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正しい諦めも大事

今日は「正しい諦めも大事」というテーマでお話ししていきます。

何かを継続することがすごく大事だと言われますが、継続したからといってすぐに成果が出るわけではありませんし、絶対に成果が出るという保証もないですよね。

これは私の経験から感じたことです。

私自身、社会人をしながら大学院に通っていた時期がありました。

本来2年間で修了する修士課程でしたが、半年で中退することを選びました。

大学院に行けば何か得られるものがある、あるいは自分が突き詰めたい分野が明確になると思っていたのですが、実際には無理をして体調を崩してしまいました。

無理を続けていたら、仕事すらできなくなり、これから一緒に生活を築いていきたいと考えていたパートナーとの生活にも影響が出るかもしれない、と考えた結果、大学院を続けるという選択肢はありませんでした。

大学院を中退することで、修士課程を修了し、大学の先生になるとか、研究職に就くという夢を諦めることになりました。

しかし、その結果として今では素敵なパートナーに出会い、かわいい娘にも恵まれ、とても充実した幸せな生活を送れています。

もしあのとき無理して大学院を続けていたら、今の生活は実現しなかったでしょうし、体調をさらに崩して仕事ができなくなっていた可能性も高かったと思います。

仮に修士課程を修了したとしても、本当に大学の先生として働けたのか、自分がやりたかった研究を突き詰められたのか、という疑問も残ります。

あのとき、進学を決断したことで「やってみたけどダメだった」と納得することができました。

やらずに後悔するよりも、やってみて自分には向いていないと気づけたことは、私にとって大きな成果でした。

諦めるという選択は、新しい道を探すポジティブな側面があると思います。

実際に私は諦めたことで、今の幸せな生活を手に入れることができました。

大事なのは、自分が納得いくまでやってみて、それでもダメだったときに違う選択肢を取る勇気を持つことだと思います。

もし今、成果が出なくて悩んでいるのであれば、軌道修正する勇気を持ち、一度行動を変えてみるのも大切なことです。

「正しい諦め」というものがあるからこそ、新しい未来を掴むことができるのだと思います。

私にとっては、あのときの諦めが人生を大きく変えるきっかけになり、一生大事にしたい家族とも出会えました。

諦めることも一つの戦略だと思います。

今日のお話は以上です。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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