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クリスマス前なのでお別れしたあの日を思い出す25歳


初めまして
25歳のユウっていいます
クリスマスも近くなったきたので、恋愛経験が少ない僕にとって
人生初めて彼女に振られ、悔しくも恨めなかった経験を供養させてくだい

出会い

彼女とは大学生時代にやっていたカフェのアルバイトで出会いました
当時理系大学生で拗らせていた僕にとっては、とっても明るく元気な子で、毎回話しかけてくる彼女が輝いて見えました
バイト時代は彼女のことを気になっていましたが、なかなかシフトが被ることはなく、彼女は社会人となりバイトを卒業していきました
このままだと、永遠に会うことはないだろうと思ったので、勇気を持ってインスタでご飯に誘いました
その後2回デートして仲良くなり、
誰もいない静かな公園で付き合うことになりました

付き合ってからの日常

 付き合い始めてからは週に一回ほど、ご飯を一緒に食べたり、お互い大好きなカフェに行ったりして過ごしました。僕は大学院生で忙しかったことと、彼女は看護師だったので会う頻度はそれほど多くはありませんでした。
しかし、会った時には居心地がよく、毎回会うたびにたくさんのお菓子とか買ってきてくれる彼女が愛おしかったです
 特に思い出に残っているのが、一緒にユニバに行ったこと。
ユニバに行くまでに一緒にマリオのゲームをして予習してました
(何回やってもマリカは負けない)
そして、彼女の誕生日にはマリオのキノピオとキノピコのぬいぐるみを交換したり謎にマリオにのめり込んでました笑🍄
ユニバに行ったときには無事マリオエリアを楽しんで、たくさん写真撮って最高でした。ここまで簡潔に書きましたが、日々彼女は僕の学生生活を応援してくれて、毎日忙しい研究生活を頑張れましたし、僕も看護師として頑張っていた彼女を心から尊敬していました
 そんな楽しい日も束の間で、1年半が過ぎた頃から学生の僕と社会人の彼女と金銭的な価値観の違いや、僕の内定をいただいた会社が地方勤務であったことなどから少しずつ距離が離れていくのを感じてました
徐々に彼女からの返信は遅くなっていきましたし、予定も合わなくなっていきました

お別れ

彼女から返信が遅くなってから大学院の研究にも身が入らなくなっていました。大事な発表前だったのでとても辛かったのを覚えています
彼女から連絡が遅くなってから一週間が経ったころ、「明日会える?」って急にLINEが来ました

振られるのかと思う反面、また会えることになったので正直嬉しかったです

 当日の夜待ち合わせの駅に着くと、いつも通り綺麗な彼女がいました
なぜかわからないけどココスに行こうと言われ、お互いプリンを食べるという謎の時間でした。いつもよりはお互い落ち着いていて、素直に楽しく話していました。心の中では、「これは振られるとか杞憂だったのではと」安心していました

ココスを出ると、僕の方から「公園に行こうか」と言いました
その前にセブンでお互い好きなコーヒーを片手に
セブンで気づいたのですが、彼女は何やら大きめの袋を持っていました
その中に、彼女に貸していたものや、キノピオのおもちゃなどの思い出の品が垣間見えた時、思わず涙が出そうになりました
いよいよ振られることを確信しました
コンビニから公園へ歩く最中は頭が真っ白でしたが、何とか悟られないように
本当につまらない話をしてました

公園に着いた時、僕は思わず「何か言いたいことがあるんだよね」
と言うと、彼女はゆっくり頷いた後で「別れよっか」と冷たく言いました
ばかやろう!言いやがった!と思ったけど仕方ないかとも思いました。話を聞くと僕との価値観の相違が少しずつ彼女を苦しめてしまっていたみたいでした

彼女が帰ったあと公園のベンチで涙が止まりませんでした
彼女から「今までありがとう、本当に好きだったんだよ」とLINEが来た時には本当にお別れするんだなって改めて感じました

家に着くと、何も知らない笑顔のキノピコがこちらをじっと見つめていましたが捨てる勇気はありませんでした

おわりに

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます
今、大学院を、無事に卒業して何とか社会人となりました
大手企業に入社できたものの、出会いはなくマッチングアプリに手を出すも、
全くうまく行っていないです
クリスマスも近くなりましたが、今は1人の時間を存分に楽しみたいと思います。
LINEも、インスタも全部ブロックしてきた”元”彼女はどこでなにをしているかは知る術もありませんが、幸せになっていてほしいと心から思います





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