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【グレンアルマ】横浜CL記録
◆はじめに
当noteでは環境に存在しないオリジナルデッキ
【グレンアルセ🔥】を紹介致します。
カスタマイズが容易で個性を出しやすいので、何か新しいデッキを使いたいという人にはオススメです。
直近のジムバトルで5回連続優勝したのもあり、この2ヶ月のCL・自主大会・ジムバトル・トレーナーズリーグでの戦績は65勝16敗(両負け0)で勝率80.2%となります。
少し興味を持ってもらえましたでしょうか。
主流のデッキではないため、対戦相手が最善手を導きにくいというのも強みとして大きいのではないでしょうか。
で、興味をなくすような内容に続くのですがCL横浜の結果を申し上げます。
CL横浜day1. 5-3にて散りました。
ちなみにジャンケン1-7です。
先行はコインで決めよう。(提案)
相手3.4戦目以外ぶんまわりで心臓が減りました。
もちろんアルセウスは先行が強いです。アルセウスに限らず、どのデッキもだいたい先行が強いです。
統計でいうと先行の勝率が7割、後攻勝率が3割とでているくらい先行有利なカードゲームとなっています。
しかし後攻でもグレンアルセなら勝ちルートが各環境デッキに対して存在します。
実際、先行1ターン目でVIPパス2-3枚使われ、2ターン目に順当に技宣言され、こちらは後攻2ターン目アルセウス進化できない試合ばかりだけどプレイングが冴えて逆転劇を繰り広げていました。
「負けるとは思わなかった」と3回は訊きましたね。(笑)
プレイミスは時間切れ真近でスタジアム使い忘れた一回のみ。負けた試合もトップ解決!あと1ターン!ばかりなので5-3は悔しい結果ですが手応えはありました。
実は最近病院で鬱の診断をされ、大会1週間ほど前よりメンタルは絶不調でした。
正直CL当日も家からでたくない気持ちとの戦いがありました。
それでもずっと練習してきたこのデッキでCLを戦い抜こうという気持ちが僕を横浜へと向かわせてくれました。とある人のサポートもありました。とても感謝しています。
※とかいいながらリゲインルギアノココッチやロストパルキアカイオーガに浮気しかけていました。グレンアルマ様申し訳ありませんでした。
◆現環境について
デッキの解説の前に私が考えるTier表を載せます。
私は環境に強いオリジナルデッキをつくることに一定の定評がある人間でして、その私が意識しているTierになります。このTier意識が当デッキに投影されていると思ってください。
「私の意識している」と言ってもPTCGLや各種大会での【シェア率】【勝率】等、複数のデータに基づいた思考となります。
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環境外ですがコントロールも強いと思います。
⬇Tier位置付け理由⬇
【ギラティナVSTAR】
圧倒的シェア率なのに安定して勝率5割以上あるバケモノデッキ。
先行と後攻、どちらでも強い動きができるのが良い。ダメカンばらまき、ベンチ狙撃、高火力に強制気絶技に後1からサイドを進められる術もあり、雪道を無理なく採用できる点でもこのデッキにできないことがない。
ほとんどのデッキに対して五分以上であり、圧倒的な不利対面が少ない。説明不要の現環境最上位Tierデッキ。
【リザードンex】
圧倒的シェア率その2、ずっと勝率5割を下回っていたが最近は研究も進み、使い手の慣れもあり勝率5割を超え始めた。アルセウスやビーダルのシステム以外にロスト型も台頭。
統計からみてもトップシェアのギラティナに滅法弱く、サーナイトにも弱いのに使用者が多い。キャラクター人気もありそうだが、Tier位置づけには加味せず、主に高いシェア率で無視できないという意味での格付け。
【サーナイトex】
そこそこのシェア率、大型のデッキに強く、上振れ要素がてんこもりで一定の再現性もある。勝率は5割前後を推移しており、決してだれが使っても強いデッキとは言い難いが、理解度が勝率に強く影響するデッキのためインテリプレイヤーやOTPの勝率は実際の数値より高いものと考えた結果CLでの立ち位置はTOPTier判断。
【ミュウVMAX】
シェア率はとても低いが、OTPが古(いにしえ)より使用しているため使用者の平均練度が高く、勝率は常に60%前後あり、環境のなかでも1-2位を推移。
先行でも後攻でも強く、1ターン目から圧倒的な盤面形成が可能かつ中盤から後半までサイド獲得の要求を満たしやすい。明確にリザードンexに対して勝率が3割程度しかなく不利をとるうえに、専用対策カードも多いことから新規参入ならびに使用に勇気がいるが、リザードンとロストカイオーガ以外に強いので平均して高勝率も頷けるため高Tier判断。
【れんげきインテウーラ】
シェアが低いが勝率が常に高いデッキその2。
環境に小型ポケモンが多いので、インテレオンVMAXとチャーレムで追加ターンを得やすく、その追加ターンでウーラオスによるベンチ狙撃でシステムを殲滅することでポケモンカードを拒否するとんでもないデッキ。環境にアルセウスがシステム兼サブアタッカーとして増えたことでウーラオスが強く使いやすいのも評価上昇の一因に。
