2024中山新春ジャンプステークス特別登録馬考察前編

明けましておめでとうございます。まず初めに令和6年能登半島地震において、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を心よりお祈りいたします。

中山3200メートルで行われる中山新春ジャンプステークス。勝った馬にはその後障害重賞を勝利したダイシンクローバー、スマートアペックス、中山大障害を勝利したニホンピロバロンがいます。出世レースと言っても過言でないない本レースに特別登録された13頭のうち前半7頭、後半6頭に分け障害成績、簡単なプロフィール、中山3200メートルの適正、短評をいたします。特に記載がない限り斤量は60キロです。想定オッズは1/3 7:45時点のnetkeibaを参考にしています。

ウラエウス

想定18.9倍6番人気 せ6歳 中村将之騎手

障害成績1,0,1,1。中山で初勝利。前に付ける競馬ができているのは好材料ですが、対戦相手がその後活躍できていないところを見るとそれほど強くない可能性が高いです。

エクスパートラン

想定121倍12番人気 牡9歳 高田潤騎手

障害成績1,0,0,4。平地力は高くダートで36秒後半の脚が使えているのは魅力的。その高い平地力を活かして初障害は一般OPと格上相手に7着に好走。次走から未勝利戦を戦いますが、4着、その次で初勝利を飾るなど有望視されましたが、爪にトラブルを抱えて11ヶ月半休養。その後10着、11着と低迷しています。

ザメイダン

想定51.3倍11番人気 牡8歳62キロ 上野翔騎手

障害成績3,2,1,15。一昨年中京3300メートルの阪神ジャンプステークス4着、昨年の三木ホースの2着馬で、番手で競馬をして逃げ馬をバテさせる競馬をします。実績だけなら当馬を外す事はできないと思います。不安材料は好走できる距離が3100メートルまでで、3200メートル以上の成績が0,0,0,7が気になるところ。大逃げの馬がいるとバテる馬が出てくるので、その分当馬に展開が向くかも。

ザレストノーウェア

想定19.5倍7番人気 牡6歳 蓑島靖典騎手

障害成績1,1,2,5。前走昇級戦の福島一般OPで4着に入り、2勝馬のギガバッケンに先着して存在感を出しました。また、重馬場の小倉未勝利で2着、3着で時計の掛かる馬場で本領を発揮するなど、中山適性は高そうです。不安要素は初勝利を挙げた福島未勝利で2着以下が未勝利脱出できていない事や昇級戦の福島一般OPでは3着から1.3秒差と明らかに馬券争いはできていないところを考えるとOP特別の本レースは不利になりそうです。

スワヤンブナート

想定6.8倍4番人気 せ5歳 小野寺祐太騎手

障害成績1,1,0,0。平地では逃げ粘る競馬を得意としていました。初障害では後ろ有利な展開で上がり2位で2着に好走。前走はもう少し前で競馬をして上がり最速で初勝利を挙げました。昇級初戦で3200メートルなので前走までの競馬ができるかわかりませんが、平地の実績だけなら当馬は上位なので、いきなりはあり得そうです。不安材料は前有利な展開の時に平地時代のように粘れる競馬ができるかは未知数です。

セブンデイズ

想定3.0倍1番人気 牡6歳61キロ 上野翔騎手

障害成績2,1,1,0。平地時代ダートの重以下の馬場で成績を残しましたが、芝でもいけるタイプ。入障後馬券外が0回というのが魅力的です。また、昇級戦では一昨年の中山大障害4着のマッスルビーチ、同じく東京JS勝利したケイティクレバーに先着し2勝目を挙げるなど、調子いい事も好材料に挙げられます。不安材料は先着した両馬ともに長期休養明け初戦で道中前を走ってた馬がバテて、たまたま勝った感はあります。今回のレースで強いのか弱いのかがはっきりすると思います。

テイエムタマツキ

想定27.4倍9番人気 牡6歳 黒岩悠騎手

障害成績1,0,3,5。未勝利戦の中山で3着に好走したのはイイと思いますが、どちらかといえば左回りが得意。左回りで狙いたいです。


以上が前半7頭の考察でした。明日は後半6頭の考察します。それではー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?