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2022ペガサスジャンプステークス出走馬分析

中山グランドジャンプに向けての最後の一戦。ペガサスジャンプステークスが始まります。勝馬のほとんどは中山グランドジャンプか京都ハイジャンプに向かっています。メイショウダッサイもここを勝って中山グランドジャンプ2着に好走しています。それでは特別登録された12頭の分析をしたいと思います。

アサクサゲンキ

昨年の小倉SJの勝馬ですね。昇級後の成績は3,3,0,6。イルミネーションJSでは2着に好走していますし、勝ったレースは2850~3390メートルでペガサスJSは3350メートルですので距離適性は問題なしです。馬券内に好走した6戦はバンケットのあるコース。中山はバンケットの王様。当馬にとって強みと言っていいでしょう。昇級して掲示板外は昇級戦だった19年の秋陽JSと前走の中山DSの2戦のみ。OP特別のこのレースなら間違いなく馬券争いに加わるでしょう。不安要素は確かにバンケットのあるコースで好走していますが、イルミネーションJSはOP特別。この馬は少が障害重賞勝馬。格下相手に負けている。とはいうものの掲示板には入ってくるでしょう。

キタノテイオウ

昇級後の成績は0,0,0,8。一般OPなら掲示板争いができそうでできない印象です。とはいうものの出走頭数は度外視して一桁着順だったレースは、小倉、福島、中山と不良馬場だった阪神と時計の掛かるレースならワンチャン掲示板争いはできるかもしれません。

クラウンディバイダ

当ブログで名前をよく間違える馬です。昇級後の成績は1,0,0,2。昇級戦だった東京HJでは障害重賞勝利経験のあるアサクサゲンキ、シンキングダンサー。OP特別を勝利しているハルキストンやヒロシゲセブンにも先着しています。伴騎手に乗り替わってから好走が目立ちますし、序列級と同じレースを走れる事はこの馬にとってはいい経験になっていると思います。今回はOP特別なので、間違いなく掲示板に入ってくると思います。不安材料は好走しているレースが3000メートル以下。東京HJや京都JSは掲示板や掲示板争いしていますが、乱暴な見方かもしれませんが、距離特性から外れていたから?という見方もできなくはないです。

ダイシンクローバー

昇級後の成績は1,0,1,1。一般OPですが、中山で3着に好走したのは好材料。未勝利時代から見ても叩き2走目の成績は1,2,0,1とかなり良く、掲示板外は全て叩き初戦。今回叩き2走目となりますので、好感は持てます。不安材料は一般OPでの成績は悪くないですが、OP特別での成績は1戦のみですが7着と聞くと軸にはしづらい。。。。とは言ってもイルミネーションJSで勝ったレオビヨンドは中山DSで3着。5着のブラゾンダムールは中山DSで2着。当馬から見て着差は1.7秒と0.5秒。ここをどう判断するかですね。

テトラルキア

昇級戦ですが、平地を挟んでここに来ました。東京と中山ダート2100メートルの上りタイムは36.3~6秒と非常に切れ味の良い脚を持っています。前が潰れる展開ならひょっとしたらはあるかもしれません。とは言っても中山GJの前哨戦と言っていい本レースでひょっとしたらは厳しいかもしれません。三木ホースならワンチャンって感じでしょうか。

ビレッジイーグル

昇級後の成績は0,0,1,3。馬券外の3戦は全て掲示板以内。その2戦が昨年のイルミネーションJS4着と中山DSの5着と好感が持てます。ブラゾンダムールにも一度先着しているのはいいですね。イルミネーションJS掲示板の次走の成績は0,1,1,2。馬券だったアサクサゲンキの8着と当馬の5着。如何にこのレースのレベルが高かったかが伺えます。不安材料はこの馬の好走は開催間もない時期。今回中山5戦目。ハロンタイムも0.1とタイムが落ちてきています。また、2周目の2コーナーから芝外回りコースになるので、更にハロンタイムが落ちます。スピードタイプの当馬がどこまで対応できるか。

ブラックワンダー

昇級後の成績は0,0,0,6。去勢して2戦して休養して前走2着に好走しました。去勢が落ち着き、脚質を変えて好走できたのは好材料です。一般OPなら狙ってみたいですが、障害重賞やOP特別好走馬が多く参戦しているこのレースだとどうでしょうか。

ブラゾンダムール

昇級後の成績は0,1,1,4。未勝利入れた中山の成績は1,1,1,1で全て掲示板以内。唯一の馬券外は昨年のイルミネーションJSの5着。しかし、前走の中山DSの2着。それを可能にしたのは、何を隠そう名騎手(迷騎手?)にクリティカルでしょう↓

良いも悪いも西谷誠騎手は馬券内か2桁着順か両極端な競馬が目立ちます。今回メンバー的に1着を狙ってくるので、ペース次第で勝つか飛ぶかのピンパーな感じになるのではないかと思います。

ポルタフォリオ

前走昇級戦で11着。正直、飛越が確認できないくらいの映らない馬は評価できません。ただ、初障害も11着で次走勝利。昇級戦11着。競馬にタラレバや絶対はありませんが、ひょっとしたらはあるかもしれません。

マイサンシャイン

昇級後の成績は1,0,2,2。馬券外はどちらも4着。中山も昨年の清秋JSの4着と好走しており、好走が期待できます。不安材料は、馬券になった3走は小倉、中京、新潟と小回り競馬場。中山も4着ですがどうでしょうか。中京3900メートルの方が得意そうに見えるのは私だけでしょうか。。。

マイネルヴァッサー

昇級後の成績は2,7,2,15。21年3月から22年2月までの成績だけで見ると2,5,1,2と馬券内のほとんどをこの1年で取っている急成長株と言っていい馬です。馬券になった11戦中10戦がバンケット有りのコースですので、今回バンケット有で馬券になった距離とほぼ同じですので、好材料が多いです。不安材料はこの馬は後ろからの競馬がデフォですので、前が止まらない展開だと不発に終わるところです。しかし、上り37秒台の脚が使えるのは非常に魅力です。

マサハヤドリーム

実はキタサンブラックと同じ世代で菊花賞走っていました。結果18着でしたけどね(涙)昇級後の成績は2,3,1,4。昨年の小倉SJまでは、負けても5着以内でしたが、昨年の京都JSと今年の小倉春麗はどちらも6着と馬券争いに近い掲示板争いと目に見えた力は衰えていませんが、戦闘力はやや低下傾向。できれば5着には入ってほしかったですが、仕方ないでしょう。今回も掲示板争いをしてくれると期待しています。不安材料は、10歳という高齢ですね。オジュウチョウサンという11歳でも普通に障害重賞馬券圏内や掲示板という化け物。。いやレジェンドがいますが、普通に言ったら10歳は高齢です。そこをどう評価するかですね。

以上が、12頭の分析です。明日はデータ分析を行います。それでは!

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