【オサレ】BURN THE WITCH アニメ感想【極まれり】
2020年10月2日。BURN THE WITCH単行本発売、そして劇場版公開。オサレ記念日制定。
遂にきた、この時がやってきた。
ノエルちゃん、Sっ気ガンガンなジト目が最も可愛いんだ。師匠至上最高のできなんじゃないでしょうか。
ぱっちりジト目に艶やかな下睫毛。あんなものに見つめられたら気が気じゃなくなり気が狂う。そりゃもうパンツ見てせと言いたくなる気持ちは分からんが、隣でいつも見つめてて欲しい。
悔しい、黒髪ロングを好きになることがあんまり無かったのに、勉強の文系ぐらいだったのに、だいたいショートか派手な髪色になびくのに、ノエルちゃんには骨抜きにされた。蛸みたいに這いつくばって生きてく。絡みついたらぐちゃぐちゃに蹴られそうだけどなんだかんだ部屋で飼ってくれて餌あげるフリしてからかいつつ時折優しい笑顔見せてくれそうで蛸になりたいと思わせてくれるノエルちゃん。軟体動物の救世主ですな。
ちなみについ最近、文系からあしゅみが玉座を奪いました。ノエルちゃん繰り上げ当選1位確定です。
そんなノエルちゃんがいるバーンザウィッチですが、
読み切り掲載が2018年の7月頃。
もう2年も前なのか、1年すら経ってないと思っていたが。この感覚、ハンターハンターで飼い慣らされすぎたかな。
アニメ版の感想もといオサレポイントはと言うと、
①BURN THE WHICHである事。
まじでオサレ。
これはアマプラだけかも知れんけど、検索する時に ”BURN THE WHICH”じゃないと出てこない。
”バーンザウィッチ”で検索すると、「本当にあったエロい話」がヒットする。
推測だとBURN THE WHICHはBLEACHと同じ世界だからよね。バーンザウィッチにはブリーチが無いもんね。これは師匠の遊び心かな。
ちなみに今日検索してみたらこんな感じ笑。
②落書きみたいな背景!
アニメ版BURN THE WHICHの背景には枠線がない。クレヨンでそのまま描いたような、ほんわかした背景に切り替わる。魔法使いの住む世界、空想の世界だからかなーと思ったが。こうしたのは童話竜の存在かな。物語の根幹に御伽噺が存在するから、そこのイメージに近づけるためかな。
③ドラゴンの描写🐉
蓮コラ君、エリー、シンデレラどれもアニメの描写で魅力が増し増し。
蓮コラ君はキモ怖い。顔剥がれた後の目から垂れる涙、ブラックサレナを思い出すような描写。ドラゴンも痛いのかなーって少し思わせてくれた。もしくは人間の負の感情を吸収した結果の涙かな。とどめ刺す時にマジックナンバー75が明かされてて笑った。ガトリングクラウン美しい。
この戦いは動きが大幅に増えてて市街地の描写とかもされてて世界観作りに大きく貢献されてる。途中で出てきたステンドガラスがちゃっかりシンデレラなんやね。
エリーはあんなキモいと思わなかった。漫画だと顔にしか注目いかなかったからな。ガッシュのバードレルゴに似てるなーって思いに支配されてて体に目がいかなかった笑。いざ動いてみたらよ、ガリッガリの素肌やんね。猫のスフィンクスみたいで初めてみた人にウッと思わせるデザイン。
シンデレラね、こいつはカッコ良さが高まったね。あの堂々とした立ち振る舞い。綺麗だ。そんなのは漫画版で分かってたんだよ。そこじゃない、羽なんだよ。翼の下端がレースになってる。綺麗!可憐!美しい!ドレスを身に纏った竜、それがシンデレラ。見た時に声上げたよ。漫画の絵の大きさじゃ表現しきれない部分を補完したね。ありがてぇ。
しかしエリーのデザインはボロボロのシンデレラモチーフやろうし仕方ないのかな。服が全部ボロボロで舞踏会に着て行く服がない。だから皮膚丸出しなんかな。月明かりで照らされた舞踏会って感じ。
④動くノエルちゃん!
