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カピラのとなり (3) 物語の助走、そして我々が出会うもの 『プロジェクトKVの記憶の欠片』


カピラヴァストゥ…それはシャーキャ族の聖地

Kapilavastu-viṣaye śākyarāja-putrāḥ sva-vāsāya sthānam adhiṣṭhāpayan, yat satya-dharmāṇāṃ niṣṭhābhūtam.

「釈迦族の王子たちはカピラヴァストゥの地に住居を構え、それは真実と徳の地として栄えた。」
「出典 ラリタヴィスタラ(荘厳物語)」サンスクリット語現存原典からの翻訳

同じカピラの名を戴く世界を創造した聖者たちがいる

かつて方舟と呼ばれる世界を生み出した彼らは新たな世界カピラを創造した。
そこもまた新たに真実と徳の地として成長していくはずであったのだ。
しかし……

ヤトヤ「なんか意味深なシーン、置いときます」