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四麻スタイル分析(詳細版)の説明

四麻スタイル分析(雀魂牌譜屋連動)

概要

雀魂牌譜屋より把握可能な12つの指標を入力・分析をすると、「5つの程度」&「6つのタイプ」に分類がされる。

参考文献:引用

アプリのアイデアについては、小江戸緑さんの記事を参考にしました。
参考としているのは各種指標を主成分分析するという点であり、元データ(当分析は雀魂を利用)や分類の考え方は異なりますのでご留意ください。

分析に利用している主成分分析の端折った説明

 12つの指標は、そのまま使うと2次元(XY座標)に表現できませんが、少し数学を知っている人が”ちちんぷい”すると以下のように表現できます。

各成分の座標

12次元➡2次元にぐにゃっとしても、81%くらいは元の情報を持っているので割と信頼できます。尚、分析サイトにおいては、視認性をよくするために、方向はそのままに各指標を外側に寄せています。

元となっているデータは、魂天1,800名の玉の間時代のデータ。
要するに、玉の間に最適な打ち方をしているであろう人たちのデータを利用し、各指標がどのように連動しあっているかを表現しています。

これに皆さんのデータを掛け合わせてなんやかんやすると、座標上に自身の傾向がプロットされます。

縦軸と横軸が何を意味するかは解釈が必要ですが…
右に行くほど打点重視で面前志向、左に行くほど和了率重視で副露傾向。
上に行くほど攻撃的、下に行くほど守備的
、といった解釈をしています。

分布と分類

1,800アカウントをプロットすると以下の通り。

魂天1,800アカウントのプロット

これらを各エリアの人数が同じくらいになるようにエリア分けをします。
分析画面では緑色の点線で表現されています。
つまり、各6タイプは同じくらいの人数が出現する想定です。

さらに、中心からの距離を測定することで、どれだけ極端であるかを分類します。

中庸:ほぼ中心(バランス型)、原点に近い5%。
軽度:中庸の外側、15%。
中度:さらに外側、60%
重度:~15%
超重度:~5%
の分布となるように分類しています。

各タイプの傾向

※各タイプはあくまで打ち筋の傾向であり、どのタイプであれば強いというものではございません。
※当項目は議論できる内容が多い為別途記事を書く予定です。
 各タイプによって強みも弱みもあるため、活かしていきたい点や改善点が議論できます。

後手反撃型

立直率・立直追っかけ率が高い傾向にあるカウンタータイプ。
ダマの比率は少なく、それなりの手を作ってぶつけていく傾向あり。

面前打点型

門前意識が強く一撃が大きいタイプ。
和了巡目が遅く、手役や平均ドラ使用率が高い傾向あり。

鉄壁地蔵型

いわゆる門前守備型で撤退も早く、無理に聴牌取りにも向かわない。
ダマ率が高く、放銃率の低さが評価されるタイプ

先手躱手型

立直先制率が高い、すなわち相手に先手を取られた場合は対抗せず引く傾向が高い。前に出ると同時にリスクマネジメントもするタイプ。

副露速度型

副露率が高く手数で勝負するタイプ。手なりで受け入れ枚数重視の進行をしつつ、攻守バランスの取れた打ち筋の傾向。

全局参加型

最も加点の可能性に貪欲な粘るタイプ。和了・聴牌に対する意識が高いが、放銃率も高い、前に出て勝負によく参加する傾向がある。


ちなみに著者のうらめは「全局参加型」と「後手反撃型」の間あたりの戦闘民族です。

悠楽うらめのデータ


以上、エンターテイメントとして楽しんでいただけますと幸いです。
ではまた( *'ω')ノ

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