【パオジアンex】
そこそこのシェア率。扱いやすく、上振れると環境相手にとても強い。ただし弱点も明確で、強く動くには2進化システムポケモンであるセグレイブが必ず必要。加えてスーパーエネルギー回収が必要と要求を絶えず満たす必要性がある。また、盤面だけで完結しないことから雪道や手札干渉のあとのリカバリには運が必要で、リカバリにシステムを採用すると序盤の再現性が減る。上振れると類稀に強いが対策されやすく実は平均勝率が4割代のデッキ。なのに結構使用者が多いのでAに位置付け。
【ミライドンex】
そこそこのシェア率。現在主流が雪道とジャッジマン・ナンジャモで行動阻害を狙う型。大物はライチュウV、小物はライコウ、中型はミライドンと行動阻害をしながら後1からサイドを進めてフレキシブルに戦える。モココの特性でエレキジェネレータに頼らず技宣言できる。ボール1枚でフル展開できることからも安心感が強い。実はここ数ヶ月勝率が高く高Tier判断。
【ルギアVSTAR】
そこそこのシェア率。ひおくりと同じく後続を育てやすく、ジュラルドンが減った今、己の運との戦いだ。システムポケモンを置きがちなので特定のデッキタイプに隙をつかれやすいが、雪道さえ乗り越えれば環境トップのギラティナに強く、220打点がパオジアンなどの種ポケモンex.Vに刺さり総HPが高くロストマインに強い。安定性に欠ける欠点を持っているものの、平均勝率は50%超える。
TierB以下については省略しますが
カイリューやロストヌメルゴンは有利不利がはっきりしているものの強いので知っておくべきだと思います。
◆デッキレシピ・解説
デッキレシピを公開します。
ほんとうは公開せずに自分と友人だけで使うつもりでしたが、今回のCLで燃え尽きた感があり、精神的にも当分使うことはなさそうなのでオープンします。
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レシピだけみると「?」と思われる方もいると思うで、このデッキのシステムを解説します。
簡単概要として、マグマの滝壺やアルセウスでアルセウスに加速した炎エネルギーを、グレンアルマの特性ひおくりにより動かして、場面で適切なアタッカーを運用するデッキとなります。
まず主要ポケモンを画像付きで説明します。
①グレンアルマ
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縛り対策にもなる
HP130でロストマインで取られない
②マフォクシー
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アルセウスで加速すると取られやすいので、
基本はだしたターンにひおくりで即時運用
③ミュウex
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逃げ0要因・咄嗟のドローシステム役も兼ねる
④かがやくヒードラン
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おとぼけ受けると770ダメージアタッカーに豹変
【強み】
・スターバースにより2ターン目で盤面完成とサイドを進めることが容易。
・要求の軽いベンチ狙撃による複数ポケモンの同時気絶が狙える。
・アルセウス主体およびマグマの滝壺およびひおくりによる後続アタッカー準備が容易。
・サイド1-2交換の術がある。
・グレンアルマの特性「ひおくり」によりベンチからバトル場にエネルギーが供給できるためポケモンを縛られず、突然だしたポケモンを即アタッカーとして運用できる。
・エネルギー加速手段が豊富で止まることなく技宣言できる。
・ベンチに小型を複数置かないためマナフィを採用しなくて良いので、ベンチ管理が容易。
・カスタマイズが容易で個性をだしつつ意表をつける (後述しますが、チャーレムを入れてヨガループ、ミミズズ・クイタランで非エクでベンチ狙撃、こくばVやオドリドリでダメカンばらまき、ケッキングで高火力、ガルーラexやコータスでコインゲーながら高火力、特性なしでドラピオンVを即起動、レジギガスVでカウンター、マジカルエコーのチルタリスで回復と同時に攻撃等)
・青天井火力のヒードランを無視できず2-1-2-2ないし2-2-1-2のサイドプラン押し付けが可能。
【弱み】
・後攻だと環境的にサイドを2枚先行されやすい。
・大火力をヒードランに頼ってしまう。
・弱点分散がしにくい。
・強い動きをするにはマグマの滝壺に依存性が高い。
・サポート以外のドローエンジンが比較的弱いため、手札干渉に緻密な注意が求められる。
・博士の研究を多投しているため、各対面の勝ちプランがわかっていないとリソース切れを起こす可能性がある。
まずはポケモンカードにおいて非常に重要な【安定感】に関してですが、正直このリストは安定性は高くないです。(元々トレッキングシューズが3枚入っていましたが、環境を考慮し安定感を少し削ってCLに臨みました。)
