【電力資材アクセ】金融と電力供給事業
私自身は金融会社の人間として電力システム改革に参画したいと願っていますが、そのような電力供給事業への新しい参加者は、安定供給や供給責任を理解して、一緒にあたらしい電力供給の仕組みや事業をつくる気持ちで取り組む必要があると考えます。
公共的な事業のあり方自体が変革を迫られて誰もが新たな仕組みや事業の創出を目指している中、作られた事業に出資してリターンを待つだけでは金融会社は成り立ちません。業界のスピリットと事業の本質を理解した上で、当事者が見落としていたり触れづらかったりする新しい事業のリスクに気付きそれを補完する仕組みを考えていくことが業界外の人間が取り組むべきことでないかと考えます。
気持ちだけではなく、業界の知識や感覚を自ら得て、リスクの洗い出しに繋がるような事項を話してもらえる人間になりたいと願いました。しかし、技術者ではなくまた金融のプロとしても経験の浅い自分は、情報の取捨選択ができず、事業の生き死にに関わるような事項の解決ができません。電力業界において、いつまでも本当の意味で主体者にはなれないことを切なく感じています。
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電気を届けるしごとに思いをはせる「白金プラチナ電設」もご贔屓に。