一時間で焼けるパン
100グラムの小麦粉で約二人分のパンが焼けました。
普段は意識して会話や動作をゆっくりにしています。
せかせかすると周囲の人に気を遣わせるような気がするのが理由です。
でも、実際の私はせっかちです。
だから、パンも一時間で焼きます。
材料を計って、捏ねて焼き上がるまでの時間が一時間。
せっかちの私にはピッタリのレシピです。
私がパンを焼きたくなるときは
焼き立てのパンが食べたくなったときと、
現実逃避したくなったときです。
焼き立てのパンが猛烈に食べたくなったら、写真の一時間で焼けるパンを焼きます。
現実逃避のときは、もう少し時間や手間がかかるパンを焼きますが
現実逃避したいけど時間的に切羽詰まった状態のときはこのパンを焼きます。
粉を捏ねていると無心になれるし、素人が焼いたパンでも焼き立ては結構美味しいです。
普段しない作業。パンが焼ける香り。そして焼き立ての美味しさはちょっとした癒やし効果があり、気分転換には最適です。
だから、このパンの登場回数は多いのですが...
私はぶどうパンが好きなので、いつもレーズンを入れて焼きます。
本当はもっとたっぷり入れたかったのですが、生地に練り込む段階で
「これくらいでちょうど良いかな」
と思っていたら
焼き上がると案外少なかったと残念になります。
この経験をいつも忘れてしまいます。
度々焼くのに毎回残念なレーズンの量です。
一時間で焼けるパンは、発酵時間が短いです。
つまり、ドライイーストの量が小麦粉の量の割に少し多目です。
お時間にゆとりがある方は普通のパンレシピが良いと思いますが
私のようにせっかちな方は是非お試しください。
パンを買いにコンビニへ行くほうが早く食べられますが、
着替えて、化粧して、マスクして、靴を履いて、自転車に乗ってパンを買いにコンビニへ行って帰ってくる時間って、結構かかります。
私は、そっちが面倒くさいと感じてしまいます。
〈材料〉
強力粉 100g
上白糖 30g
サラダ油 15g(バターでも)
牛乳又は豆乳 70cc
ドライイースト 4g
塩 1〜2つまみ
〈作り方〉
① ボウルに小麦粉、砂糖、塩、イーストを入れ、ホイッパーで軽く混ぜる。
② ①にサラダ油と人肌に温めた豆乳を入れて粉っぽさがなくなるまで捏ねる。(だいたい5〜6分で粉っぽさがなくなると思います。)
*レーズンを入れるときは生地を捏ね終わったときに投入し、生地がレーズンに馴染むまでさらに捏ねてください。
③ ひとかたまりに丸めた生地をジップロックに入れて電子レンジの発酵モードで10分発酵させる。
*発酵モードがない電子レンジの場合は、最も低いワット数にして30秒を目安に観察しながら加熱してください。少し膨らんだらすぐに停止させてください。 1分ほど放置し再び低いワット数で少し膨らむまで加熱し、さらに1分放置し袋の上からさわってみて、ほんのり温かくなって元の生地の倍くらいの大きさになるまで繰り返してください。
④ オーブンペーパーを正方形にカットし、箱型に折る。
⑤ 生地を4等分してオーブンペーパーの箱に並べて220℃〜240℃のオーブンで10分を目安に焼く。
もっちりとした素朴な味のパンです。