このレシピにおける確率を重要なものだけ載せておきます。文系なので計算違いはあるかもしれませんので目安程度に。体感は一致してます。
【確率一覧】
初手にドローサポ確率 71%
初手アルセウス置ける確率 先行87% 後攻97%
2ターン目にアルセウスVSTARに進化できる確率 先行91%
初手にエネルギーくる確率 先行90%
マフォクシーかミュウスタートの確率 8%
レントラーでスタートできる確率 16%
▶ひおくりは1ターン目にアルセウスに手張りできなくても2ターン目でトリニティノヴァ宣言可能なため、アルセウスを置けず、2ターン目に技宣言できないを事故と判断すると他デッキタイプに対して事故率はやや低いです。
ただしミュウVMAXやミライドンのような後1高確率で前のアルセウスVがとれるデッキに限定すれば事故の定義が広がるため、非エク主体デッキと比較して広義での事故確率はやや上がります。
初動さえ乗り越えれば基本的に盤面で最低限の動きができるため、初手の手札を選べる可能性を秘めたしゅんぱつりょくのレントラーを採用し、CL横浜のような複数戦行う1戦でも事故回避できればと考えました。(実際一度マリガンで後攻サポなしを回避し、スタートしたルギア戦ではアタッカーやシステムとしても十分な活躍をしました。)
スターバースはやはり優秀で序中盤そこそこの安定感があります。
後半ナンジャモからの手札回復手段が乏しいですが、中盤の圧倒的圧縮力、形成した盤面のみで継続して技宣言できるため、雪道ナンジャモで何もできない〜!のようなパオジアンあるあるみたいなことは起きません。
【アタッカー解説】
メインアタッカーは時代遅れのアルセウスです。
アルセウスの相棒はいません。アルセウスでアルセウスにエネルギーを加速し、アルセウスで殴り続けます。
アルセウスVSTARを倒すのにある程度の要求を課すことができるのが一つ良い点です。
また、このデッキの核となるアタッカーが「かがやくヒードラン」です。
よく比較採用されるかがやくリザードンは序盤の運用でアルセウスの耐久を活かしてサイドを進ませ辛くすることを考えると、必要エネルギーが多く、打点も補助がない限りVSTARすら一撃でとれないなど難があります。
少し話がそれますが、サーナイトexデッキが強いのは、サイドを1枚しか取られないアルカナシャインのサーナイトで300前後のダメージを出しやすいことです。これにより中盤から後半にかけてサイドの1-2交換を強いることができます。
サーナイトexデッキでいうアルカナシャインのサーナイトの役割を果たすのがこのヒードランになります。
滝壺を2回使えばVSTARのHPである280ダメージをだすことができ、3回で420ダメージとヒスイヌメルゴンVSTARや環境の2進化ポケモンexを一撃で倒せます。
かつ種ポケモンであるため用意が簡単という点があります。
サイド2ポケモンの殴り合いが起きやすい現環境において、無視できないサイド1ポケモン単体でサイドを複数獲得することは勝利までの近道であり、かつ相手には勝利への遠回りを押し付けることにもなり、2手分の有利を得られることから勝利に直結します。
そのため、exやVが場にでてくるようなデッキであればヒードランでサイド1-2交換していくことを目指すことが大切になります。現状ロストカイオーガ以外のデッキではVやexがほぼ100%でてくるため、意図的に使わないという選択肢はほぼありません。
大事なのでもう一度書きます。ヒードランの適切な運用が勝利への鍵です。
アルセウスで技宣言するだけだととても弱そうに聞こえると思いますが、アルセウスでエネルギーを山札から抜いて圧縮することで山札を強くし、ヒードランやマフォクシーをうまく使うことがこのデッキのわかりやすい強みとなります。
◆環境での位置づけ
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ドラピオン入れるとミュウは9まで上がります。
ドラピオンの60自傷をヒードランに入れて勝てるためです。
このデッキが環境で強い点を各対面毎にお伝えいたします。(細かいプレイングは割愛します。)
【ギラティナVSTAR】▶有利
ひおくりを駆使すると先2で230のトニリティノヴァが宣言できます。アビーズシークしたギラティナを倒すところからスタート可能です。また、かがやくヒードランは滝壺2回でギラティナを一撃で倒せるようになり、ひおくりがあるとミュウexを突然だしてゲノムハックを宣言できます。ギラティナVSTARを複数一撃で倒すことが容易で、なおかつマフォクシーで小物を対処しテンポロスを狙えるので相手に重い要求を課し続けることができます。序盤の雪道で止まらないよう、雪道を割るカードが系5枚+ハードなドローサポートを厚めに積んでいます。
相手はアルセウスを一撃で倒すのにロストを7枚貯めてエネルギーリソースに気を配りながらミラージュゲートを使用し縦引きでギラティナを進化させる必要がありますが、こちらはポンとアルセウスが殴り、そのあとはポンとヒードランやミュウexを前に出すだけです。
勝率9割程度です。
【リザードンex】▶微有利
