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【謎の腹痛そして父の腹水が消えた話】


「明日病院に行こうと思う」
81歳父が突然そう言ったのは
2023年5月末日の夜
驚いた
なぜって父は
何よりも病院も薬も嫌い
私は足もみを主軸としたサロンを営んでいるが
足もみでさえ父には医療行為まがいのことで
足を揉むことは頑なに拒否されていた
2022年4月に山で滑落し胸椎骨折をしたが
それさえも一週間ほど
「尻餅をついただけ」と言い張り
骨折が判明して医師から入院を勧められても首を縦に振らない
その父が自ら病院に行くというとは
よほどのことなんだろうと思った
落ち着いて話を聞くと
この二週間ほど右肋骨したが痛いと
そして下腹部も痛みが続いていると
私は右肋骨下はもしかして何かの拍子にヒビが入ったのでは?
と話したら
「その可能性もあると思い、もう整形外科にはいってきたが骨に異常はなかった」と
私に告げずに一人で病院に行くなんて
やはりよほど痛いのだろうと
今まで病気らしい病気をした時がない父の不安の大きさを感じた

【エコーも胃カメラも大腸カメラも異常なし】
↑ざっと書けばこれだけのことなんだけど
市内のクリニックでも
全てが予約でなければできないと言われて
この結果を得るまでにすでに三週間が経過していた
異常なし
けれど痛みは続いている
その状態が不思議で
私が医師にしつこく質問してやっと引き出したのが
「少し腹水があるかも」とのこと
腹水の位置を確認したら
「腹水は移動するからどこのあるとか言えないし、腹水は消えない」
と一刀両断された
何かわからないまま
市内の総合病院に紹介されることとなった
この三週間毎日、足をもみ続けた
足の反応では
肝臓でも
胃でもなく
小腸の反応が強かった
回盲弁付近だ
ここに何かがあるのかなーと丁寧に揉んだ
実際に足もみをすると
痛くても眠りにつくことはできるから
身体が少し楽とのこと

【総合病院受診も異常なし】
↑この結果を得るまでも一週間
血液検査、X線検査、CT
この時点で一ヶ月が経過しようとしていた。
異常なしという医師に
前回の開業医の態度が脳裏をよぎり
怒られることを覚悟で
何か引っかかるとこありませんかと聞いた
そしたら思いがけず画像を指差し
「しいて言えば、小腸が浮腫んでるかも」と
んんんっ
「浮腫んでる」
この言葉を聞いて初めて
今こそ『びわ温灸』!!
と思った
けど何でこの一ヶ月もの間
私は『びわ温灸』に気づかなかったんだろう(汗)

【痛みの消失そして腹水も消えた】
帰宅してすぐに父を布団に横たわらせ
びわ温灸を痛むという右肋骨下とお臍の下にあてた
病院では異常なし薬も処方されなかったので
打つ手がないと観念したのか
素直にあてさせてくれた
そして15分しないうちに
くーくーと寝息をたてはじめた
眠ってしまったが
温灸はそのまま60 分続けた
終わっても寝ているので
そのまま父の部屋を出た
結局父は朝まで眠り
私が翌朝起きていくと
「久しぶりに朝までぐっすり眠った」
と満面の笑み
痛みの状態をきくと
「痛くない」という
その日から一週間
帰宅してから毎日びわ温灸をあて続けた
その一週間は一日の中で時々痛むことがあったが
かけると楽になった
一週間が過ぎた時にふと気づいたのが
足もみと違うし腹部だし
父自身で温灸かけることできること
やり方を教えて本人にやってもらうようにした
二週間を過ぎた頃にはすっかり痛みが消失して
温灸もかけなくなってしまった。
三週間後の通院時には
指摘されていた小腸のむくみも腹水も消えた

【その後】
それ以降体調を崩すことなく年の瀬を迎えた
数年ぶりに長崎県の友人から立派な立派な大量のびわの葉が届いた
父はその葉を一枚一枚丁寧に洗い
びわの葉エキスを仕込み、三河みりんでびわ酒も仕込んだ
完成する半年後を楽しみにしている

※自然療法ケアサロンゆぱゆぱ
リラクゼーションサロンに属します
オーナー日景結香は治療師ではありませんので誤解なき様宜しくお願いします


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