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#notemeetup でnoteがより好きになった

最所あさみさんのお話を聴いてみたくて、#notemeetup に参加しました。

最所さんが最初に言っていた、「noteは儲けるため、読まれるよりも、自分の好きなことを書くもの」という言葉が強く印象に残った。

私がnoteを好きな理由も、最所さんのnoteが好きな理由もここだと改めて思った。

noteで仕事に関する文章を読むのも好きだけれど、書き手がどんな人か(朝はパンなのかごはんなのか、甘いものが好きかお酒が好きかなどふつうのこと)、どんな自分の哲学をもってその仕事をしているかがわかる文章のほうが、noteで読む甲斐があると思っている。ビジネス的な文章は、他のウェブ記事にもあふれているので、noteでなくてもいいと思うからだ。最所さんのnoteでもこういう日常系のnoteが個人的にはけっこう好き。

でも同時に最所さんは「(コンテンツを)流通させる(PV数、バズらせるか)コツは別」「コンテンツは読まれないと意味がない」ということも仰っていた。それも確かにその通り。だからこそ「好きだから書く」のか「読まれたいから書く」のかを取り違る人も多いのかもしれない。でもそういう下心は、読み手にはすぐばれる。

noteから出てきたクリエイターのひとり、スープ作家の有賀薫さんの本を作らせていただく中でも、私が有賀さんの好きな部分の原点は、「スープを好きすぎて毎日SNSで発信していた」という部分にあると感じていた。

「レシピ本を出したいから」戦略的に発信していたのではなく、ただ好きだったから始めたという姿勢が信頼できるし、そういう「発信せずにはいられないくらい好きなことがある人」を応援するのが、編集者の役割だとも思っている。

「仕事は我慢することや嫌なことの代わりに対価をもらうこと」という考え方ではなくて、好きなこと・得意なことで人を喜ばせて、その対価をもらって、そういうシンプルなコミュニケーションで社会が回っていったらいいなと思っているので、これからもそういう人を応援するような生き方をしたいと思う。

クリエイターさんを応援するnoteの姿勢がすごく好きだし、これからもnoteは私にとって大切な場であると思った。

イベント中、#notemeetup のハッシュタグで、ツイッターでも感想をつぶやいていたけれど、「note好きな人と気が合いそう」と思えるのも、noteのクリエイターさんを応援したいというコンセプトに共感できる人が多いからなのだろう。私も「優しいインターネット」を大切にしたい。


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