鹿の不思議な夢

自分が小学校6年生の時の話なんですけど…
夢の中で立派な角が生えた鹿🦌に見つめられて目が覚めたんです
とても綺麗で若干白い毛並の大きな鹿でした
その日は学校で山に探検みたいな課外授業のようなことがあったんです
長野の田舎だから山は無駄にあったので笑
そこで私ははぐれてしまったんです
祖父にきのこ狩りに連れて行ってもらう山だったので、1人でふらっと行ってしまったんです
すぐに迷ってしまいました
私は焦って泣きながらパニックになっていたのを覚えています
どうしようもなく座りこんでしまいました
すると10メートル先くらいにあの夢で見た鹿が立っていました
ゆっくりとこちらに近づいてきて、座りこんでしまった私にスリスリしてきました
とても暖かくて懐かしい気持ちになりました
そして、その鹿がこっちだよという感じでゆっくり歩き出しました
私は後を付いていきます
時折こっちを振り返ってくれます
あっという間に先生やみんなの所に帰れました
先生は泣いて、よかった!と言っていました
私は鹿が助けてくれたと言いましたが誰も鹿は見ていないと言います
周りを見るともうどこにもあの鹿は居ませんでした
でもどこかで見守ってくれているような気がしたのをはっきり覚えています
それ以降はその鹿を見ることはありませんが、その山に行く時は必ずありがとうと言って採れた山菜をあの場所に供えてきています

いいなと思ったら応援しよう!