身近なパラダイス 仁川渓谷へ行く
2回目の仁川に師匠らと行く。今回もめちゃくちゃ楽しかった。
仁川とは兵庫県西宮市阪急沿線宝塚線にある駅名でよく知られている。仁川学園や阪神競馬場でも有名だ。そこに仁川という川が流れているのだがそのずっと上流にとんでもないパラダイスが潜んでいる。
本当のごく一部の地元民しか知られていないと思う。地元の高校生や大学生はみんな軽装でジャンジャンと飛び込み泳ぎ遊ぶ。
僕らオッサンは沢登りというスタイルでえらく大層な装備で挑む。ヘルメットとロープとハンマーを腰に従え、泳ぎに自信のない者はライフジャケットまで装備するっていう感じ。
午前10時阪急仁川駅に総勢5名集合。今日が人生初の沢登り体験29歳から世界中の沢登りを突破してきた75歳の師匠まで年齢層は幅広い。
茹だるような暑さでヘロヘロになりながら、30分かけて上流のスタート地点へ到着する。早く水に浸かりたい!
さあ、準備を済ませて遡行開始だ。
今回の僕のスキル的なテーマーはただ一つ。
”自分の身体を確保して登ってくる相手も確保する方法を2種類でやる”
沢登りっていう遊びの大原則
滝やちょっとした堰堤とかを登っていくのであるが、まず登り切ったら自分の身体を木とか岩にロープをつかって落ちないように確保すること。
自分を確保したら次に下から登ってくるメンバーへ落ちないようにロープで確保してあげること。
前回はこの大原則を知っているけれど実際の現場ではまったくできずに大恥をかいたのだ。”知っているとできるは大違い”ってやつの典型例。
本日の結果は50点。前回はゼロ点だったからよし!としよう。
今日の水量は前回と比べても2倍はあった感じでなかなかに迫力があった。
足がつかないぐらい深い場所はたくさんあり、あせらずに上手に泳ぐスキルも必要な場所で、色々な魅力がたくさんつまった渓谷なのだ。
沢登りが人生初体験だった最年少のMさん。
「先ほど帰りました!お疲れ様でした!めちゃめちゃ楽しかったです、フォローありがとうございました!」原文のまま。
いいなあ!!僕の初沢体験も今年3月だったのだ。そのときの感想とまったくおなじだ。
こんなすごい場所が六甲山系にはまだまだたくさんある。師匠の話によると140もの沢が六甲には存在するという。全踏破できる日はいつだろう。
夢はまだまだ続くのだ。