サイドを必要以上に取らなければアルセウスVSTARで耐久可能です。はやめにアルセウスVSTARを複数たてて耐久勝負に持ち込みます。
こちらはアルセウスが殴るだけで後続が育ちますが、相手が耐久勝負にでるにはリザードンを進化させ、なおかつエネルギーをつりざおで戻すなどの要求をクリアする必要がでてきます。
永遠にベンチで弱ったアルセウスが狙われる場合は終盤にヒードランでリザードンを一撃で返せますし、雪道ナンジャモでピジョットを止めることも視野に入ります。育ちかけたヒードランをボスで取った場合はアルセウスの耐久ループに対してボス切れを起こし、かつ相手はサイドが奇数になるためミュウexがゲノムハックで最後にリザードンを一撃で倒せます。
また、ヒードランが放っておかれた場合はボスでピジョットを取ることができ、ピジョットがいなければリザードンex突破も狙えます。
勝率6割程度です。慣れてきて最近は7割くらい。
【サーナイトex】▶微有利
序盤は比較的高い耐久のアルセウスVSTARで要求を課します。中盤から相手はアルセウスVSTARをサイド1枚のポケモンで倒して巻き返しを狙ってくるため、こちらも何かしらの方法でそれを防ぐ必要があります。
大きく分けて3つのチャンスを狙います。
①いきなりだしたマフォクシーにひおくりでエネルギーを加速し、キルリア×2などを取って行動阻害+サイド複数取り。
②ヒードランに滝壺2or3でサーナイトexを倒す。
③雪道ナンジャモで相手の技宣言ができないターンをつくる。
①でサイドを複数とるのに勘の良い使い手はマナフィを置いてくるわけですが、相手のフル展開にあわせてセイボリーを使うとマナフィがトラッシュに行くか、システムがなくなります。
マナフィをトラッシュするなら①を通すことができ、トラッシュしないならあなぬけのヒモなどを駆使して大幅な遅延を狙えます。
ヒードランの用意も進んでいればサーナイトexを前に出せなくなり、耐久させることも許さないことができます。
阻害手段が豊富にあるため、サイド落ちと相談にはなりますが戦い方を間違えなければ微有利対面といえます。
勝率は7割程度です。
オリジナルデッキをつくるうえで現環境においてこの3つに勝てる必要があるため紹介しました。
特にギラティナVSTARは圧倒的シェア率であるため、【グレンアルセ🔥】はギラティナに強いデッキというのが一番の特徴です。
で、CL横浜ではギラティナ一度もあたれなかったと。
まわりはギラティナミラーばかりしてるのに。
ロストインパクトされたいしロストマインされたかった(照)
TierSに対して全体的に有利ですが、
不利マッチも下記に記します。
【パオジアン】▶微不利
こちらのアルセウスVSTARを一撃で倒されて、なおかつこちらはアルセウスでは一撃でパオジアンが突破できないため、手数勝負で基本的に負けます。先行であればヒードランを挟むことで1手リードがとれますが、後攻だとそれ以外でもう1手稼ぐ必要がでてきます。
終盤マフォクシーでサイドを複数とったり、手札が弱そうなときにセグレイブを取ったり、災いの箱でトリニティノヴァ1発圏内に入れたり、ヒードランでサイド1-2交換をしたり、雪道ナンジャモで行動阻害を狙わないと手数の差で負けが確定します。
逆に言うと適切に隙をつければつけるだけアドバンテージがもらえます。
パオジアンの数が多かったときは、トリニティノヴァで20残ってしまうパオジアン対策でチャーレムVを採用していました。ただ、環境に多いサーナイト戦でスタートすると地獄すぎるため選外に。
【ロストカイオーガ】▶超不利
うまくまわったロストカイオーガ相手には勝ち筋がありません。なのでマフォクシーでエンジンであるキュワワーを複数取ったり、セイボリーで盤面干渉したり、雪道やボスでゲッコウガ止めて、適切なタイミングと読みでナンジャモを使用してアクアストームのための山札圧縮を妨害する必要があるのですが、専用構築の場合は相手のデッキを掘るスピードのほうが早いためアルセウスが2枚同時気絶してしまい負けることが多いです。エネルギーが移動可能なひおくりと相性が良いためモミやチェレンの気配りも採用圏内です。
【れんげきウーラオス】▶五分
アルセウスがメインアタッカーだと一見不利ですが、こちらもミュウexがれんげきウーラオスに弱点をつけるため、キョダイレンゲキで前240ダメージ、後ろ120でオクタン取りながら前に大ダメージを与えられます。またベルトしっぷうづきで一撃で倒すことも可能です。
サイド先行されやすい対面のためオクタン取りながらのナンジャモが非常に強く、ナンジャモで引いた2枚がドローサポートでなければほぼ勝てます。
◆CL横浜マッチアップ
結論からすると、まわりをみてると環境読みは正しかったですが、僕自身のマッチ運が良くないため有利対面かつTierSシェアトップであろうギラティナやサーナイトと対戦することができませんでした。
(自主大会やジムバトルではあれだけあたってたのに…)
ドラピオンVを直前で抜いたのですが、統計シェア率4%前後のミュウVMAXに見事マッチングしたりマッチング運としては散々でした。
【マッチング】 先行1回 後攻7回(?!)
