美味しい文章
noteでは、数多くのクオリティの高い文章が読めるのが魅力です。
文章が上手い人というのは、まずは題材を選ぶセンスが良いのだろうな、と思います。
そして次に、それをどう料理するか。
食材で例えると、鶏を捌いてムネ肉やモモ肉を使うのか、レバーを使うのか。いっそ丸ごと一羽蒸し焼きにするのか。
モモ肉だったら唐揚げにするのか、シチューに入れるのか、炊き込みご飯にするのか。
ちなみに今私が書きたいのは、グラスジェムコーンを買ったよ!ということです。
ハロウィンのおもちゃかぼちゃに混ざって、花屋の店先に並んでいました。
とりあえずTwitterで自慢しました(笑)
でもそれでは飽き足らず、普段はほとんど使用していないFacebookにも投稿しました。
以下の文章です。
グラスジェムコーンを知ったのは、《哲学者の薔薇園》のイベントで「変わった野菜を食べる」という企画を行った時。
レインボーコーン、ジュエリーコーンなどとも呼ばれるこのとうもろこし、画像で見ると、粒がみんな違う色をしているのに驚きました。
機会があったら食べてみたい、と思いましたが、普通のとうもろこしに比べて固いので、ポップコーンにすることを勧めていました。
ただし弾けた粒は白いとか。レインボーの意味…。
昨日、駅までの道を歩いていたら、花屋さんの店先に、おもちゃかぼちゃに混ざってこのグラスジェムコーンが売られているのを発見!
これは、買うしかないでしょう。
いつもは自転車なのですが、駐輪場代を節約して歩いた甲斐がありました。
売られていたコーンは、普通のとうもろこしよりかなり小さめ。
4本ありましたが、色味に結構個体差があり、2本のどちらかで迷っていると、お店のおばさまが「こっちの方が綺麗じゃない?」と仰るので、そちらにしました。
もう1本の方が少し大きくて、500円の値札が付いていたので同じお値段かと思ったら、「350円です」って。安い!
眺めてみれば、艶々した粒はまるで瑪瑙でできているかのよう。本当に綺麗で、食べるのなんて勿体無い!
こんなに綺麗に色が残るなら、こうしてドライにして飾るのが一番良いな、と思いました。
相方に画像を送ってはしゃいでたら「色が病気」と返ってきました。
どうせ私の好きなものは病的なんだよ…。
なぜ私がここまで執拗にグラスジェムコーンについて書いているかというと、このコーンの美しさ、珍しさを見て欲しい、そして共感して欲しい、と思ったからです。
まあ私が表現活動を行う目的は大体これですが。
noteではこのコーンについて、どのように切り取ったらその魅力が伝えられるだろう。
いやむしろ見た目のみで勝負すればいいんじゃないか?
だとしたらnoteじゃなくInstagramとかの方がいいのでは?
そう思いながらも、折角ここまで書いたのだからと、ごった煮状態のまま投稿することにしたのでした。
グラスジェムコーンも綺麗だけど美味しくはないみたいですしね。
美味なる文章への道は遠い・・・。
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