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Photo by
nikumori
受け継ぎそして渡すもの
足もみの師匠である
吉田先生は
とにかく賑やかな場所が好きな人だった
きっと寂しがりやなんだろうと思う
音大出身の元ホルン奏者
出版社勤務時代には
出版イベントもこなしていたので
講座・イベントはお手のもの
その先生がとても楽しみにしていたのが
2020年8月開催の
【足もみブートキャンプin岩木山】
青森県弘前市の岩木山の麓で全国の足もみ認定講師、セラピストが集まりとことん足もみをしまくり学ぶという計画だった
2020年2月には会場も宿も押さえ
打ち合わせを重ねていたがコロナ禍となりやむなく中止となった
先生は本当にそれが心残りのようだった
今振り返ると先生は
イベントや講座を通して
セラピストに実践する機会と場を与えてくれていたことに気づく
私はセラピストの資格を東京の当時の本部である蒲田で取得したが
講座一日目を終了したあと鶴見の足もみ健康講座に連れていかれて
いきなり桐G棒を使った講座を即興でするように命じられた
あの時は「なんて無茶な人なんだ」と思ったが
あれがあったからこそ、その後講座をすることにハードルを感じることがなかったんだなとわかる
そんな先生のスピリットを
自分なりの方法で引継ぎ
若いセラピストに渡すことが出来たらと思う
先生が逝った月に花が咲きますように