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犬のゴンさんにも思いは通じるというのに。。。。。。

今日は、愛犬ゴンさんに会いに敷地内に住む子供たちの父親の叔母の家に行きました。本来ゴンさんは娘夫婦の飼い犬でした。和が生まれた時には別のアパート(ペット可)に住んでいたので、室内犬として一緒に住んでいました。このゴンさんもヤンチャで、本当に私は大変でした。
ゴンさんは野良犬だったようで、ビーチに彷徨っていたのを娘たちが保護して飼い始めたようです。動物病院で見てもらい、当時は、生後何ヶ月?半年?とかだったような。良く覚えてないですが。和を娘が妊娠した時に、産後すぐに手伝いに行くのも大変だから少し慣れておいた方がいいのでは?と同居人に言われ、私は沖縄の娘の家へやってきました。その時も、丁度失業中だったので良い機会だからとやってきたら家には凶暴な犬がいました。
私は動物が苦手です。可愛くないわけではありません。飼うからには責任があると思うから、飼うという行為は嫌いなのです。世話をやけるキャパが私には無いということです。なのに、娘夫婦は、この犬を飼っていながら殆ど家にはいません。エアコンをかけっぱなしにして、犬は夜遅くまで放置されていたわけです。娘は、妊娠8ヶ月くらいまで働いていました。私はこのゴンさんと2人で、娘が帰ってくるまで留守番をしていました。
外に出してあげないと可哀想なので、散歩に連れてゆくと、まったく真っ直ぐに歩いてくれず、ちょっと一回りしてこようにもとても疲れました。力は強いし、大きな声で吠えるし、強い力で走ってゆくし、本当に大変でした。
そのゴンさんは、娘の心の拠り所であり、呑みに行き、朝まで旦那が帰ってこない時も、ゴンさんがいてくれるようになってから寂しくなくなったと言っていました。なので、私もなんとか仲良くなろうと必死でした。ボーイズが、お話をまったく聞いてくれなくて、辛い時には、このゴンさんとの時間を思い出します。
和くんが生まれた時は、襲い掛かったらどうしようと本当に心配でした。時々、愛犬が赤ちゃんを噛んでしまったという事故のニュースが流れたりしているのを見るたび怖いし、犬も可哀想と思っていました。そんな事故が起こったら大変なので片時も芽を離さない状況にありました。
ゲージもなかったので作ってもらいホッとしたのも束の間、ゲージはすぐに壊され、油断すると和の眠る部屋の娘たちのベッドの上にちゃっかり乗っています。そんなゴンさんが、今では信じられないほどおとなしくなりました。毎日、朝晩散歩に連れて行ってもらって今は幸せそうです。
このアパートに引っ越してきて、室内で飼えなくなり、犬好きの優しい叔母さんが家に飼ってくれたので本当に良かったです。
ゴンさんとは、子供たちもずっと交流があり、時々パパと散歩もしていたこともあるようです。
私もこの家に来るたびゴンさんに挨拶に行きます。いつも喜んでお出迎えしてくれます。
今日は、ゴンさんに更ちゃんが入院していることを伝えに行きました。
ボーイズを見ていたゴンさんは、娘と更ちゃんがいないことに気づいたようです。
暖くんが、
『だんくんは、よるになると天使になって、さらちゃんのところにとんでいってるんだけど、ゴンもよるになったら天使になって、さらちゃんのところへとんでいって、さらちゃんのことをみまもってね!』
と言っていました。
ゴンは寂しそうな顔をして見つめてきました。
ゴンさん、更ちゃんは大変な病気に罹ってしまったよ。助けてね。と私がいうと、ゴンさんはウロウロしながら子供たちを見つめていました。
言葉が話せなくても感じる思いがあります。

更ちゃんのお部屋に向かって手を振るボーイズ。

毎日、学校が終わるとその足で更ちゃんの入院先の病院へ来ます。更ちゃんは好中球ご低いため面会はできません。私が娘に夕食のお弁当を届けるので、ボーイズも連れて行き、マミィと対面します。娘とは会うことができます。1階まで娘が降りてきて、僅か5分程度話してバイバイします。
今日は、更ちゃんがプレイルームにいるというので、外から
『更ちゃんがんばれ!』
と声援を送りました。こちらからはまったく見えないのですが、方向を教えてもらってそっちの方を向いて大きく手を振りました。
更ちゃんはそれを見て喜んで手を振ってくれていたようです。みんな早く会いたい思いは一緒です。寂しさ、恋しさは募ります。
更ちゃんの好中球さんが、高くなって一時退院してくる日を楽しみにしています。
いま、ボーイズは『はたらく細胞』に夢中です。

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