禅問答
嫌なことから逃げるのは悪いことなのか?
嫌なことは実際に体験してみないとわからないので一回はやってみないと人生損するかもしれないというのは一理ある
しかし、人はやる前から「私はこれをやったら嫌だと感じるだろう」という判断をかなり正確に下せる
嫌なことから逃げ続けたときに最悪の果てにあるのは死
嫌なことを逃げることが嫌なことを増やすということがある
そこで嫌なことが増えたとしてもそれらからも積極的に逃げて、死ぬまでやり続けるという人生があってもいい。それは悪くはない。
しかし、嫌なことの先にそれ以上の嬉しいことがあることもあるだろう
それを腑に落ちて理解しているならば嫌なことも頑張れる
そのパターンはかなり多い
先にある嬉しいことを頭の中で具現化するのが大事なんだろう
嫌なことがあって悩んでいるときは、なぜそれをしているのかを明確にする必要がある
そのうえで、それをやらないようにするという決断を合理的に下したとき、それは「逃げる」というマイナスな表現で語られるものではない。
むしろ、嫌なことをしないという合理的な決断より、思考停止して嫌なことを我慢して続ける方が逃げていると言える。
つまり、なぜ嫌なことをしているのか、それ以外の方法はないのか、を明確にすることが大切なんだ
そのうえで下した判断にしたがう
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