固まる油と固まらない油[5]
植物油でも固まる油としてヤシ油のお話を[2]や[3]でさせていただきました。
その話のなかでココナッツオイルとヤシ油の違いが分かりにくかったので、今日はそのお話をさせていただきます。
私が[2]や[3]でお話したヤシ油とはパーム油のことでアブラヤシの果実から採れる油です。
そして、ココナッツオイルとはココヤシの果実から採れる油で、
ココナッツオイルは体の中に入っても固まることなく血管内をサラサラと流れてくれる油です。
パーム油は常温で固まるので、その性質を利用してショートニングやマーガリンの原料となる他スナック菓子やカレールー、コーヒーに添えられるポーションミルク及びせっけんや洗剤の原料 とまぁ幅広く利用されています。
パーム油以外でもマーガリンは作られています。コーン油や菜種油?大豆油?で作られているものがありましたね。
コーン油や菜種油は常温で固まらないのに、
なぜ固まっているマーガリンができているのか?
これは、[2]と[3]で記述した通り
水素を使って油を固めています。
これが血管内に入ると思うと少し怖くなります。
#ゆたんぽキッチン
#栄養士ゆたんぽ
#ココナッツオイルは良質です