりましたが、この白熱した市場で、収益を上げる前の会社が上場するのは偉業です。
しかしながら、Amazonは巨大EC企業としてRivianに投資しただけでなく、Rivianのトラック10万台を発売前オーダーしており、このディールによってこれらがブーストされています。

AmazonとのパートナーシップがIPOをブーストした一因だ、とCaliber Financial Partnersの創業者兼社長であるPatrick Healeyは言います。
「Amazonが自社の配送用に注文したというだけで、Rivianの成功に大きく貢献することができます」

Rivianは水曜日に106.75ドルで取引を開始しましたが、これはIPO価格を37%上回るもので、RIVNのコード名でナスダックで取引を行っています。当初はIPO価格を57~62ドルに設定していました。

Amazon、T.Rowe PriceそしてFordがこのRivianのIPOでの勝者です。Rivianは上場前に105億ドルの資金調達をおこなっています。


RivianのIPOは投資家がEVセクターで強気になっていることで実現しました。電気自動車の導入を推奨する一連の公共政策や、今年ここまでのTeslaの業績が好調であることなどがその要因です。

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