大切な人達を守る為の経済活動

子供の頃に疑問に思った事。~周囲の人を守る為の経済~

私が3歳の時に亡くなった母方の祖父は

満州から引き揚げ、夜学で大学を卒業し

司法試験に受かり、裁判官になった人でした。

母は「公務員のサラリーマン」と言っていて

特に派手な生活もしていませんでした。

祖父も母方の親戚も金銭にはあまりこだわりが無かった様で

商売としての経済を教えてくれたのは父方。

子供の頃

「もしも お金を沢山持っている人が

 札束で裁判官の顔をたたくような事があり

 裁判官がなびくようなら

 どうなってしまうのだろう?」と

疑問がわきました。

誘惑に勝つことができる精神なのかどうか。

人間どこまで清廉潔白で居られるのか。

自分だけが我慢すればいいわけではなく

家族などが居た場合 その生活も安全も責任を担うわけで。。

引き揚げで親戚の家に身を寄せて苦労をしている最中

祖父が高額な専門書を買って来て 祖母がイラっとしたという

話を聞いたり。

衣食足りて。。という言葉もあるように

どこまでを足りてと思えるのか。。

周囲の人を守るにも 経済的に支える力が必要。

そのあたりをグルグルと考えていた子供でした。

大人になり、政治経済社会を知るにつれ

やはりこの疑問に思ったポイントは

様々な所に粘着していると感じるようになりました。

中国などの脅威も、支配手段も

札束で顔を叩く様な行動を隠そうともしなくなり

大人は経済力で子供を買い

離婚時に大概躊躇するのは経済力の有無

政治屋は自分の利権の票の為ならどんな組織も毒も利用する。

今、その悪癖にどっぷりつかって

気が緩んでいた古い人達のあぶり出しと

信念・理念で動き出した新しい人達が日本を変えそうで

面白い時代だと思います。

ネットの発達により

どの層・どの年齢でも自分の興味をマネタイズできるようになり

個人の経済力と発信力が増したことで

かつての年功序列型の経済が崩れていて

誰でもチャンスがつかめるようになりました。

知ろうと思えば誰でもどんな情報でも知ることができます。

今まで隠されてきた事が明るみに出ていて

面白いです。

大きく変化することは 大変です。が

札束で顔を叩かれないように、 

叩かれたら倍叩き返す猪木の様に

ブレ無いよう余裕と経済的自由を持つのも

大人の責任かなと思います。

持つ持たないの競争ではなく、

護るための経済活動。

まる。

いいなと思ったら応援しよう!