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98『ウルトラミラクルラブストーリー』 異色すぎる・ラブストーリー? 映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み
劇場公開日 2009年6月6日
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今回の作品
青森で農業を営みながら1人で暮らす無邪気な青年・陽人は、野菜を売りに行った先の幼稚園で新任の町子先生に出会い、一目で恋に落ちる。
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
映画好きの皆さまと繋がっていけることを楽しみに
大好きな映画の感想をアップしていきたいとおもいます!!
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~^^
では、いきますよ!!
それでは
作品紹介
いってみよ~う!!
「ラブストーリー」
監督 横浜聡子
物語 ★★★★☆
キャスト ★★★★☆
映像 ★★★☆☆
キャスト
水木陽人 (松山ケンイチ)『聖の青春』
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神泉町子 (麻生久美子)
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あらすじ
青森で農業を営みながら一人で暮らす水木陽人(松山ケンイチ)は、やることなすことすべてが常識外れな町の変わり者。ある日陽人は、訳あって東京からやって来た神泉町子(麻生久美子)に一目ぼれする。恋を知らない陽人にとっての生まれて初めての恋は、常識を超えた奇跡のような出来事を次々に呼び起こす。
感想
まずは題名に引かれて鑑賞したわけですが、序盤からの何とも言えない雰囲気に???ありゃ失敗したかな?なんておもうわけですね( ^ω^)
ですがこの作品、題名にもありますが、ただの「ラブストーリー」という括りのものではないのでして・・・私の中では思った以上に高い評価につながる作品でした。
水木陽人(松山ケンイチ)の発達障害のようなキャラクターの青年が町の中で『普通』に暮らしながら生活していることも異色であり
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そこに東京から来た神泉町子(麻生久美子)も異色であり何か違和感を感じずにはいられない。
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何より変わり者、水木陽人(松山ケンイチ)が町の人たちの色眼鏡で見られる事もなく当たり前に周りの人たちと生活している事がとても魅力的に思える作品なのです。これって普通に出来そうで出来ないのではないか??と思えることなんですよね~。
そして水木陽人(松山ケンイチ)の神泉町子(麻生久美子)への想いは一途という範囲を超えて、純愛というものでもなく『不純物を含まない純愛』とでも言いますか...損得抜きの彼の想いがすこぶる伝わってくるわけです。ド直球で!!
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歳をとって智慧のついてきてずる賢くなってくる自分にとって、対等な立ち位置ではいられない。そんな思いすらしてくるわけなのです(;´∀`)
農薬を浴びることで町子先生が好きでいてくれる(変わり者でない自分の状態)になれる。「落ち着きのある自分なら町子先生は自分を好きになってくれる」こんな思いから農薬を浴びる水木陽人の行動は異常なものなのだが、それも純愛なのだろうと・・・
その一途な心に切なさがこみ上げてくるのですが、思うほど重くならない不思議な作りになっている作品です。
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それは水木陽人の彼の見る(考える)奇妙な世界観が上手く描かれているからなのだろうと思えるのです。
最後
鑑賞後、お世辞でもハッピーエンドとは言えない結末に、序盤の重苦しい空気感とは全く違う最後になぜか涙があふれてくるのです。
最初から最後まで彼を取り巻く周囲の人たちの彼に対する普通の接し方が何とも言えない安堵感に浸れるのでありまして、『変わり者ではあるけれど特別ではない』そんな表現で水木陽人の人物像が説明できるかと( ^ω^)
青森という土地柄もかなりいい味が出ていたのではないでしょうか。
松山ケンイチだけに、ふるさとは彼を解放させるのか?(*´▽`*)
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
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2018’01’15
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