今日は公開授業で和は学校
今朝は、昨日に続き、パパが和を学校へ送ってくれたので、お休みの暖くんだけ家にいました。
暖くんは、最初はテレビを見たり、本を読んだりといい子にしていましたが、突然酷い癇癪を起こして大変でした。暖くんが公園へ行きたいと言うので、和くんをお迎えに行く前に娘にお昼のお弁当を持って行き、その後、公園へ行こうねと言ったのが気に入らなかったらしく、ソファにうっぷしたままで、大声で
『やー、やー』
恐ろしいです。この癇癪ボーイズは。還暦の心臓には応えます。突然癇癪が始まるので、爆弾抱えているみたいな感じで怖くて仕方ありません。
暖くんの癇癪は、和くんとは少し違います。和くんは何事にも『出来ない』事がきっかけで、いきなり叫んで泣き出し、泣き声、叫び声がエスカレートしていき手に負えなくなります。
暖くんの癇癪は、へそ曲がりです。自分が思ったことが通らないと急に悪魔のように固まり殴ったり蹴ったりして暴れます。また、なにを話しかけても無視して、その場からテコでも動かなくなります。どっちの癇癪も本当に悲しくなりますし、怖いです。
2人共共通して言えるのは、[待てない』事です。
子供はみんなそうなのでしょうか?
結局、暖くんは和を迎えて帰ってきたら、車の中でまた癇癪を起こしました。その原因はさっぱり分かりませんが、マミィのいない寂しさと甘えたいと言う気持ちを抑えている気持ちが心の中で燻っていて、何かをきっかけとして吐き出しているのでは無いかと私は思っています。
ただ、癇癪は今に始まったわけではなく、娘に対しても行われたいたことなので、日常の不平不満を単に表しているだけなのかもしれません。
不平不満とは何か?
和くんにしてみたら、暖くんが生まれた時から芽生えた嫉妬と愛情の狭間でコントロールの出来ない思いや、不安のような気がします。
暖くんは、いつも自分が後回しにされている不満や、更ちゃんが生まれたことにより味わっている和くんと同じような嫉妬と愛情の狭間で揺れ動く思いや、怒りのような気がします。
私は4人きゃうだいの末っ子で男女の双子として生まれました。上には6歳違いの兄と4歳違いの姉がいます。そして同時に生まれた兄とは、『チビ蓮』と言う一括りの名で呼ばれて、店の切り盛りで忙しかった両親に代わり、父方の祖母により育てられました。私は幼い頃の心の記憶が多くあります。時々どうにもならないことに悲しみや怒りを抱いていました。例えば、姉は私よりも4歳年上なので母と過ごす時間が私よりも4年多いことや、私の生まれる前の母のことを知っていることが羨ましくてたまりませんでした。その年月の差を恨んでいたものです。今考えれば、馬鹿馬鹿しいことなのですが、その頃は、本気で悔しくて羨んでいたものです。その様なことから、兄弟、姉妹の関係には、コンプレックスはつきもので、幼い頃には解決のできないもののように思っています。
だからといって、癇癪を起こしていいとは思いません。いくら子供でも、自分の機嫌は自分で治すように訓練したいと思います。
ボーイズは、公園で見知らぬ家族のお父さんに一緒に遊んでもらっていました。そのお父さんは、ワニに扮して恐竜のジャングルジムに逃げ込む子供達を捕らえようとやって来ます。子供達は逃げ回るという遊びをしていたようです。和くんは、そのお父さんのことを『おとうさん』と呼びながら楽しそうに遊んでいました。その後、お父さんからお母さんにバトンタッチして、今度はその家族の子供2人と他の子供も入りみんなで鬼ごっこが始まりました。公園中を全速力で駆け回る姿は、本当に楽しそうでした。和くんの後をついてダンくんも混ぜてもらっていました。私たちBBAシスターズは、それを遠くから見守っていました。
見守るのも疲れて来たので『もう帰ろう』と声をかけると、珍しく2人ともすぐに飛んできて、水筒を抱えて、思い切り麦茶を飲みました。そして、遊んでくれたご家族にお礼を言って、公園を後にしました。今日の公演にはたくさんのお父さんが来ていました。娘にLINEを送り今日の様子を話すと、沖縄ではお父さんの育児参加は珍しい光景だと娘は言っていましたが、たくさんのお父さんが、子供達と楽しそうに遊んでいる姿がありました。東京の公園では、土曜日になるとほぼ『父と子』の姿があります。まさに家庭も男女共同参画で男女は平等に育児家事を担っている姿を多く目にしています。家族を持った以上は、その責務を平等に担うべきだと思います。家庭を省みることなく仕事一筋、自分本位な昭和の男の姿を令和のこの時代にも見せつけられるとは、何の違いがあって、同じ時代を生きていても意識に格差が生まれるのでしょうか。
結婚するときは、男を見る目を養う必要があります。恋愛と結婚が違うと言うのはこのようなことです。恋愛している時には、ただ楽しいとかかっこいいとか、何でもいいから夢中になってそれでいいですが、自分勝手な人との結婚生活は苦労が絶えませんし、怒りも生まれます。本当悲惨です。妻子に愛情を掛けられないならば、結婚なんてするべきでは無いのです。
明日は、1ヶ月ぶりくらいにボーイズのパパが遊んでくれるらしいです。ゲームばっかりさせないで、外で思い切り遊んでくれますように。