転職エージェントの実績作り 軒並み年収100万アップの裏側

昨年、上司がコロナに感染し、突発激務になった私。
そのストレスから、転職サイトに登録した時のこと。

登録して真っ先にメッセージを送付してきた転職エージェントは、
非常に優秀な実績を持っていました。
役員クラスや管理職クラスを扱っているわけでもないのに、
軒並み年収100万以上アップさせていたのです。
数々の表彰や称号も受けていました。
若いのに、大したものだ。余程優秀な方に違いない。
そう思って面談を申し込みます。

ところがその返信から、実績のカラクリが分かってしまい
私は彼女との面談を行いませんでした。私にとって無価値だからです。
でもその実績は本物。
カラクリさえわかれば、実績作りは簡単だったでしょう。

一番にメッセージが届いたのですから、そこは優秀とも言えます。
そして面談前に条件を提示したことは、良心的とも言えます。
転職エージェントだって、転職者を選ぶのですね。そこは斬新な思いでした。
「営業のプロはゴミにも値段をつけて売る」という考えは、もう古いのでしょう。
大手企業の採用では、似た人を集め粒を揃えるように、
素材をより分け「型にはめる」ことに成功した人が、高い実績を上げる。
だからといってBIG4だけを薦める人は無限に居るので無視されますが、彼女は違いました。

その「型」である、軒並み年収100万アップのカラクリは、

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