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大阪に行くなら銭湯に行かないともったいない!おすすめの理由3つ
みなさんは「大阪」というと、何を思いつきますか?
たこ焼き、お好み焼き、通天閣、大阪城、USJ、万博記念公園・・・など色々出てくると思います。
上記はすべて大阪の魅力なのですが、個人的に大阪の強みは「お風呂」だと思っています。銭湯やサウナのクオリティが高いのです!
私は今まで全国200軒以上の銭湯・サウナをまわり、現在は大阪に3か月ほど滞在しています。滞在期間中には、20軒ほどの温浴施設に行きました。
以前は「大阪は粉ものが有名だよね~」としか思っていなかったのですが、今では「次大阪にきたら、絶対銭湯に行こう!そうでなければもったいない!」と思うほど虜になってしまいました。
そこで今回は、大阪の銭湯の魅力をまとめます!
ちなみに、普段は東京のお風呂に行くので、東京の銭湯との比較が多くなります。ご理解いただけますと幸いです。
大阪の銭湯の魅力①広い
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大阪は広い銭湯が多いです。
東京の銭湯では、脱衣所がこじんまりとしていて、ロッカーが隣り合った人と「すみません…!」と言いながら服を脱ぎ着することは度々あります。
小さい浴槽は混むのでなかなか入れず、入れたとしても知らない人との距離が近いのであまり落ち着かない・・・なんてこともしばしば。
でも大阪の銭湯は、脱衣所も浴場も広いんです!
たとえば、豊中市にある「夢の公衆浴場 五色」の脱衣所はこんな感じ。
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これは脱衣所の一角で、個人的には「脱衣所だけで25mプールが入るのでは!?」と思うくらいの広さでした。
浴槽の大きさは場所によりますが、大阪の銭湯は、かなりの高確率で「深い浴槽」があります。立ったまま入れるような、温かい浴槽です。これがまた気持ちいいんです。
もちろん、こじんまりとした大阪の銭湯もあるのですが、どこも比較的空いているので、広く感じられました。
大阪の銭湯には10軒ほど行きましたが、東京のように大混雑するところには出合わなかったです。
施設自体が広い(こじんまりとしていても、大混雑しない)ので、ゆったり楽しめる!これが大阪の銭湯のいいところです。
大阪の銭湯の魅力②サウナの料金が安い
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大阪の銭湯は、サウナの料金が安いところが多いです。
一般的に、サウナの料金はオプション扱いとなります。私の経験上、東京の銭湯のサウナ料金は、400円~800円ほどがボリュームゾーンだと感じます(入浴の基本料金は550円 ※2025年1月現在)。
仮に基本料金550円+サウナ代800円を支払うと、1350円。スーパー銭湯と同じくらいの値段になってしまいます。
いっぽう、大阪の銭湯の基本料金は520円(2025年1月時点現在)。そのなかにサウナ料金が含まれているか、もしくは追加料金100円を支払うところが多いです。
つまり、無料もしくはプラス100円でサウナに入れるということ。圧倒的にリーズナブルなんです。
サウナ好きのお財布にやさしいところも、大阪の銭湯の魅力です。
大阪の銭湯の魅力③レトロで解放的な雰囲気
東京で人気の銭湯は、現代的かつスタイリッシュなところが多いです。たとえば、南青山の清水湯や練馬区の久松湯など。
大阪では、今のところスタイリッシュな銭湯を見つけられていません。でも、レトロで解放的な、独特の雰囲気があると感じます。
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そのまま残っている煙突。ポップで明るいタイル張りの壁。昭和レトロっぽいフォント。まるで喫茶店のようなサウナ。
銭湯のような昔からある施設は、長く使うとだんだん設備が老朽化してきます。そのなかで、清潔さが損なわれてしまうこともしばしば。
でも、大阪の銭湯にいくと、昔から残っている施設が、大事にきれいに使われていると感じます。体が温かくなるだけでなく、心もほっこりしてくるんです。
独特な雰囲気は、運営の方々や、お風呂に入る人たちの「銭湯を大事にする気持ち」からきているのかもしれません。
さいごに
大阪の銭湯の魅力はまだまだ語りきれません。今回は銭湯に絞りましたが、スーパー銭湯もハイクオリティです。
記事の後半でおすすめの銭湯を紹介しようと思ったのですが、おすすめの理由を3つあげただけで長文になってしまいました(笑)。
具体的な施設は、また別の記事で紹介したいと思います!では。
表紙の画像は、2024年11月26日(いい風呂の日)に、あべのハルカスでおこなわれた「いいふろ祭り」の様子。たくさんの暖簾が一堂に会している様子は圧巻でした!