①リザードン(アルセウスビーダル型) 6-4⭕先 横浜CL初戦にして唯一の先行!しかし先2の博士の研究で手札がサポだらけになり、アルセも乗れず技打てず。諦めずヒードランを育てながらアルセウス耐久勝負に持ち込む。ボスで育成中のヒードラン狙われ続けた結果、ボス切れ起こさせて逆転勝ち。
(2ターン目にアルセウス乗れない試合その1)
②パオジアン(パルキア型) 5-6❌後 先2から相手順調に技宣言され、0-4から雪道で止めて5-4まで巻き返す。ゲッコウガ壁のタイミングでミュウexだしてゲッコウシュリケンでサイド3枚獲得するも、ナンジャモ後の手札2枚にスーパーエネルギー回収…🥲👍
③リザードン(ピジョット型) 6-1⭕後 お相手先行でアルセウス置けず。始動の遅れを利用して1ターン目から全力で育てたヒードランでリザードン一撃でとってボスでリザードやヒトカゲを狩り続け勝ち。
④白ルギア 6-3⭕後 お互い事故気味。こっち後続アタッカー用意できず前のアルセにエネがどんどん溜まるが、大量に手札に来てしまったボスを使いネオラント、ミュウexを取れてサイドは大幅に先行。相手はアーケオス落とせるもルギア上引けず2ターンアッセンブルスター言えない。相手の事故に救われた形に。レントラースタートでルギアに弱点を付きながらナンジャモを強要できて強かった。ミュウexのリスタートも偉い。
⑤パルパオ 6-4⭕後 前のアルセウスに災いの箱をつけていたが、先2クロススイッチャーで後ろのエネ付きアルセウスから取られる苦しい展開。
盤面にエネルギーなくなるもひおくりのおかげで後2から技宣言はできた。
災いの箱をつけたアルセウスVを取ると返しでアルセウスで返り討ちにされるため、そして先行2ターン目で得たサイド2枚のアドバンテージをそのまま勝利に繋げようと相手は育成中のヒードランや前のアルセウスと殴り合うことを選択。
順当な2発同士の殴り合いでは最初に取られた2枚を巻き返せないため、中盤入れ替えやクロススイッチャーを多く切っているのを見逃さず嫌がらせでエネなしパオジアンを呼ぶプレイ開始、終盤エネなしパオジアンを1ターン縛ることに成功。
最後は残り5秒マフォクシーで4枚取り。ヒードランが2回もボスの餌食に。相手ぶんまわりだけど落ち着いたプレイで逆転勝ち。
⑥ミュウ 2-6❌後 お相手の先2でエネ付きポケモンを順当に取られることが確定しているなかで、後攻サポート使えない苦しい立ち上がり。試合通してボスしかサポート使えず…次のターンサイド5枚取りできたけどパワタブ3枚揃って負け。
⑦リザードン 6-5⭕後 先行1ターン目VIP2枚使われた一方で、こちらは2ターン目博士使うもアルセウスが進化できず負けたとおもったけど、雪道でピジョット止めてマフォクシーでヒトカゲ2枚とってヒードランでお相手のフルHPアルセウスワンパンして逆転勝ち。諦めない心、大切。
(2ターン目にアルセウス乗れない試合その2)
⑧リザードン 0-4❌後 相手先行1ターン目でVIPパス3枚、こちら後攻博士の研究でサポート6枚引いて何もできず、当然前のアルセウス取られてそのまま何もできず負け。サイドにサポート4枚あったので1ターン目にしてデッキのサポート全部引ききる神技。オーキド博士が研究不足だった。
(2ターン目にアルセウスのれない試合その3)
……あっちもこっちもギラティナミラー、サーナイトミラーしてるけどギラティナ・サーナイトはどこにいったのかな?
マッチ運のみならず手札も結構下ブレましたが(初手はそこそこだが、後1の博士の研究で引くカードが毎回弱い)、それでも勝ち越せたのはプレイ感が冴えていたと思います。
メンタルの都合で楽しかった!と総評するのは難しいですが、一定の充実を感じることができたCLとなりました。
応援してくださった皆様には感謝しかないです。
友人も使用しており、勝率が良く、使っていて楽しいとのことで友人のデッキレシピも供養。
以前僕が使っていた形にかなり近いです。
(これだとアルセスタートし辛いので要検討ですが)
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アルセウス倒し損ねに50▶
マナフィにヨガループ▶追加ターンでマジカルファイア
ただし月明かりの丘実装により僕は抜いた。
リザードンexが続かなかったとき、
アルセウスでサイド取られないルージュラが強い
◆採用カード解説
【ポケモン】 計16枚
アルセウスVSTAR 4枚
アルセウスV 4枚
いわずもがなメインアタッカー兼システムであるため4枚採用。博士の研究4枚ナンジャモ3枚入れているのは、後攻1ターン目でのトリニティチャージ宣言率をあげるためです。
サイド取られる覚悟で初手に来たら前に置きます。後ろにもう一匹置けないなら控えさせとく判断になるケースがありますが、スタート率をあげるためにもマスト4枚。
アルセウスVSTARの200という打点は環境では少し物足りない数値だが、環境でよく使用される安定性を高めるカードである「ネオラントV」「イキリンコex」どのデッキにも入る可能性がある「ミュウex」を一撃で倒すことが可能で、これらは展開次第ではあるが優先して倒したい。
マフォクシーV 1枚
ベンチ狙撃要因。どの対面でも使う可能性を秘めた炎ポケモン最強?カード。3エネルギーで前と後ろに120ダメージを与えられるうえに、上技も1エネでやけどとこんらんにできるため時間稼ぎに使うこともある。
HPが210なのでミライドンなどでとられやすく、げっこうしゅりけんが弱点なので後のロストマインを考えると一概に2枚取れるからといってアドバンテージになるとも限らないが、使いどころを間違わなければこのカードが逆転チャンスとなることも多々起こる。
ミュウex 1枚
逃げエネルギー0要因・ドロー要因
特性で手札が3枚になるように引くことが可能。
アルセウスで序盤からエネルギーを山札からなくし、中盤後半はボールや博士の研究で不要ポケモンをトラッシュすることで後半に使うカードを山札から引ける確率を高めておくと、相手のツツジやナンジャモ後のリスタートで都合よくボスや滝壺が引けたりする。
