土の母といんげん
土の母は、火
火に田んぼと書く「畑」という漢字が示す通り、古来畑は野を焼いて作物を育てていました。そこから五行においては、火が健やかな土を育むと考えるようになりました。
同様に内なる土(脾胃)を育むには、火(心)の働きが大切となります。自身の心がワクワクすること、それが心にとっては何よりの養生であり、ひいては脾胃の養生にもつながります。
湿を取り除き、脾を健やかにしてくれる「三度豆(いんげん)」
そろそろ梅雨入りの声も聞こえてきそうな頃(入梅は6/11)ですが、脾胃にとって湿は避けたいもの。頭や身体が重だるい、めまい、胃もたれ、無氣力といった症状は湿が影響していることも。
そんな時に重宝する旬のお野菜といえば「三度豆(いんげん)」
ツボでいえば、膝関節と外くるぶしのちょうど中間あたりにある「豊隆(ほうりゅう)」穴です。
痰が多い方は特におすすめのツボですよ。ではよき旧暦卯月を。