2021年東京ジャンプステークス回顧

昨日の宝塚記念で今年の春競馬が終わりました。しかし、障害界にとって東京ジャンプステークスが今年前半の締めくくりとなります。さて、回顧をしていきましょう。

本命はスマートアペックスでした。結果は1着

他のブロガーや予想家が使い詰めを不安視していましたが、ぼくはそうは思いませんでした。ただ当日の馬体重が前走比マイナス6キロを見てやや不安ではありました。それは、マイナス6キロを1つの評価を下げる基準にしていたからですが、キビキビしたパドックだったので、評価を変えませんでした。使い詰めの方は元々平地時代からほぼ3〜5週間隔で出走していましたので、かえってよかったのかもしれません。ぼくにとって怖いのが休明けですね。レースですが、やや展開に助けられたところがあります。2、3着馬より前にいた事と本気だったのは残り2ハロン位でしょうか。ただ一つ評価したいのは障害飛越が低い事です。低いとそれだけ障害を恐れずロスのない飛越ができている事です。まだ本当に強いと言うにはもう少し時間がかかりそうです。次走が読めなくなりましたが、残りの夏の障害重賞に出すのでしょうか。東京HJまで休ませるのでしょうか。とにかく初重賞制覇できて良かったです。正直京都より東京で重賞が取れた事に意味があります。何故ならここから出世した馬が多いからです。中村将之騎手も2014年以来の重賞勝ちおめでとうございます。

2着☆?ホッコーメヴィウス

☆?という曖昧な印を付けてしまい申し訳ないです。黒岩悠騎手と迷騎手対戦成績が小倉以外では強いという謎理論が見事的中しました。それはそれで嬉しかったのですが、まさかの2着かーって感じです。まあ、馬も未勝利時代中京、新潟で基準タイムで走れていますし、可能性はありました。今回東京も基準タイムかつ上がり1位タイの37.4秒で走りました。次走は新潟JSでしょうかね。それにしても黒岩騎手も強くなりました。初重賞勝ちを意識したでしょうかね。京都HJで後輩に先を越されてしまいましたからね。

3着☆メイショウウチデ

5着以内率100%の①だった事と上がりタイムが初障害以外全て1位という事で☆を付けましたが上挑戦だったとは言え敢闘賞ものです。今回も上がり1位タイの37.4秒でOP特別勝ちも重賞勝ちを経験した馬より先着していますから△を付けても良かったですね。これが本当の意味で小坂忠士の策がきまりました。次走は評価をあげたいです。

4着△ヒロシゲセブン

迷騎手の早仕かけが他馬を巻き込みました。2コーナーから仕掛けたと言っても過言ではないくらいの超ロングスパートを掛けました。そんなスタミナおばけではないので最後バテました。だったら、最初にもっと逃げればよかったのにと思いました。

5着☆コウユーヌレエフ

残り800メートルまで自分の競馬をしていましたが、ヒロシゲセブンのスパートに惑わされたか仕掛けが早かったようにも見えます。調子は戻っていると思いますので、次走ですね。

6着▲ビッグスモーキー

モロに迷騎手の仕掛けに惑わされた馬ですね。個人的にはもう少し先行してもよかったと思います。次走に期待します。

7着マイティウェイ

平地でお世話になている某予想家が評価を上げていましたので、こちらは無印だったので、震えながら観戦していました(涙)でも、スマートアペックスと同じ上りタイムを使えていました。黄色帽子の2頭が邪魔しなかったら、もっとタイム良かったと思います。一般OPなら評価を上げたいと思います。

8着スマートボムシェル

実は上り2位タイムでした。新潟JSに出たら狙います。

9着△フォイヤーヴェルク

4コーナーでメイショウウチデに外にはじき出され、直線でグローブシアターに邪魔され散々でした。完全に一線級から本当の意味で別の生き物なってしましました。新潟以外では買いません。

10着○マイネルプロンプト

スタートはよく、道中もロスのない競馬をしていました。恐らくですが、迷騎手の仕掛けの影響でしょうか、全体的に仕掛けが早くなりエンジンの掛かりの遅さなのか、敢えて仕掛ける遅らせたのかわかりませんが、流れが違いました。

11着△マイブルーヘブン

下位で唯一37秒台の上りを使えました。やはり、重賞勝ち馬ですね。次走に期待します。

12着グローブシアター

大外枠だったが災いました。次走に期待ですね。

13着トゥルボー
14着キャプテンペリー

重賞級の力はありませんでした。

1着スマートアペックスから11着のマイブルーヘブンまで1秒以内という混戦でした。スマートアペックスはとても好きな馬です。そんな馬が重賞勝つのは本当に嬉しかったです。


それでは

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