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117『ロストエモーション』あ~誰か早く窓を開けて!異様な世界・新鮮な空気が欲しくなる!!映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み
劇場公開日:2017年3月4日
あ~誰か窓あけて!!ドア開けて!!新鮮な空気が吸いたい!!
そう思わずにはいられない、閉所恐怖症的な感覚に襲われる。
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今回の作品
リドリー・スコット製作総指揮の下、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルトと「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが共演したSFサスペンス。世界戦争によって地上の99.6%が破壊された近未来。
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
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貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
映画好きの皆さまと繋がっていけることを楽しみに
大好きな映画の感想をボチボチとアップしていきたいとおもいます!!
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~^^
では、いきますよ!!
それでは
作品紹介
いってみよ~う
「SFサスペンス」
物語 ★★★☆☆
キャスト ★★★★☆
映像 ★★★★★
監督 ドレイク・ドレマス
製作総指揮 リドリー・スコット
キャスト
サイラス (ニコラス・ホルト)
ニア (クリスティン・スチュアート)
『カフェソサエティ』『アリスのままで』
あらすじ
世界戦争によって地上の99.6%が破壊された近未来。滅亡の危機に瀕した人類は、遺伝子操作を施した感情のない人間の共同体「イコールズ」をつくった。そこで暮らす人々は保健安全局の監視下に置かれ、愛情や欲望といった感情が生まれると、「発症」したとして隔離施設へ送られ、安楽死させられる運命にあった。そんな環境下で、感情を「発症」してしまったサイラスとニアは、外の世界への脱出を決意する
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まず初めに、日本で大半が撮影されたこの作品。世界的建築家・安藤忠雄の建築物で近未来都市の世界観をリアルに再現した。以下の建物が使われたという事で、なんだかすごいですね~
長岡造形大学 (新潟県長岡市)日本設計他
埼玉県立大学(埼玉県越谷市)山本理顕設計工場
MOA美術館 (静岡県熱海市)竹中工務店
淡路夢舞台 (兵庫県淡路島)安藤忠雄
狭山池博物館 (大阪府大阪狭山市)安藤忠雄
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感想
こういった作品はよくあるものなのでストーリーをあまり期待しないで鑑賞開始。私は閉所恐怖症ではないのですが、そうだったら、こんな感じかな~とおもって書いてみました。ちょっとネタバレ要素が含まれるのでご注意ください。
近未来 こんな異質の世界が広がっているとしたら・・・そう思っただけで胸が、呼吸が、浅くなる。感情がなくなると人間ってこんななのかしら?って気持ちが悪くなるのです、胸がモヤモヤしてくるのです。困ったことに。
感情が危険な要素、SF作品ではありがちなパターン、人間のごく普通の個性を真向から否定する設定に「あるある」です。途中眠くならないか心配することもしばしば。ですが、感情のない表情に、スタイリッシュな建物がすこぶるマッチしていてストーリー展開よりも映像美を楽しんでみていましたね~途中までは・途中までは・・・
ですが意外なことに異様な世界観は思っていた以上に退屈を感じさせないものだったのです。
感情の発症をしてしまったサイラスとニアは現在の私達のような暮らしを望み、亡命するかのように2人で異国の地に逃げる為計画を練るのですが、そんなに上手く事が運ぶわけもなく、サイラスは最後、感情を抑える新薬を投与してしまう展開に。あ~~「打つ手なし!!」と・・・ここまでの展開は予想通りよ~って思いつつ、こんなものかな?~なんて勝手に話を終わらせてしまう私。
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ところが、まだ続きがあったんですね~ここからがかなり濃厚ポイントなんですよ~。感情がなくなったサイラスはニアに『君との事は覚えてる』ここまでは「いいぞ~」的な私の心の声が・・・(笑)
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『だけど、感じない』『感じることが出来ない』そして「あ~そういうことね~・・・」私の心の声が...記憶(脳)と感情(心)の分かりやすい分離表現にラブストーリーのハッピーエンド的な最後の期待が、ガラガラと崩れていくのです。あ~~~~。
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そんな状況でも、2人は異国の地に旅立つ事にする展開に更にビックリ、感情を失った人間との交流はかなりキツイよね~なんて心配ばかりが頭をよぎるわけです。そして電車に乗る2人の姿を最後にフェードアウトする最後にチョット肩の力が抜ける感覚がありました。そして、もしかしたら、もしかしたら?感情が沸き上がるかも?そんな未来を想像しながら。
最後
いつも映画を観た後はついつい考えてしまうのですが「この作品はなにが言いたかったのか?」って。意外なことに氣が付きましたね。これは近未来という物語の設定ですが、いやいや、『現代を皮肉ったモノなのではないかと』感情の発症はあくまでも分かりやすく「特徴を誇張しているだけ」のことであって、今の私達を無意識に押さえつけている「氣づいていない何か」を象徴しているのではないかと推測するのです。
それは例えるなら『個性(感情)』を押さえつける『常識で考える普通のようなもの(共同体)』だから、誰でもない、「それ」は自分で自分を押さえつけているとおもうわけですよ~。≪私はもっと自由になれる≫鳥かごのカギはかかっていないからね・・・。そんなメッセージをこの作品から感じとりました。
最後余談ですが、クリステン・スチュワートは人気の女優さんなのですが、私の中でどうも 宝塚の男役のような イメージ と 雰囲気 がまとわりついていてなんだかラブシーンも色気がないように思えてしまうのは私だけでしょうかね~ついついカッコイイ方向でみてしまうのですが・・・^^
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映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
最後までよんでいただきありがとうございます
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