小倉サマージャンプデータ分析

はじめに

夏の障害3重賞の第三弾にして、最も飛越する障害が少ない重賞、小倉サマージャンプジャンプです。かつてここで勝った馬たちはアップトゥデイトをはじめJG1経験済みのビッグネームがここから再始動したり、勝ち上がってここまでやってきた強者とぶつかるちょっとした盛り上がりのあるレースでもあります。では、重賞級の馬たちが強いのか、一般オープンを勝ち上がってきた上り馬が強いのか。はたまた格上挑戦となる未勝利勢の活躍はあるのか。まず客観的視点から分析して行きましょう。

人気別成績2010〜2019

1番人気 3,3,2,2
2番人気 2,1,1,6
3番人気 1,2,2,5
4番人気 0,0,1,9
5番人気 0,1,2,7
6番人気 2,2,1,5
7番人気 0,1,2,7
8番人気 0,0,0,10
9番人気 0,0,0,9
10番人気 1,0,1,7
11番人気 0,0,0,9
12番人気 0,0,0,7
13番人気 0,0,0,6
14番人気 0,0,0,6

勝率は人気順ですが、1番人気はここ10年で複勝率80%と好成績です。2番人気が複勝率40%、3番人気が複勝率50%と2か3番人気が来たり来なかったりがあります。面白いのが6番人気。この10年で2勝し2着2回と意外に好成績を上げています。下位人気は10番人気以外は全滅です。ここ4年は1番人気が絡む配当なので、高配当の期待は低いです。

馬番別成績

① 1,1,0,8
② 2,0,0,8
③ 1,2,0,7
④ 2,3,0,5
⑤ 1,2,1,6
⑥ 0,0,2,8
⑦ 1,1,2,6
⑧ 0,0,1,9
⑨ 1,1,0,7
⑩ 1,0,1,7
⑪ 0,0,2,7
⑫ 0,0,1,5
⑬ 0,0,0,5
⑭ 0,0,0,5

まず、⑬、⑭は全滅。⑫も3着が1頭居ますが、除外してもいいかもしれません。目立つのは③〜⑦と言ったところでしょうか。フルゲートなら赤、青、黄、緑辺りが狙い目です。

前走別成績

中山GJ 2,3,1,2
中山DS 1,0,0,0
阪神SJ 0,0,0,2
京都HJ 1,1,1,6
東京JS 0,2,2,13
京都JS 0,0,0,1
牛若丸JS1,0,0,0
東京春麗0,0,0,1
三木ホー0,0,0,1
イルミネ0,0,0,1
中山OP 1,0,0,2
東京OP 1,0,0,1
京都OP 0,0,0,7
阪神OP 2,2,1,13
福島OP 0,0,0,5(福島JSもここに含めています)
新潟OP 0,0,0,2
中京OP 1,0,3,14
東京未勝利0,0,1,0
京都未勝利1,0,0,5
阪神未勝利0,0,0,4
福島未勝利0,0,0,2
新潟未勝利0,0,0,2
中京未勝利1,0,0,8
2勝(1000万)0,0,0,1
1勝(500万) 0,0,1,1
いろんなレースを観て来ましたが、普通は偏りのある前走別成績ですが、この競走はいろんなところからここに来る馬が多いです。それだけ、休養明けが多いという事です。G1組は馬券圏内が多数ここで馬券になっています。G2組は京都HJは馬券圏内にきます。前走東京JS組はここ数年は成績が悪いです。OP特別組は秋から春にかけて行われる分活躍する馬は少ないようです。一般OPは中央4場で京都を除き全て複勝圏内。ローカルは中京がいいようです。未勝利は京都と中京で勝馬が出るなど、侮れない感じです。

まとめ

人気別は1〜3番人気のどれかが馬券に絡む可能性が高い事。5〜7番人気も絡む可能性が高いです。馬番は③〜⑦が可能性が高い。前走別ではG1組は好成績。それ以外の重賞は京都HJのみ好成績。東京JSは近年複勝率が低い事。一般OP中央4場は複勝率が高い事、ローカルは中京がよく、未勝利も京都と中京で勝馬が出ているという事です。それでは!

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