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2023中山大障害特別登録馬分析前編

今回中山大障害に討伐登録された13頭を半分に分けて障害成績、簡単なプロフィール、中山での好材料、不安材料、短評を紹介します。斤量は全馬63キロ。オッズは12/18 0時現在のnetkeibaのものを参考にしています。

エコロデュエル

想定9.5倍4番人気 牡4歳 草野太郎騎手

障害成績3,0,0,2。平地は1勝クラス止まり。中団から競馬を行い前が潰れる展開になると強さを発揮します。前走京都ジャンプステークスではバンケット障害でのバランスを崩したり、道中もストレスがかかりそうな位置関係の中で落ち着いた競馬ができ勝利を収めました。中山大障害は特にストレスがかかるコースなので、精神力では面白そうな一頭です。不安材料は中山大障害は前で決着することが多く、脚が遅い差しなので、バテバテな展開じゃないと好走は厳しそうです。京都ハイジャンプで狙ってみたい馬ですね。

ギガバッケン

想定78.7倍13番人気 せ8歳 上野翔騎手

障害成績2,1,1,6。平地は3勝クラス。馬券になった4走全て福島なので、中山は厳しそう。また好走できる距離も3000メートル未満なので、ひとまず完走目指す感じでしょうか。

ケンホファヴァルト

想定38.0倍9番人気 牡10歳 森一馬騎手

障害成績2,4,2,4。平地は3勝クラス。JG1 4回走ってるのは好材料。脚元不安もひとまず治まり、上位を狙えると思います。不安材料はピークは21年の京都ジャンプステークスだったと思います。最後にひと花咲かすことができるか?

ジューンベロシティ

想定6.2倍3番人気 牡5歳 西谷誠騎手

障害成績4,1,0,3。今年の中山グランドジャンプ6着から東京ジャンプステークス、阪神ジャンプステークスを連勝し重馬場だった前走東京ハイジャンプは4着で馬券争いはできていました。上がり勝負になれば面白い存在ですね。不安材料は西谷誠騎手が展開を変えるというか、余計な事をして不発は十分あり得ます。

ダイシンクローバー

想定15.7倍7番人気 せ7歳 高田潤騎手

障害成績4,4,4,10。今年の中山グランドジャンプ3着。京都ハイジャンプを勝利しました。時計の掛かる馬場の方が得意です。不安材料は京都ハイジャンプで勝馬で好走したのはニホンピロバロンのみ。本馬はニホンピロバロン級なのか?また、高田潤騎手も重賞勝利は2016年。馬としては5年ぶり、騎手としては7年ぶり勝利となるか楽しみです。

ニシノデイジー

想定4.1倍2番人気 牡7歳 五十嵐祐介騎手

障害成績2,1,2,2。前回の勝馬です。前走前々走は重馬場だった事を考えると良馬場の方が好走できる可能性は高いです。不安材料は前走前々走の敗因が本当に馬場なのか?今回ではっきりすると思います。

ネビーイーム

想定12.9倍6番人気 牡5歳 小牧加矢太騎手

障害成績2,2,4,3。前走阪神ジャンプステークス3着でした。入障から掲示板外がないのは好材料です。不安材料は小牧加矢太騎手の重賞成績は0,1,2,9とまだまだ一線級とは言い難いので、どこまでやれるか。また馬も3140メートルまでしか経験していません。そんな中で大幅な距離延長、初めての63キロ斤量と不安材料は多いです。

明日は後半6頭の紹介します。それでは

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