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UN-GO

2011年10月~12月
全11話


ストーリー

昭和前期に活動した小説家・坂口安吾の作品を原案とし、その設定を独自にアレンジ(物語の舞台を近未来にするなど)したオリジナルストーリーとして制作。

終戦”を迎えたばかりの近未来の東京。
そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、幾多の難事件を解決していた。

しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」と呼ばれる結城新十郎と、その相棒・因果。世間からは、「敗戦探偵」と言われているが、それでも2人は力を合わせて、様々な難事件の解決に挑む。

キャラクター


結城新十郎(ゆうき しんじゅうろう)

本作の主人公。

「結城探偵事務所」を営む青年。

生年月日:2001年9月11日。

人呼んで「最後の名探偵」。

ある事情で、世間とは離れて生活している。

理性的で常に冷静沈着。小柄だが運動神経抜群。

類稀な推理力で様々な難事件を解決するため、警察や連合調整部からは一目置かれている。

しかし、事件の真相は表向き麟六の推理通りの内容となっており、真実を知らない世間からは「敗戦探偵」と言われている。



因果(いんが)

新十郎の相棒で探偵助手。

新十郎と常に行動を共にする謎の美少年。

小悪魔な性格で普段は明るく幼稚だが、新十郎には生意気な態度を取る。

時折奇矯な言動を取る。

パンダを模したファッションが特徴で顔にもペイントを施しており、普段は前髪で右目が隠れている。

利発で身体能力は、新十郎より高い。

御魂が渦巻くと美しい成人女性に変身して(表向きは「新十郎の上司」となっている)、相手に1問だけ質問に答えさせる。

ただし、1人につき1問しか効果を発揮しない。


佐々風守(ささ かざもり) / R.A.I.(ライ)

第4話より登場。現在は倫理的問題により開発製造が御禁制となった人工知性・“ REAL AI(Real Artificial Intelligence 通称R.A.I.)の最後の1つ。

元々は駒守事件の被害者であり遺物だったが、成り行きで事件終了後も新十郎たちと行動を共にする。


海勝麟六(かいしょう りんろく)

政財界に通じ、戦後に普及した通信インフラとその技術を独占する。

検察庁・警視庁などの情報分析顧問も務める。

明晰な頭脳と膨大な情報で、虎山が持ち込む難事件を次々と解決する為、世間からは「名探偵以上の推理力の持ち主」と言われるが、事件の真相は公にせず、「美しい結末」に収めようとしている。

常に飄々とした態度を崩さない食わせ者。


海勝梨江(かいしょう りえ)

麟六の娘。

家事手伝い。

裕福な家庭で育った為か、大らかな反面、好奇心旺盛で大雑把な面がある。

第1話で新十郎と出会って以来、彼に興味を持ち、父・麟六に持ち込まれた事件を新十郎に吹き込んでは、事件に巻き込む。


虎山泉(こやま いずみ)

検察庁連合調整部の検事。

連合調整部は、諸外国からの圧力と各省庁の調整を行うため戦後新設された部署。

麟六に意見を聞こうと難事件を持ち込むが、新十郎と関わることも多い。理知的な性格。


速水星玄(はやみ せいげん)

警察庁警備局課長。

警察の立場から、さまざまな事件にかかわることになる。


海勝家メイド

海勝家メイド長。

人当たりが良くマイペースだが、無言のうちにも麟六の意を汲む有能な人物。


サブタイトル


第1話 舞踏会の殺人

第2話 無情のうた

第3話 覆面屋敷

第4話 素顔の家

第5話 幻の像

第6話 あまりにも簡単な暗号 

第7話 ハクチユウム 

第8話 楽園の王

第9話 海勝麟六の犯罪 

第10話 海勝麟六の葬送 

最終話 私はただ探している 


主題歌



オープニング・テーマ
School Food Punishment「How to go」

エンディング・テーマ
LAMA「Fantasy」


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