見出し画像

有楽町の街の新テーマソング公募企画 「有楽町うたつくり計画」いよいよ最終審査!最優秀賞の栄冠は誰の手に!

有楽町の街の新しいテーマソングを公募する企画「有楽町うたつくり計画」の1次選考を行い、全262曲の応募から1次選考通過5作品を選定。
その後、5組は音楽プロデューサー・本間昭光さんとのワークショップへ参加。5組とも楽曲を大きくブラッシュアップさせ、最終選考。リスナー投票の結果。果たしてどのアーティストが最優秀賞に選ばれたのか。

「有楽町うたつくり計画」と題したこの企画は、ニッポン放送と三菱地所が
”これからの有楽町を表現し、街を行き交う人々に愛される新しい街のテーマソング“まちうた”を創る共同企画”として発案し、音楽プロデューサー・本間昭光さん、音楽プラットフォームEggsの協力で2020年6月15日(月)より実施しています。『キミが憧れる大人まち有楽町』をテーマに公募した楽曲は、7月31日(金)の締切までに262曲ものご応募をいただきました。
公式サイト:https://www.1242.com/project/yurakucho

1次選考。ワークショップ。そして最終審査…

画像1

締切後、有楽町うたつくり計画事務局で全262曲を聞き込み、絞り込こんだ上で、8月12日(水)には本間昭光氏以下、有楽町うたつくり計画関係メンバーがニッポン放送イマジンスタジオに集まり選考会を実施しました。
3時間以上に渡った選考会の結果、次の5作品が1次選考通過作として選ばれワークショップへと進み、そしていよいよ最終審査へ

「有楽町うたつくり計画」を振り返って

本間さんが最後まで残った5曲のプロデュースをしたワケなんですが、どうでしたか。

昨今のオーディション事情って他のところはわからないんですけど、この「有楽町うたつくり計画」に関していうならば、まあ個性的な5組が残ったなという印象ですね。特に今年はコロナということもあって、みんな自分の音楽と向き合ってゆっくり時間をかけて作ることができたんだと思います。なのでより個性が際立った楽曲になったのかなと思います。

それでは発表に移りますが、当初の予定と若干変更がありましたよね。

そうですね。元々「最優秀賞」とリスナー投票で「オールナイトニッポンリスナー賞」を選ぶ予定だったんですが、5組どれも素晴らしいので、この二つの賞以外にも追加で用意することになりました。

「優秀賞(三菱地所マイクロスターズディベロップメント賞)」

有楽町 / nɔːmen

画像2

年齢不詳、経歴詐称、性別不明ノ三拍子。
令和元年突如現れた3.5次元
ヒト型マスコットキャラクター
ここにあるのは全てナウい私の解釈

このnɔːmenにはどのようなアドバイスをされたんですか

5組の中でも一番個性が際立っていましたね。そして若いのでこの芽を摘まないようにしたいなと思っていました。歌詞が捻って捻って捻りまくっって韻を踏みまくる。でも最初のサウンドはデモ段階だと稚拙だったんです。だから芸術系の友達がたくさんいるということだったので、色んな人の力を借りながらやったほうがいいというのが1つ。あとはサウンドのベーシックをしっかり作ったほうがいいと思うので、それも周りの友達のアドバイス聞いてみたらいいという話をしました。

「優秀賞(エッグス賞)」

有楽町ナイトアウト / cozycozy

画像3

5人それぞれが、作曲家やアレンジャー、シンガーソングライターやスタジオミュージシャンで活動する“二足の草鞋美メロツインボーカルバンド”
青山亮 Vo.Gt.、梅田淳平 Vo.Key.、コンノユウタ Gt.、鬼塚直樹 Ba.、
稲葉やすべえ康典 Dr.

cozycozyにはどのような話をされましたか

結構ベテランの方なのでサウンド感とかも固まっているんですね。その固まっている感じも勿体無いなと思っちゃって、もう少し頭柔軟にして考えたほうがいいよと伝えました。音色も自分らが好きな時代の音色に合わせていっちゃってるかなと感じました。どうせならちゃんと意図を持って2021年にどういう組み合わせをすれば新しい感じになるか音色を考えてみたらどうだと言うと、どんどん変えてきましたね。だから引き出しはある方だなと思いました。

優秀賞(ブルーソファ賞)

有楽町の神様 / クジラ夜の街

画像4

十八歳 結成3年目 ギターロックバンド。
オーディションを経て大型ロックフェスへも複数出演。
宮崎 一晴 Gt.Vo.、 山本 薫 Gt.、佐伯 隼也 Ba.、秦 愛翔 Dr.

クジラ夜の街にはどのような話をされましたか

やはり全員18歳ピッチピチですよ。アイデア逢れて溢れて仕方ない時代ですよね。最初に出てきたものに対して自分がリクエストしたらすごい変えてきちゃったんですよね。それが自分としては違う方向に行っちゃって、一回戻してもらって、そこから直していきましたね。色々アドバイスをして、それが見事に集約されたいい曲だと思います。

優秀賞(ニッポン放送賞)

オレンジジュース / 手塚しんや&すがのゆき

画像5

ギター&ボーカル・手塚しんやとキーボード・菅野由紀によるユニット。
山梨県を中心にライブ活動を行っている。フォークソングを中心とした楽曲カバーの他、手塚の作詞作曲でオリジナル曲も手掛ける。

手塚しんや&すがのゆきにはどんなアドバイスをされましたか

仲の良い二人なんだなと思いましたよ。やっぱりこれもどんどん変わっていくんですよ。最初はもっとドフォークだったんです。いい意味で昔の感じを持ってそこのまま来てるからもしかしたら一回りふた回りしたら時代が来るんじゃないかなって思いますね。だから変にお洒落ぶらないで、続けていってもらったら良いかなと。あとなんせ人柄が可愛らしいんですよ。この二人はファンになりますね。

「オールナイトニッポンリスナー賞」

有楽町ナイトアウト / cozycozy

画像6

エッグス賞とダブル受賞ですね。

シティポップというか時代はそこにきているんだなと感じますね。
彼らはキャリアを積んでいるんですが、巡ってきたチャンスかなと思いますので、自信を持って頑張っていって欲しいと思います。

「最優秀賞」

有楽町のうた / ゴリラ祭ーズ

画像7

2018年結成。滋賀発3人組エクストリームアンニュイウルトラポップバンド。リコーダーやピアニカを使ったインスト曲を中心に、日々新しいサウンドを模索している。

ゴリラ祭ーズにはどのようなアドバイスをされましたか

滋賀県の高校の同級生で組まれたバンドということで、滋賀県在住の方が有楽町の歌を歌うという斬新かつ新鮮だったんですが、メロディが素晴らしかったですね。元々この「有楽町うたつくり計画」の主旨であった「子供も歌える」というところに一番合致していましたね。「子供の声を聞いてみたいな」とリクエストしたんですが、それがまたハマりましてね。そして子供が歌いやすいキーに変更したらどうかというアドバイスもして、それが良かったですね。

音楽プロデューサー・本間昭光さんからの総評

画像8

当初の予定よりもまず数が多かったということと、数が多いだけでなくクオリティが高いものが多かった。ただ今お手軽にスタジオ環境が家に作れちゃうので、非常に良い音を送ってくることが多いんです。そんな中でもこの5曲はその整っているとか整ってないとかを超えたところで非常に魅力的でした。それがさらに時間をかけてブラッシュアップしていくとこの経過を見てるとまだまだ日本の音楽の未来は明るいなと思います。素晴らしいオーディションだったと思います。

公式サイト:https://www.1242.com/project/yurakucho/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?