小羽田健雄氏『水の無限の可能性』
4日はさいたまスーパーアリーナ骨董アンティークフェア出店の為、モーニングセミナー出席が叶わなかった代わりに、夜から吉祥寺nomunoにて開催されたイブニングセミナーに参加してきました。
講師は、水の研究家である株式会社生命の水研究所代表取締役 小羽田健雄氏。(ブログ)
前にもモーニングセミナーでお伺いした内容でしたが、今回が前と違ったのは、実際に水の効果を目の前で見せて頂けたこと。
電気分解アルカリイオン水でプチトマトやお米を洗ったところ、瞬く間に水の色が変わりました。
油を入れればあっという間に混ざるし、水道水との違いは歴然としていました。
まず、何故水なのかというお話から始まりました。
人間の体の60%は水で出来ています。
血液の83%、脳の74%が水です。
飲んだ水は、30秒後に血液となり、1分後に脳と生殖器に到達します。10分後に皮膚、20分後に心臓などの器官、というように、飲んだ水がそのまま体組織になります。
血液に乗って毒素が運ばれますが、排出するのには水が必要です。
例えば体に良い食べ物を摂っても、新陳代謝の結果老廃物が出るので、それを捨てるのに水が必要になります。
熱中症、心筋梗塞、脳梗塞、生活習慣病は、水をしっかり摂っていれば防げるのだそうです。
水が何をするのかというと、「油を溶かす」「酵素を働かせる」この二つです。
小羽田さんは子供の頃から体が弱く、あらゆる病気を経験したそうです。
38歳の時、当時は使い回しだった注射器が原因でC型肝炎にかかり、死にかけますが、電気分解アルカリイオン水を毎日、体重の一割飲むことで九死に一生を得、それから東京警察病院の先生と共に水の研究を始めたのだそう。
そして、32年間で10万件以上の分析データを集めます。
2010年、経済産業省の助成で、水道管の汚れを洗浄する事業の計画がスタート。測定委員として参加します。
測定の結果、水道管には発ガン性物質MDAが大量付着していることが判明。
研究所は公表を主張しましたが、行政はパニックを恐れ、隠蔽工作をします。
発表には報道機関が詰めかけたそうですが、報道は一切されなかったのだそうです。
プロジェクトは中止になりました。
そこで、小羽田さんらは独自に出版などを通じて、真実を知らせることにしたのだそうです。
水道の水が汚染されているなら、ではどんな水が良いのか。
小羽田さんらは、分析を通じて一番良い結果が出た水を、どのように普及しようか考えた結果、水を作る機械を販売するのが長い目で見るとコスト的に一番良いと言うことになり、アルカリイオン整水器の製造を企業に働きかけました。
量としては、1日2ℓ飲めば良いそうです。
実は私も今年に入ってから、30分おきに水を飲むと病気をしないという話を聞き、今までは珈琲紅茶ばかりで殆ど水を飲んでいなかったのを、意識して飲むようになりました。
それでも、せいぜい一日に500mlのペットボトル1本です。
整水器導入はコスト的になかなか難しいですが、これからは浄水器などを駆使して、出来るだけ一日2ℓの水を飲むことを心掛けようと思います。
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