また、技のゲノムハックは相手の技をコピー可能で、環境でいうとミライドンのフォトンブラスターをコピーして一撃で倒したり、キョダイレンゲキやゲッコウシュリケンをコピーしてベンチ狙撃したり、リザードンexのバーニングダークをコピーして一撃で倒したりする。どの対面でも使うが、スタートすると早々に取られてしまうため1枚採用。
グレンアルマ 2枚
カルボウ(HP70) 2枚
グレンアルマは特性でエネルギーをベンチからバトル場に移動できる。これは何度でも使えるため、アルセウスやマグマの滝壺で溜めたエネルギーを、手札からだしたマフォクシーやミュウに一気に加速して技を使っていくことができるようになる。
また、序盤はヒードランにマグマの滝壺を使用し、前のアルセウスにエネルギーをおくることでダブルターボなしで2ターン目からトリニティノヴァを宣言可能で、かぜよみしたルギアV、アビスシークしたギラティナV、スタートして逃がせられなかったパルキアVやアルセウスVなどを一撃で倒せるようになる。
ロストマインやアーケオスのスピードウイングで取られないHP130が優秀なため、よほどのことがなければ滝壺の加速はグレンアルマにはしない。
カルボウはHP70ならどちらでも良い。80のカルボウは逃げエネ2で使い辛く、60のカルボウはロストマインで余剰ダメカンが60とカイオーガ調整されやすいため。プロモカルボウは3エネ必要だが60ダメージで、弱ったアルカナシャインサーナイトやポッポなどを取るには申し分ない打点。
かがやくヒードラン 1枚
アルセウスに隠れたこのデッキにおける最主力アタッカー。
サイド1のたねポケモンで相手が育てたVSTARなどを取れるため、後手から巻き返すのにも先手でリードを広げるのにも必要。
滝壺2回使用+手張りやひおくりで起動によるVSTARライン280打点がだせる。
滝壺3回使用で2進化ポケモンexやヒスイヌメルゴンVSTARのアイアンローリング後も突破可能。
つりざおと合わせて最大2回使用可能。1ターン目で滝壺がヒードランに使えれば2ターン目には280が狙える。
ナンジャモがない状態でつりざおが手札にきてしまった場合などは、複数使用を視野に狙ってもいい。
レントラー(しゅんぱつりょく) 1枚 ★自由枠
事故防止・逃げ0要因・相手のマリガンボーナス与えない要因。
初手の種がレントラーしかない場合、ださずに再度引き直しすることが可能。低確率ではあるが、初手事故をケアできる可能性を秘める唯一無二のカード。
レントラースタートできる確率はおよそ15%
スタートするとサイド1で逃げエネ0かつ、ロストマインでとられない160HPかつ、後1からでも技が使えて、トレーナーズを2枚加えられるため序盤の安定にも貢献する。
ひおくりなら最初アルセウスに手貼りしなくても次ターンでトリニティノヴァ宣言可能な点と、滝壺を継続的に使用するうえで逃げエネ0であるのはメリットが大きいため相性は良い。
スタートしたマナフィやポッポやテッポウオなどは一撃で倒せる。また、キュワワーやウッウを殴るとカイリューの自傷20で気絶してくれたりする。
ルギアを後1で攻撃すると、次のトリニティノヴァで気絶が狙えるなどとアタッカーとして運用するケースもある。
技後のトレーナーズ2枚サーチが後半でも使えたりするため、初手にあれば100%だして良い。
【トレーナーズ】 計30枚
グッズ 12枚
ポケモンのどうぐ 2枚
サポート 11枚 ※内ドローサポート8枚
スタジアム 5枚
ネストボール 4枚
ハイパーボール 4枚
確定枠。アルセウスをたてる再現性は可能な限り高めたく、キャプチャーアロマやスーパーボールやトレッキングシューズも採用検討に入るが、1枚の確定サーチができる点で代用カードはない。
ポケモン入れ替え 1枚
あなぬけのヒモ 1枚
確定枠。エネルギーを使わずポケモンを入れ替える手段として必要。特に序盤はエネルギーの余裕がないため、スタートポケモンがアルセウス以外の場合にはだいたい使用することになる。手札になければ、盤面と今後の展開を想定したうえでジェットエネルギーないし入れ替えグッズは選択したうえでスターバースで持ってくることになる。
ロストスイーパー 1枚 ★自由枠
やれることの多いカードとして1枚採用。
ロストスイーパーがやれることは
・相手に有利/自分に不利に働くスタジアムの除去
・相手ポケモンについた強化の道具や未使用の封印石の除去
・前ターンから貼ってあるマグマの滝壺を使用し、ロストスイーパーで自ら除去し、改めてマグマの滝壺を貼ることで1ターンでマグマの滝壺を2回使用することができる
よく使う例では、スターバース使用のため頂への雪道の除去、マグマの滝壺2回使用、200ダメージを与えたライチュウVやライコウVについた勇気のお守りを除去して気絶させる、アルセウスVSTARやリザードンexについたこだわりベルトを除去などが挙げられる。
すごいつりざお 1枚
博士の研究を4枚採用する都合、場持ちの悪いミュウexやマフォクシーVは出さずにトラッシュする判断になることも多いが、終盤までには使いたいことが多く、リサイクルできるカードとしての採用。
また、理解のあるプレイヤーはサイド1:2交換をしてくるかがやくヒードランが脅威となることを察知して倒しにくるため、使うつもりがなくてもつりざおで戻し改めて置いておくことで展開次第でボスの指令を強要できる動きが強い。
また序盤エネルギーを大量に切らざるを得ない手札になることも稀にあるが、トリニティノヴァでの加速を考えたときにトラッシュから山札にエネルギーを戻す行為はアルセウスとのシナジーが高い。
滝壺分まで戻さないように注意。
こだわりベルト 1枚
アルセウスVSTAR「トリニティノヴァ」の200という打点は環境に多いポケモンVのHPが220-230であることを考えるととても弱く、たった20.30ではあるがその20.30のせいでサイドを進められない展開がよく起こる。
こだわりベルトは足らない20を補完するためのカードとなる。
