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眞子さん・小室圭さんの結婚会見について思うこと

表題の通りです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98de1b14bbb0c76a6956b82f3cb577c5252ef267

会見の内容についてとやかく言うつもりはありませんし、僕は二人の親族でもないので、結婚するべきかどうか言及することも意味がないと思っています。確かに小室さんは悪手が多く、頼りなく、あまり誠意があるようには感じられませんでしたが、不祥事を起こしたというわけでもないので、吊るし上げるように報道するのはやりすぎとは思っています。

それはさておき、僕がちょっと言いたいのは「マスコミの報道姿勢」というか「結婚会見の方法」についてです。会見に先立って、宮内記者会と日本雑誌協会、日本外国特派員協会が全5問の質問を出していたようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26a70d8dc4274120f36f38834910cfd6b302a82f

そのうち、4つ目の質問は日本雑誌協会が出した質問で、主に小室さん一家の金銭問題や、皇室の私的利用についての是非を問うものでした。

この質問ですが、まず結婚という晴れ舞台にある二人に向けるにはあまりに失礼な質問です。が、さらにその意義自体が怪しい質問だと僕は言いたいのです。

会見は裁判ではありません。証拠を提出する様式もなく、ただしゃべるだけです。実質的に、会見はただのパフォーマンスです。小室さんがもし、次のように回答していたら、何か変わったでしょうか?

1.金銭問題はあり、小室さん自身が償うつもりだ
2.金銭問題はあるが、小室さん自身は償うつもりはない
3.金銭問題はない

1で答えたら、やっぱり問題アリじゃないかと叩きますよね?
2も、母親の問題だとして切り捨てることは法律上可能ですが、許すつもり無いですよね?
3で答えても、証拠がない、怪しいといって叩きますよね?

結局、どれを選んでも二人まとめて批判されるのではないでしょうか。まるで裁判のごとく人を審判する割には、あまりに根拠薄弱で仕組みとしてもいい加減。何度も言いますが、会見は裁判ではありません。小室さんがどうとか以前に、人を吊るし上げて批判できるほど立派な制度ではないと、僕は判断しています。

もしも小室家に刑事事件になるほどの問題が有るのなら、その決定的証拠を持って刑事告発するのが筋でしょう。それができないほど根拠薄弱なら、会見では一般的な質問に留めるべきです。

小室さんを好きになれないのは仕方ないことですが、その好き嫌いをもって、十分な根拠なく、新たな門出にある二人を吊るし上げようとしたマスコミ会見は控えめに言って下衆だと指摘しておきます。

結果論ですが、このような悪意ある会見において、その場で質問に答えず、文書で回答したのはなかなかの妙手だったと思います。

なお、本当に悪いことをした人が文書だけで回答するのは誠意を疑われるので、全ての会見で文書回答をすべきとは思いません。ということは付記しておきます。

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