就職活動を通して人生について考え中。(その①)
先日雇止め予告を受けて、現在細々と就職活動をしています。
次の選考で筆記試験があるので約20年ぶりにSPIの勉強をしていて、この週末は子どもたちに構ってあげられず「ほんとごめん!」と思いながら過ごしています。
今回の雇止めをきっかけに、働きたいのか、どのような働き方が良いのか、これからどういう生き方をしたいのか考えることが増えました。
私の性格について
私の性格について少し紹介させてください。
MBTIの16Personalities診断を例に出すと、私は「提唱者(INFJ:内向的・直観的・感情的・判断的)」で、気分が落ち込んでいる時に診断テストをすると稀にですが「仲介者(INFP:内向的・直観的・感情的・知覚型)」になったりします。
提唱者に合うのは「静かな場所で、クリエイティブで、共感力が高くて、戦略的」な仕事だそうです。
ライター、デザイナー、少人数のアットホームな会社、フリーランス、司書、マーケティング職、経営企画部門、心理カウンセラー、NPO法人…なかなか当たっているなと思います。
逆に合わないのは出世競争やノルマのストレスがかかる仕事で、営業職、コールセンター、サポートセンター、販売員、予測不可能な仕事、常に多くの人と接する仕事などで、これも大当たりだなと思います。(というか、ノルマ上等!予測不可能な仕事燃える!という人は本当に存在するのでしょうか…?)
新卒から10年以上、辛い辛いといいながら持ち前の粘り強さだけを頼りに営業職を続けました。売上という数字で貢献度が見えるのがわかりやすいし、何よりバリバリ働いている感がすごくあって漫画の世界みたいでかっこいいなと思っていたので、自分に合う合わないは二の次というか考えてもいなくて、当時は本当に辛かったです。
私はプレッシャーや予測不可能な事態への対応が苦手で、自分の裁量で切り盛りできる「専業主婦」が自分に合っていることは自覚しています。
夫も「家が整っていると嬉しいんだけど…産休・育休の時は居心地がよかった。」とやんわりと希望を出してきたりして、迷いに拍車がかかります。
就職したいのか
「もうこのまま就職はせずに、子どものことと家のこと、余裕があったらボランティアとして地域に貢献できる活動をするのもいいかも」という気持ちもありつつ、
新卒から途絶えることなく今まで(数回転職しつつ、雇用形態も変えつつ)仕事を続けてきた中で、自分に合う職種に辿り着き、わりと楽しく働いているという気持ちもあり、
決断する軸を持てずぐらぐらに揺れながら、就職活動をしています。
就職活動をするうちに、軸を見つけられたらいいなと祈りながら。
どのような働き方が良いのか
・条件
もうすぐ契約終了になってしまいますが、現在の会社は「リモートワーク」「短時間勤務可(パート)」。
多忙な夫抜きでも、私がなんとかワンオペ育児ができているのは今の働き方を選択できたからだと思っています。
・雇用形態
現在はパートという雇用形態ですが、私は雇用形態にこだわりはないみたいです。
勤務条件が合えば、パートでも派遣でも正社員でもなんでも良いです。
・仕事のやりがい
「条件」の他に私が大切にしているのが「その会社が社会貢献しているか、面白いことをやっているか(会社のMVV)」という点です。
業種や事業内容にこだわらず、条件とこれまでのキャリアという選択肢から就職活動を進めることができる人がいる中で、私はそれができなくて。
提唱者タイプの理想主義気質がここに表れている気がします。
これからどういう生き方をしたいか
北欧の国々では「8・8・8ルール」という考え方があって、それが浸透しているのが素敵だなと思っています。
一日24時間を8時間単位で3つに分けて、それぞれ「労働」「睡眠」「自分の時間」と意識して生活するそうです。
16時頃には仕事を終えて退勤する人も多く、残業なしが共通認識。
勤務中はものすごく集中し、午後は会社メンバーとのおやつタイムで息抜きを挟みつつ切り替えて集中、時間になったらさくっと退勤。
そのあとはセルフケアの時間だったり家族や友人との時間へ。
残業が続く場合は、あふれている仕事を洗い出して、その対応を上司や同僚に相談できる風通しの良さもあったら、私みたいに働き方に悩む人が少なくなるのではないかなと思ったりしています。
私が今選考を受けているのは、会社の人たちが健やかに働ける環境をサポートしたり整えたりする業務内容のところです。
(ボロボロになりながら営業をしていた頃から、紆余曲折いくつかの職種を経て、社会人17年目にしてやっと私に合ったやりがいを感じる職種に辿り着けました。)
自分の大切な人が健やかに過ごせる環境を作ったりサポートしたりするのは「専業主婦」にも共通して言えることで、おそらくこのあたりどちらも私には価値ある仕事に思えるため、軸が定まらないのかもしれないなと自己分析しています。
結論:今はやれることをやってみる。そのうちに気持ちが固まっていくだろう。
ご縁のある会社に巡り合えて雇っていただけるのか、巡り合えず家族・友人(余裕があればボランティアで)地域のために専業主婦として過ごすのか、私の軸ぶれぶれ生活は続きます。