ミュウVMAX、れんげきウーラオスVMAX戦では別の使用方法もあるが、220-230のポケモンVを一撃で倒すためのカードという認識で良い。
ギラティナVSTAR、ルギアVSTAR、アルセウスVSTAR、パルキアVSTARは現役環境上位で使用されるため、出番はまだまだなくならない。
災いの箱 1枚 ★自由枠
アルセウスでたらない打点の補助兼サーナイト対策カード。
ポケモンV限定のカードではあるが、大量満タンから気絶した際に80点返せる効果を持つ。メインアタッカーがアルセウスのためシナジーが高い。
例えばだが、アルセウスの打点200を与えたギラティナVSTARが、ロストインパクトを宣言した場合、アルセウスVSTARは気絶してしまうが相手のギラティナVSTARも気絶する。実質1撃で倒したようなテンポにできる。
こだわりベルトが能動的なカードに対して、災いの箱は受動的なカードとなり必ずしも活躍するとは限らないが、高火力技が多い環境であるため発動しなくても牽制として役割を持ち、幅広い対面で要求を課すことを可能にしているカード。
特にパオジアン戦で前のアルセウスに箱をつけると、相手がアルセウスを一撃で倒した場合、次のアルセウスで返すことができる。
また、アルセウスVSTARがアルカナシャインのサーナイトやザシアンVから技を受けて気絶したときに、アルセウスの耐久もあいまって彼らは残りHPが80以下になりがちなので、何もせずともサイドが獲得できてしまう。
パオジアン、サーナイトは特にこのカードが脅威なはずで、他にもギラティナ、パルキア、ルギア、ミュウVMAXなどの対面では効果的な使用が期待できる。
博士の研究 4枚 ★1枚は自由枠
このデッキの核になるのはマグマの滝壺とアルセウスとグレンアルマ、それらを序盤で揃えるためには7枚ドローのサポートは優秀で、他のサポートでは代用が効かない。ヒガナの决意の使用感が近いが、ドロー枚数が相手依存であるため博士の研究のほうが使い勝手が良い。
また、序盤から滝壺でヒードランを育成する動きが強いため、炎エネルギーを巻き込んでトラッシュできるのが利点となる。
オーキド博士は信用できません。
ナンジャモ 3枚
博士の研究とほぼ同様の役割を持ちます。
ひおくりシステムは序盤こそ盤面の形成に特定のカードを必要とするが、一度盤面が完成すると最低限の動きは盤面で完結するため後半は相手への手札干渉をするかボスを打つかの択になるケースが多い。終盤でも強い役割がある。
初動の安定という意味で6枚ドローが優秀という理由だけでも採用価値があり、なおかつ後半では手札干渉として強く使えるため厚めの採用。
序盤から手札干渉をするべきか見極め、ナンジャモか博士かの選択ができるようにするという意味でも3枚以上は採用したい。
ボスの司令 3枚 ★1枚は自由枠
セレナがVに対するボスの司令・ドロー・トラッシュの役割を持っているため数枚はセレナでもいいが、どの対面においても適切なタイミングで的確にベンチポケモンを呼び出せるボスの司令を優先。
特にアルセウスの打点だと高耐久ポケモンを倒せないことから、exポケモンを2回かけて倒す場合においても、セグレイブ、ビーダルなどのシステムポケモンを倒しにいきたいシーンにおいても使えるセレナではなくボスを優先したかたちになる。
ただ……この惑星には、愛されるという勝ち方もある。
セイボリー 1枚
マナフィが場にいるとマフォクシーを通すことができないため、ワンチャンマナフィトラッシュしてくれないかなーって祈りながら使う。
マナフィをトラッシュしない場合、相手ベンチは2枠になるためそれだけでも十分な効果がある。特に前がふしぎなしっぽのミュウや壁役のポケモンの場合に効果的。
あなぬけのヒモとあわせて使えば、盤面崩壊を狙える。
ハンドキープしたまま3ドローも地味だが強い。
ただし耐久勝負時、このカードしかサポートが手札にないと相手に利を与えるカードになるため腐ってしまう。
マグマの滝壺 4枚
このデッキの核となるカード。
スターバース使用前の雪道を割る手段にもなるため4枚絶対必要。
メインアタッカーとなるヒードランを強く運用するために複数回使用することが必要なので、ヒードランサイド落ち以外のケースでは基本的になるべく手札に引き込む動きをとる。
アルセウスが技宣言できないターンでもエネルギー加速が行える点でアタッカーを切らさない安定に貢献。
頂への雪道 1枚
いわずもがなの最強スタジアム。
現在の環境デッキのほとんどがルールポケモンの特性に依存しているのでピン刺しでも非常に刺さりの良いカード。
特に不利対面のパオジアンやTopTierであるサーナイトやリザードンデッキに多く採用されるピジョットを意識した採用になるが、どの対面でも効果的に使うチャンスがある。
ヒードランを使い終わった終盤ではマグマの滝壺の必要性が薄れるため、盤面のみで勝利が目指せる状況であればとりあえず貼るみたいな感覚でも使える。
理想の動きが毎回できるわけではなく、相手を止めないと勝てない場面が必ずでてくるので1枚は必ず必要と考える。とはいえマグマの滝壺がないとデッキコンセプトがなくなるため、2枚以上の採用は要検討。
【エネルギー】
ダブルターボエネルギー 4枚
基本的にダブルターボエネルギーがなくてもトリニティノヴァが宣言可能な構築ではあるが、初手でエネルギーがアルセウスに貼れない場合などで必要になるのと、後1でトリニティチャージ宣言ができるかどうかが試合の勝敗に強く影響するため確定枠と考える。
中盤から終盤にかけてはアタッカーチェンジの際にアルセウスの逃げエネルギーとして活用し、キルリアやキュワワーなどHP100以下のポケモンを取ればいい場面ではマフォクシーのエネルギー2個ロストを基本炎エネルギー2枚に代わりこのカード1枚で満たせるのが強い。
ジェットエネルギー 1枚
アルセウスで耐久する場合でも、サブアタッカーを運用する時でも、入れ替えることの多いこのデッキのベンチワークを楽にしてくれるカード。
アルセウスを前に出しながらエネルギーをつけられるため、初動でスターバースの候補として1枚あるだけでできること(230ノヴァやヒードランにマグマの滝壺使用)の再現性を高められる。
