固まる油と固まらない油[1]
固まる油とは動物性の脂肪を主に指します。
市販されている動物性油脂とはラードやバター、長く見かけないですがヘット(牛脂)です。
血中コレステロールを気にして肉類を召し上がるのを控えられてる方を多く見かけます。
人間の体温は大体37度とされています。
牛や豚は人間よりも体温が高いので、牛や豚の脂(コレステロール)は人間の体内で固まることから血管が詰まる可能性を避けるために肉類を控える、ということです。
確かに脂身の肉類をたくさん召し上がるのはどうかと思いますが、
このコレステロールとは全面的な悪者ではないのです。どうか敵視なさらないでください。
人間の細胞膜はコレステロールでできています。
何兆個もある細胞を守る膜が弱ると細胞に傷が付く
ということです。
話は少し飛躍しますが
人間は日常的にガンになり、日常的に治っているといわれています。
人間が持つナチュラルキラー細胞が悪い細胞(ガン細胞)をやっつけているのだそうです。
このナチュラルキラー細胞とガン細胞の戦いでは、絶対にナチュラルキラー細胞に勝ってもらわなければならないのです。
そのためには、まず正常な細胞が健康でなければならないし、その細胞を守る膜はしっかりとした膜でなければならないのです。
お肉は、たくさん召し上がらなくても良いのです。
毎日でなくても良いのです。
3日か4日に1度くらいは召し上がってください。
それ以外の日は、お魚を召し上がってください。
特に、青背のお魚をお薦めします。