DAY7’ 「進撃の巨人」以上に理不尽な世の中はあるか
担当:こむぎ
私は進撃の巨人という漫画が大好きです。
進撃の巨人で好きなシーンが二つあります。
オレがこの世に生まれたからだ
https://alu.jp/series/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/crop/Wtq6wFQKe6JxV8fhQOq0
私は全てを知っているので、わかりやすく流れを説明することはできないかもしれないですが一応簡潔に。
このエレンのアンサーは、もともとはアルミンからの問いかけに対するものでした。
「壁から一歩外に出ればそこは地獄の世界なのに
どうしてエレンは
外の世界に行きたいと思ったの?」
このシーンはちな4巻第14話「原始的要求」らしいです。
もう話のタイトルですでに素敵なのですが。
このシーンを初めて見たのは、私が中学生の時でした。
私は思いました。
え。解答になってなくない?
本当に何にもわかっていませんでした。この頃の私は。進撃というものを。
答えになってない。それが全てなんです。
欲求に理由なんてないんです。
”私”が存在するから。この(残酷で理不尽な)世の中に。
それでしかないんです。
もうひとつ好きなシーンがあります。
これはお前が始めた物語だろ
https://alu.jp/series/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/crop/Yk1BhdXaiAq8ZNiBDqST
これは22巻88話「進撃の巨人」のシーンです。
これは、漫画の表題である「進撃の巨人」がそのまま話のタイトルとなり、88話にして進撃の巨人の意味がようやく明らかになった印象的な話ですが。
エレンのパパンもなかなかシビアな人生を歩んできたわけですが。
そもそもエレンが巨人化するときの巨人は”進撃の巨人”であり、その”進撃”はエレンがパパン(グリシャ)から継承したものでした。
そしてグリシャは、クルーガーという人物から”進撃”を継承しました。
画像はその継承の時の場面なのですが、グリシャは、自身が巨人の継承を繰り返すことで、残酷な世界でまたつらい人生を送らなければならなくなる、ということを受け入れがたい様子でした。
グリシャはもう人生から解放されたかったのですね。
ただ、そんなグリシャにクルーガーはいいます。
これはお前が始めた物語だろ
少しの理不尽さを感じました私は。
事の発端はグリシャの行動だったかもしれませんが、「お前が始めた物語」と言われるには、あまりにも理不尽ではないでしょうか。
「お前が始めた物語」。私は衝撃を受けました。
自分が責任を負わなきゃいけないんだ。
この残酷な世界で
理不尽な世界で。
進撃の巨人という物語の中で、主人公は理不尽な世界を受け入れなくてはならない。それは彼らの宿命でした。
残酷です。
逃げられないんだから。
進撃は大大好きで、好きなシーンはたくさんあるのですが
(ウォールマリア奪還編のリヴァイvs猿(20巻)とか、巨大樹の森でのリヴァイvs猿(28巻)とか。)
リヴァイと猿好きなだけ奴だった笑笑
まいいとして
台詞としてすっごく印象に残ったものを思い返したとき、上記の二つが出てきましたね。本当に衝撃を受けたんだと思います。
私は31巻までしか読めてないので、画像検索してネタバレ踏む前にもう考えるのやめます。
葉月は二個目のシーンくらいまでは知ってるだろうたしか。ということでアップしました。
満足したのでここまで。
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