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花と緑のコンシェルジュ         ~秋の花材~

今日は9月29日。。。スーパーマーケットに行くと「肉の日」!!でお肉がお買い得だったりする日ですね。
話しは変わりますが、私の場合は「8」のつく日は花の日なんです。最近、サブスクリプションサービスが大流行ですが、お花のサービスにもサブスクリプションサービスがいろいろあります。私は地元のサービス「ロハスフラワー」というサブスクリプションサービスを利用しているのですが、その受取日が、月に3回。8のつく日・・・8日・18日・28日の3回です。今日のトップの画像は、昨日受け取った花材ですよ。

他に季節にはない秋の花材

日本人はとても研究熱心で、お花にしても、野菜や果物にしてもさらに美しく、見栄えよく、おいしく。。。と研究を重ねて素晴らしい、まためずらしい農作物を生み出しますよね。そして、それを上手に育てます。
品種改良は、江戸時代から盛んだった。。。と聞いたことがあります。鎖国で外国との交易が限定的だったことから、日本の四季と合わせて、四季折々に襲ってくる自然の猛威にも立ち向かって、その当時の生活を守るため、あるいは、自然の恩恵を最大限にうけられるよう、いまで言うなら「ていねいな」くらしのため、園芸の中でも品種改良も盛んにおこなわれていたようです。
秋は、実りの秋。口に入る美味しいものも、美味しくない、食べられないけど観ると美しい観賞用のものもいろいろな作物がありますね。そんな作物の中に私が小さいころから知っているもので、昔も花市場には出荷があった下の画像のようなものがあります。

フォックスフェイス(ツノナス)

キツネの顔のような形からか「フォックスフェイス」、昔はみんな「つのなす」と言っていました。生け花の花材に使われています。変な植物。。。って思っていました。南米原産のナス科の植物なのだそうです。
私が小さいころに市場で見ていた実がいけばなの花材になっていたのは、ほかにトウガラシもありましたね。(もちろん今でもあります)赤いトウガラシや五色トウガラシ等。。。
でも、最近これらに加えて品種改良されたとても面白い、楽しい実物の花材がたくさん出てきています。

これ・・・かぼちゃ?

ソラナム(花ナス)パンプキン

トップ画像にもしたかぼちゃのような形のもの・・・は、かぼちゃではありません。最初に紹介したフォックスフェイス(ツノナス)と同じ、ナス科、南米原産の花ナス(ソラナム)です。実の形がかぼちゃみたいなので、パンプキンと品種名がつけられています。実っていく過程で実の色が変化して、とてもかわいい💕最近では日本でもにぎやかになってきたハロウィンのディスプレイにもピッタリな花材です。

他にも楽しい花材がいろいろあります。

ソラナム
とうがらし

トウガラシも花ナスもたくさんの品種が出てきて、本当に楽しいです。ただ、出荷するときに葉っぱを全部きれいに落としますので、出荷者さんの手間は莫大!!秋のいけばなは、出荷者さんと花屋さんと生け花の生け手の共同作品と言ってもいいようですね。

根つきの鉢物も

これまでは切花の状態のものをご紹介しましたが、園芸品(根が付いた鉢物)もありますよ。

ソラナム パンプキン

ハロウィンを意識した商品として出荷されています。こんな風に育っているんですよ。
秋は、楽しい植物がたくさんありますね。また、楽しいものを見つけたらスマホで撮っておきますので、また紹介させてください。

最後に。。。3-4年くらい前だったか、広島市植物公園で撮った画像があります。


フォックスフェイスに顔をかいてみた

こんな風に楽しんでもいいですよね。
おうちの中で切花で飾るときも、お庭で育っているものにも^^

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