潤い不足を示す舌
水無月は、水の月
神さまが出雲に行かれて居なくなる月なので「神無月」という説がある一方、一年の豊穣に感謝した「神の月」という話しもあります。水無月も同様、梅雨時期なのになぜ?と考えると「水の月」と読むと、腑に落ちます。
が、今年は旧暦水無月を待たずに梅雨が明けちゃいました。なので文字通り「水の無い月」に。
暑さが厳しくなるとともに、体内の水(潤い)も消耗します。
干からびた土、のような舌
理想の舌の色は淡紅色。そんな舌の色が真っ赤だったり、舌にひび割れのような亀裂があるのは、体内の潤い不足や、熱のこもり、乾燥を表します。こうした舌の時には、咽喉の渇き、手足のほてり、耳鳴り、めまい、のぼせ、といった症状がみられることがあります。
潤いを補充してくれる食材は、この時季の旬であるきゅうりやトマトといったおなじみの夏野菜。
ツボでおすすめなのは「太谿(たいけい)」穴で、内くるぶしとアキレス腱の間にあります。
今年の夏は厳しくなりそうですね。どうぞご自愛を。
#旧暦水無月 #朔日 #陰虚 #トマト #太谿 #陰陽 #天人相応 #推拿 #梅雨入り #梅雨明け #紫陽花 #あじさい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?