アニメだとノエルちゃんが動くんですよ。漫画の1コマ1コマ描写されたノエルちゃんも良いんですけど、笛吹いて魔法使うノエルちゃんが見れるんです。プーっと笛を鳴らして青白く照らされるノエルちゃん。嘘ついたって美しいしか言えない美しさ。オスシちゃんにペロペロされても怒らないし膝に乗せて可愛がるし、癒される事間違えなし。目が無い怒りのノエルちゃんも見れた事だし満足。
⑤ノエルちゃんパンツみせてーー
締まりがよすぎる。
読み切り版の時と最後のコマと同じだけど、読み切り版はそのコマの衝撃自体が凄すぎて気付かなかった。アニメはそこまでラグがあるおかげで気付けた。ノエルちゃんパンツみえた。
⑥ニニーちゃん爆発
ニニーちゃんが爆発に巻き込まれるまでが綺麗好きでどうしても笑ってしまう。
何度見ても耐えられない。ベタってやっぱり面白いんだなって。
こっからは単行本の良い所。
⑦トップオブホーンズ揃い踏み!
これは漫画の方が迫力がある。アニメ版は1人ずつ大ゴマで映るものの、文字の迫力が薄くなる。もう少し大きくてもよかったなーとか思ったり。漫画版は勢揃いで見開きの情報量が多くて圧倒される。ジャンプ本誌のがなを良いけどね。
個人的にパッチワークスが1番オシャレかな。
⑧グリーディーカーテン!
インクスのトップ、ブルーノの大技。空に描いた魔法陣からストリートアート?(橋の下のやつ)がどっぷり落ちてきて包み込んで爆発する技。インクスのロゴと名前、ブルーノのデザインから分かる様にストーリーアートがモチーフになってる。漫画だと3コマに渡ってじわっ⇨どっぷり⇨爆発の流れになっているんだけど、ドロドロって流れ出てくるような印象で書かれていて、これがまた興奮するんよね。スプレーアートで描かれた英語落ちてくるオサレさ。アニメだとなんかツルッとした質感でまるーく包まれるので、私的に思い描いてた印象と違った。
確実に好みの世界だけどもね。
能力の説明はアニメ版で補完されていましたね。包み飲んだものを逃さない。カーテンの中でシンデレラが火を吐いて、それが跳ね返されて爆発した様子。
⑨裏表紙の逆張り!
普通の漫画やったら裏表紙と表紙の柄を逆にするはず。しかし師匠は違う。パイパーズの赤黒チェックを表紙にして裏表紙にカラーを持ってくる。このセンスよ。リバースロンドンが舞台だからって事かな。この世の裏側が物語の舞台って事だからだと思う。表紙と違ってカラーイラストが汚れづらいってポイントもグッド。
⑩作者コメント!
こんなに強い作者コメントは見た事ない。とんでもない夢を実現させやがったな。クソかっこいい行き様だよ。漫画誌に残るコメントだと思う。
(11)ドラゴンとの共存
アニメだと尺の都合で切られてたけど、読み切り版と2話の冒頭でドラゴンが生活にどう役立っているのか、どう共生しているのか分かる描写がある。1話でニニーが言ってた「日本では全部殺しちゃうんでしょ」って台詞の回収になってる。ロンドンで言うドラゴンは日本で言うホロウの立場なのかな。その辺の国によっての違いが見れて面白い。
ちなみにお気に入りはコンダクター、電気発電してるドラゴン。ボルトマンみたいで好き。
だいたいこんな感じかな。
なによりもシーズン1はシンデレラの纏まりが綺麗すぎて惚れる。台詞(ポエム)の説得力とキャラの背景がドンピシャすぎてエグい。1話の時点でキレッキレなのに更にそこから回収するなんて思ってもいなかったから。1読者として本当に楽しめる作品であった。
まだ童話竜は6体残ってるから、まとめあると想定してシーズン8まで続いてくれたらなと思う。まぁ2体同時とかもあるだろうしシーズン7まででも大丈夫っす。班分けも7つみたいだし、それぞれ1回づつ表紙の柄を担当していただけると幸いです。
いやー、ほんとに面白い。次がいつになるか分かりませんが楽しみにしております。
なんとなくストーリー予想とかノエルちゃんのジト目についてまた書ければいいかなーと思っている所存です。
ありがとうございました。