産後入院生活の話。
先日、無事に女の子を出産しました!
出産に至るまでの話はまたまとめようと思いますが
ひとまず「入院生活つらい、早く帰りたい」を忘れないうちに産後の入院生活について記録しようと思います
ご存じの方も多いかと思いますが
普通分娩の場合、多くの施設では出産当日を0日とカウントし産後4日目までの合計5日間入院となります
周りからは入院中は楽だよと聞いていましたし
なにかあれば医療者がいる環境は家にいるより安心だろうと思っていました
しかし
退院前夜となったいまの気持ちは
やっと明日帰れる、、、
という想像していたものとは真逆のものでした
自分なりに以下の3つが理由かな?と思います
①思ったよりぼろぼろの身体
どこかのんびり構えていたわたし
きっと大丈夫、と根拠のない自信で産後の自分の身体のことなんて全く心配していませんでした
しかし、いざ産んでみると
会陰を縫ったから痛いとかそういうピンポイントな痛みだけじゃなくとにかく全身が痛い
貧血で起き上がると立ちくらみめまい息切れで動けない
疲れ果てているにも関わらず興奮して長時間眠れない
出産から数日経ちちょっと回復したと思ったらおっぱいが張って痛みがあり横になるのも辛い
などなど
身体は想像の何倍もぼろぼろで思い通りになりませんでした
この身体で過ごすことが2つ目以降の要因の大前提として効いてきたのでした
②思ったより忙しい入院生活
「産後はできるだけ身体を休めないといけないからゆっくり過ごしてね」
必ず言われることだと思いますし、本当にそう思ってくれていると思います
さらにいまはコロナで面会は来ないしスタッフからの指導も短くなったりカットされたりしたためむしろ暇なのでは?と思っていました
しかし、出産当日と退院日を除き実質3日で産後必要なことを教えてもらい
おちびの世話をしながら自分の身体を労わるというのは
予想以上に忙しいと感じました
午前中はほぼ指導、シャワー、授乳で終了
午後も授乳しながら泣いたら都度おちびをあやしつつ、必要書類にサインしたり目を通したりしているとあっという間に夕飯です
個人差はあると思いますが
我が家のおちびは夕方からスイッチがはいるので
夕飯くらいからぎゃん泣きすることを考えて
なんでも前倒しにしていたことも日中時間がないと感じる要因なのかもしれません
あと何も考えず連絡したわたしがいけなかったのですが、関係各所への連絡が意外と大変でした
みんなお祝いしてくれて嬉しいのに画面を見るのが辛くて、、、笑
早めに連絡するのはここまでって割り切りが必要だったなと思います
なんだろう、産後って目も疲れやすいのかな?笑
③思ったより取りづらいスタッフとの距離
わたしは自身が看護師として病院では働いているため
入院生活を全くイメージできなかったわけではありませんし
スタッフ側の気持ちも少しはわかると思います
この時間は忙しいからやめておこう
これくらいでナースコールは悪いよな
これしとくと楽だよね
と遠慮したり、変な気を遣って我慢してしまうことが多かったなと思います
でもいくら看護師とはいえはじめての出産はわからないことだらけです
身体も辛く、おちびと自分のことについてさまざまな不安が次々出てきます
そんな中で変な意地を張って我慢したり
気を遣ってしまい思うように気が休まらなかったのは
完全に自分の失敗だったなと思います
自分はいま入院してる側だと自覚してもっと何も気にせず心配なことはがんがん聞いて
おちびと自分を優先すべきでした
以上のことを振り返ると
変な気を遣って、おちびとぼろぼろの身体をいたわることに集中できなかったことがしんどかったのかなと思います
完全に自分で自分の首を絞めてましたね笑
ただ、満身創痍の状態で慣れない場所に連泊するというのはそれだけでしんどいとも思います
実際に慣れた家に帰ってきたとき身体の力が抜けて
それだけで心身共に楽になりました
入院生活がつらいという人ばかりではないと思うのですが
もし周りに気を遣ってしまうことが多いなという方は
このときばかりは割り切って赤ちゃんと自分を最優先に過ごして欲しいなと思います