ロストスイーパーにも言えるが、1枚で複数の役割を持てるカードは試合を通して活用しやすい。
ただしミライドンなどが相手の場合、アルセウスに手張りすることで前に強制的にでてしまうため、自らやられにいくようなもので、貼りたいけど貼れないシーンが存在するため便利ではあるが複数採用し辛い。
基本炎エネルギー 9枚
かがやくヒードラン、マグマの滝壺、炎エネルギー
三種の神器
◆入れ替え候補カード
【サブアタッカー】
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フォトンブラスターやストームダイブを耐えられる。
また最大220打点も優秀。
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ダメカンをばらまける。
200ノヴァで狩り残したパオジアンを
2枚同時に気絶させられる。
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200ノヴァで弱ったパオジアンを倒せる
サーナイト相手でも弱ったアルカナシャインサーナイトや
弱ったふしぎなしっぽミュウをとりながら
キルリア呼んで倒せたりする。
ロストマインで倒れない130というHPも高評価
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アルセウスが健在の環境で
アルセウス+何かの2ターンかけて
高い耐久を持つポケモンを取らざるを得ない時に強い
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相手ポケモンを縛りながら
100ダメカンをばらまけるのが強い。
230ノヴァで狩り残したVSTARや
50乗せたマナフィをヨガループすることも可能
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アルセウスだけではこの220をだせないのがとても弱い。
しかしチャーレムがいると200打点がメリットになる。
超が強い環境なのでスタートしたくないが、
パオジアン・ミライドンと無視できない220が環境で強い以上
このカードだけでも採用する価値は多いにある。
個人的にアルセウスとシナジーが高いと考える。
マフォクシーの120を耐えてしまう
かがやくゲッコウガなどもループ対象になる。
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しかも下技を使えば返しで一撃で倒せる。
が、スタートしないと多少使い辛い。
アルセウスリザードンが多い現在、採用価値はある。
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ルギア同様即エネルギーがつけられるひおくりシステムで
超タイプ相手にアタッカー運用可能。
デメリット効果のダメージ60は
自分のポケモンならどこでもいいので
ヒードランに乗せればメリットになる。
ミュウVMAXだけでなく
サーナイトex戦で活躍のチャンスがある。
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リザードン対面は耐久勝負になりやすく強く使えるが
現環境では青天井時代なのもあり使用機会が限定される。
進化ラインが多いと事故率も高いので
良くも悪くも環境次第。
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【トレーナーズ】
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適切なカードが持ってこれるかは運だが
現状ではこれに頼ってもいいかもしれない。
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炎エネルギーをトラッシュできる可能性もあり
シナジーが高く、安定感も向上するが
ボスの司令をトラッシュせざる得なかったりするため
メリットと天秤にかける必要がある。
以前採用していて安定感の向上は確かに感じた。
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エネルギーの移動が可能でたるためシナジーが高い。
最大で2-3ターン分のアドバンテージを得られる。
ただ青天井時代で使う対面は限定的。
【エネルギー】
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クロススイッチャーがなければ
ナンジャモされると辛いターンにバトル場手貼りで
手札回復を行える。試してみたがとても強い。
システムポケモンが弱いデッキになれてないうちは
採用優先度高め。
◆終わりに・総評
カスタム次第ではありますが、
◆後1から殴れる
◆先2技宣言の再現性が比較的高い
◆追加ターンを得られる
◆ベンチ狙撃による複数ポケモン同時気絶ができる
◆ダメカンばらまき可能
◆比較的容易に青天井火力だせる
◆盤面形成をバトルVIPパスに頼らず要求が軽い
◆後続アタッカーの育成・ 準備がとても楽
◆サブアタッカーのバリエーションが多い
◆メインアタッカーの全回復ができる
◆一定の耐久力がある
◆盤面形成の妨害が可能
◆システムポケモンをとられても大きな影響がない
◆エネルギー加速手段が複数ある
など、このデッキならではの強みが多々あります。
環境が変わっても新しいカードがでても、それにあわせてアップデートができるギミックなので、今後も末永く使える可能性を秘めています。
Eレギュレーションが落ちても大きな影響なく使用できます。ミュウVMAXにおびえる必要もなくなります。
慣れるまでは扱いが大変かもしれませんが、それも束の間です。
高額カードを必要としないので、良かったら組んで遊んでみてください。
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