コペルニクス的転回2.0
脳の構造は人ぞれぞれ個性がある。
ゆえに人はそれぞれに固有の幸福感を持っているはず。
少なくとも科学はそういっている。
能動的な行動をすること
新しいことを見つけること
生み出すこと
単純作業をすること
受け身でサービスを受けること
何かを破壊すること
人を殺すこと
何が幸せかは私たちの中にある。
強制されなければ単純作業は楽しいと感じる人は一定数いるし
人を殺すことに幸福を見いだす人もいる
一方で、
近代資本主義は価値観が統一されるような仕組みで動いている
クリエイティブになって、だれも見たことのない生産物を作り、たくさん利益を上げて、お金を貯めて、より受け身のサービスを味わうことが幸せだ、
と、なってしまう事が多い
ある特定の価値を増やすことで選択肢が増える、
つまり、お金を増やすことで好きなことができる。
そして、お金を増やしたりたくさん持っていることに幸福を感じる人がいる。
色々なところで不自然だ。
本来、人それぞれ何に価値があるとみるかは多様だ
そして価値は交換はされるが、増えたり減ったりしない
ある種類の価値は増えたり減ったりするが、全種類の価値の総量は変わらない。
だから、いろんな価値に分散されていてもいい。
人の脳の構造からするとそのほうがいい。
われわれはより多くのお金を蓄えようとするが、使わないのなら意味はない
まわりの動物を見ても必要以上に蓄えるやつはいないという点で不自然だ
人それぞれに生産したいものや、やりたいもの、幸せなことがあって、それぞれが自分にとってのそれをやっていればどうだろうか
僕たちの時代はそれで社会が成り立つんだ
とっくに地球上の人類が困らないくらいの生産力は達成しているし、生産物が循環しやすくなってきている
それでも、何かしらの財が足りなければ自分で生み出せばいい。雇用者が強制される社会よりはましだし、そういう人が信用という価値を手に入れられる時代だ
ただ、人の認知が進んでないし、国民国家もそれを阻んでいる
いづれそれらは破壊されて社会がよりよくなるだろうが、今の我々がしなきゃいけないことがある
まず死なないこと
次に自分にとっての幸せを考えること
そして、ありのままの自分を認めてそのままで時間をすごすこと
できれば、社会に意見を示したり、周りに広めること。
地動説が天動説に覆ったように。
コペルニクス的転回は一人の提唱者から始まり
しかも実現可能なんだ。
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