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薬学生が気になっていたあの漢方薬を使ってみた💊「漢方薬とは?」

こんにちは🌱
苗ぷろ。のゆりなです。

今回から「薬学生が気になっていたあの漢方薬を使ってみた」というテーマで投稿します。

目的🏃🏻‍♀️

このテーマでnoteを書く目的は3つあります。

①病院に行くほどではないけれど症状に苦しむ人が参考になる記事を書きたい。
体調不良で自分をせめてしまう人に治療方法を伝え、自分を大切にしてもらいたい。

②セルフメディケーションを推進したい。

③薬学部で習った漢方薬の効果を自分で確かめたい。

最初に
漢方薬とは?
セルフメディケーションとは?
を説明したあと、実際に使ってみた漢方薬を紹介します♩︎


漢方薬とは?

漢方薬って聞いたことがあると思います。
飲んだことはありますか?

漢方医学は、古代中国に起源を持つ医療が日本に伝わり、日本で独自の発達を遂げて現在に至っています。

漢方医学の考え方に基づいて決まった量の生薬を複数組み合わせたものを治療に用いています。


生薬って?

生薬と出てきましたが、漢方と生薬は何が違うのでしょうか?

生薬は、植物、動物の全体または部分、あるいは鉱物などの天然物に乾燥などの簡単な加工をして作った薬のことです。

その生薬を数種以上組み合わせたものが漢方薬なんです。


漢方医学と西洋医学の比較


漢方薬よりも西洋薬の方がよく使いますし、馴染み深いと思います。
では何が違うのでしょう?

①診断方法

西洋医学では、検査データに基づいて病名を診断します。
一方、漢方医学では、患者が感じる情報や見た目に基づいて、全体を「証」としてとらえます。

②薬物

西洋薬はヨーロッパにおいて、16世紀に活性のある化合物を取り出して、医薬品とする医療へと進展しました。
一方、漢方薬は、生薬を用いる方法が現在まで継承されています。

③適応

西洋医学では原因の明らかな急性病を治療します。
しかし、漢方医学では「未病を治す」という考え方があります。そのため、慢性病や健康維持に用いられます。


今回は漢方薬とは何か簡単にわかりやすくまとめてみました♩

次回は「セルフメディケーションとは何なのか」、漢方薬に関係あるのか、説明したいと思います🌱

参考文献

「パートナー生薬学」(改訂第3版増補)
「現代医療における漢方薬」(改訂第2版)


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